省エネ・遮熱・防犯等ウィンドウフィルム施工日記 窓ガラスで困っている方のために

ガラスフィルムに関わる出来事や専門的な情報をアップします。

質問にお答えします。

2006年08月18日 | 防犯フィルム
8月1日にコメントが寄せられたので、その回答をします。

まず、ホームセンターにおいてる防犯フィルムですが、まったく意味がないということはありません。見分け方として一番わかりやすいのは、CPマーク(写真)がついているかどうかです。
CPマークとは国がフィルムに限らず、シャッターや鍵、板ガラスなどにおいて、防犯性能が高いと認めたものに対して出しているマークです。

ただ、良くクレセント部分にのみ施工する用のA4サイズくらいのものが売っていますが、あれは意味がありません。警察庁のHPでもそれはうたわれています。→http://www.police-ch.jp/special/index.html
あくまでガラス全面に施工する事が大事です。


また、自分で施工したからといって法律に触れる事はありません。
小さな窓でしたら自分で貼ることも可能だと思います。
ただ、防犯というとても重要な事柄に関わるため、国家資格を持ったフィルム技能士に施工を頼むという事は適切だと思います。

以前に、あるメーカーでフィルムを貼ったガラスの防犯試験をしたところ、ガラスを割ったらフィルムが剥れてしまったことがありました。
その時は結局フィルムがどうというわけではなく、養生期間があまりに少なく(あくまで水が抜けきった時に初めてフィルムの性能が100%発揮されます。)、又施工者も手馴れていなかったということでした。

そういったことも受けて、国ではフィルム技能士による施工を奨めているのだと思います。以上で答えになりましたでしょうか。


一言:施工がちゃんとできて初めて製品なんだと、私の上司も良く申しています。 ガンダムで例えると、どんなにいいモビルスーツでもシャーが操縦して初めてアムロの脅威となりうるのだと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿