省エネ・遮熱・防犯等ウィンドウフィルム施工日記 窓ガラスで困っている方のために

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フィルムの虹彩化現象

2007年07月23日 | 時事
1~2年前くらいから透明飛散防止フィルムを貼った後に、薄く虹色に反射する現象をたまに指摘されてきました。

特に内装のパーテーションのガラスに貼った時に言われる事が多く、原因はフィルムの表面のハードコート層にあります。

ハードコートとはその名の通り、表面を傷つきにくくさせるコーティングのことで、概ね表面硬度は鉛筆芯の2Hに相当します。

そのハードコート層のムラが大きいほど、この虹彩化現象も際立つようです。ただ、フィルムを作るうえでハードコートするのが最も難しい技術の一つだとは言われています。

話は戻りますが、そういった虹色をなくしてほしいという要望があり、各メーカーさんが虹彩化現象低減フィルムというものを出してきました。

いずれ内装のフィルムはこちらに変更していくのかもしれません。
サンプルで見ると従来のものより透明性が落ちてますが、貼ってしまうと気にならなくなります。

まだまだこれから先色んなフィルムが出てくると思います。

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