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テンプレートの話題はご法度

20200204

2020-02-04 21:45:39 | Weblog
英語を扱う能力が求められることは20年近く前から言われていることで、
少なくとも現時点で多少なりとも話せないようではこれまで何していたのかと言われても仕方がない。

TOEICのための学習は確かにあるが、一般的に見えてある種限定的な内容でしかなく、
実際に話す場面ではそれによらないことが多い。
そもそもTOEIC用英単語などというジャンルがある時点でその旨お察し。

そういうわけで単語の力をゲーム感覚で身に着けること数年、
英会話学校に通い続けることもう10年。
どう考えても学生時点よりも能力が身に付いた実感がある。

今年度はインターナショナルな大学に行き、1週間のプチMBAコースの研修を受けた。
受講者は皆日本人だが、皆何かしら公私で英語を使う人たち。調達・営業・業務の事務系が主。
わたくし、技術系の研究者。海外出張経験なし。

講義は全部英語、英語しか話せない多国籍の学生との討論、当たり前のように毎講義グループ討議発表。
死ぬほど不安な受講前の2ヶ月。宿題の多さがその不安さに拍車をかける。

が、行ってみると楽しい。まず会話が通じる。
英会話学校で通じるのだからそれはそうなのだろうけど、
どこかで先生が何かしらの忖度をしてくれているという可能性も捨てきれていなかった。だがそれは捨ててよかったものだった。

英語で議論ができる。必要な語彙も十分ある。これだけで大きい満足感を得た。

経験の数がモノを言い、自分はプレゼンが得意。
初日のスピーチで十分な印象が与えられ、最終日の発表では大トリのプレゼンター。
やることもきっちりやってきた。

最終的にいろんな国から来ている学生達と仲良くなった。最後のバスに乗る直前までいっぱい話した。
意思疎通だけではない、もう一段階上のコミュニケーションができたことも自信になった。

という今年度の経験を踏まえたものの、
だからといって今後今以上に語学力を必要とする業務が増える予定はない。
本当にもったいない人材やて。

昔から言う、これから英語が必要な時代がくる。というのは一般論の話であって、
個人に言及していけば不要な人もたくさんいるし、現に使わなくてもよい人も自分を含めて大勢いる。
使わない人は無駄に身に付ける必要はないのだ。

が、自分が今後本当に使わない人なのかどうかは懐疑的でありたいし、決めつけるには年齢的にまだ早い。
使うかどうかは未来次第。使う未来に備えてこれからも研鑽する。
贅沢を言えばこういう刺激のある機会が定期的にあるとよい。こういうスタンスでいようと思う。

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