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つれづれなるままに・・・・

NO LIMIT/栗城史多

2018-06-12 | 読書

先月 エベレスト登山中に亡くなられた栗城さんの本

たまたま 図書館で目に留まる場所に置いてありました

これは2010年の著書で三刷です  初版と表現が若干違うらしいです^_^;

娘はこの人の講演を聞いたそうですが ほぼ寝てたらしく 

でも 無謀な登山する人だと教えてくれました

ネット中継することで リアルな世界を臨場感たっぷりに伝えて

多くの人が興味を持ち共感してた人も多かったと思います

もし 私が海に潜ったり山に登っていなかったら 共感することも多かったかもしれませんが

う〜ん・・・私はちょっと??が多いです

勿論 いろいろな考え方があるので どれが正解かはわかりませんが・・・

ただ今回の事故は起きてしまうこと想定した人も多いと思います

今回 この本を読んで 多くの疑問を持ちました  今更感満載ですが^_^;

批判されること承知で書かせて貰います^_^;

一番の疑問は 単独登山    単独で登ることが悪いのではなく

そもそも単独登山の定義って??    スタッフ いっぱい登ってるし    う〜ん・・・

単独無酸素がウリで スポンサーとか募ってたとしたら・・・

次に 「否定受け入れよう」と書いてるのに

ネットで他者からの忠告・意見を削除していたことも有名で・・う〜ん

今回の登山は9本の指の大部分をなくしていてピッケルとか握れない状況でエベレストは無謀では??

その無理・無謀という言葉で片付けることがよくないとも書いてありましたが
 
指が凍傷になった原因もスマホをいじるために指出しの手袋をしていたというから
 
雪山  それもかなり過酷な環境下でそれは 無謀なのでは??
 
まぁ真偽はわかりませんが・・・
 
私は海も山も経験しましたが  海も山も判断を誤ったり体調管理やスキルも含めて
 
準備不足は 大きな事故につながるし 最悪 死を覚悟することもあるでしょう
 
だから 何も経験せずにこの本を読んだら もっと共感できたのかもしれません
 
無事に帰ってこそ意味があるし その準備を怠らないのではないかと思います
 
ただ  自己啓発本としては いい言葉もありました
 
一歩を踏み出す勇気は、「今、やりたい」という自分の気持ちを信じることから生まれる
苦しみは自分が作ったものにすぎない  それを喜びに変えられるかどうかは、すべて自分の心次第
不可能は自分が作った錯覚にすぎない
成功の反対は失敗ではなく、何もしないことである
つらいこと、困難なことを楽しむこと それさえできれば誰もが人生の成功者になれる
まずはほんの少しの行動だ。ちょっと動いてみるだけで、未来も自分自身も変わる。怖がることは何もない
 
など  なるほどと思う事もありました
 
なんとなく  多くの人といろいろな事を共有したい  そんな方だったのかな??
 
みんなと一緒に夢を共有して それによって自分もみんなも励まされて・・・的な感じがしました
 
だいぶ批判的になりましたが  ご冥福をお祈りします