昨夜と9月の半ばにNHKで放送された番組
1回目は 都心から南1300kmに浮かぶ南硫黄島 断崖絶壁の島
特別な許可を得た科学調査隊が 上陸したりドローンで島の本格的な探検
研究者たちは 生物の進化を観察できる数少ない場所のひとつだと考えていて
高度差によって いろいろな環境がひとつの島の中にある
流されたり飛んだりして島にたどり着いた生き物が環境に応じて新しい種に進化していく
特に コダマキバサナギガイというカタツムリみたいな虫の進化の話は興味深かった
それにしても 道無き道で脆い土壌の登山は危険で大変そうでした
平らな所が少なくテント張るもの一苦労
海鳥の寝所にテントを張って大量の海鳥に襲来されたりしながら調査隊は新種を続々と発見して
参加した学者のみなさんが 少年みたいにワクワクしてる姿が印象的でした
昨夜は 東京都心から南へ650kmの伊豆諸島最南端にそびえる100mの断崖絶壁 孀婦岩
包丁を突き立てたような形をしていて 周辺の海は結構荒れてます
2年間かけ科学者らが科学調査したのですが まず 上陸するだけでも大変そう
垂直の崖をロープひとつで登ると 岩の隙間から生物が次々と現れ
周辺の海からは不思議な深海魚がみつかる
2億年前から姿を変えていないカグラザメなど希少な魚を見ることができて面白かったです
荒れる海で ゴムボートで上陸できたのは2年間の調査でたったの1日だったとか!?
貴重な調査の報告が映像で見られたことはよかったです
このように まだまだ解明されていないことや 貴重な自然が残る場所はあるのでしょうね
今回は東京っていうのも興味深かったです
見逃した方は 再放送あったらいいですね