納言のもろこしだより

今回上海が3度目のもろこし滞在。倭国ともろこしの和睦を願いつつ、のほほん過ごす清少納言のつれづれ日記!

少数民族小物買いました

2006年07月30日 | 北京だより

北京にあるミャオ族刺繍ショップに行った。

 

 貴州のミャオ族刺繍はもともと子供のために作ったのが始まりで何年もかけて作られるそうだ。気の遠くなるような細かい作業で後継者が育たず、ミャオ族刺繍は存続の危機に立たされている。北京に住む邦人夫婦が貴州省のミャオ族の刺繍の後継者を育てるため貴州に刺繍学校を作り、ここにはその子供たちの作品なども展示してある。

白檀の香り、驚くばかりの刺繍の技、ひと針ひと針思いをこめて作られた手作りの風合いに感じ入り、ちょっと立ち寄ったはずがすっかり引き込まれてしまった。

手の込んだものは到底手に入らないような値段なのであきらめたが、結局こんなに買ってしまった。

肩掛けかばん。

刺繍部分はこんな感じです。

 

これはトン族のつくったブックカバー。菱形部分はトン族の刺繍です。

 

トン族のコースター。菱形部分は白族の織りになっています。

 

もろこしには56の民族がいます。少数民族の風俗習慣や伝統技術を知るのもまた楽しいものです。


倭人がやってくる

2006年07月26日 | 北京だより

今日、日本の国際協力エッセイコンテストで入賞した日本の中高生7名が北京にやってきた。

自己紹介を聞くと、さすが入賞者だけあってみんなとてもしっかりしている。

中には「中国」よりオーストラリアとかヨーロッパに行きたかったんだけど・・・と本音を漏らす子もいた。

これから一週間、倭国青年使節の活動振りを見たり、中国の家にホームスティしたりする。

初もろこし。

若い感性がどんな印象を持って日本に帰るか楽しみだ。

 

尾張の友が一週間後にやってくることになった。

どこにいこうか。ふつうはじめて北京にきたらどこに行きたい?

やっぱり万里の長城と故宮ははずせない。

あと北京ダックと点心。このあいだ周潤発に握手してもらった鼎泰豊もいいね。

買い物もいろいろ楽しいし。

毎日曜日にいくエステは必須ね。全身マッサージも行こう。

 

関係ないけどこんな歌紹介されました。

笑えるからお暇なら見てよね。尾張人必聴!!

「名古屋はええとこやっとかめ」
>
http://www.geocities.jp/momo_harumi/yatokame2004/

 


お疲れ様でした

2006年07月22日 | ひとりごと

久々にブログ更新。

開設以来、こんなにあけたのは初めて。

納言もとうとうここまでか~と心配されたかたはいらっしゃるでしょうか?

 

この間、新しく倭国からやってきた青年使節の語学訓練、2年の活動を終えて帰国する倭国青年使節の送り出し、もろこし各地で活動中の倭国青年使節70名の北京大集合等盛りだくさんだったのです。

印象に残っているのは2年の活動を終えた帰国使節たちの報告。

もろこしがだいっきらいだった日本人が、2年間活動を終えた今、帰りたくないという。

もろこしにまた日本ファンを増やしてくれてありがとう。

2年間お疲れ様でした!

 


見初められました

2006年07月13日 | 旬の人

先日、鼎泰豊(デインタイフォン)という小龍包で有名な台湾料理の店に行った。

(日本の高島屋によく入ってますよね。)

北京でも結構込んでる。

やっとありつき、ぱくぱく食べていると、そこにいた客たちがいっせいに個室から出てきた人物に注目した。

カメラを取り出した客を店員が制止している。

 

???

その人物はそこにいたすべての客の注目を集めながら、去ろうとしたとき、なぜか納言に握手をしてくれた。

納言だけに。

???

 

あの人は誰なの?と店員に聞くと「周潤発(チョウユンファ)」だと教えてくれた。

???

香港の有名なスターらしい。

 

次の日、職場の中国人スタッフに聞くと、ジャッキーチェーン並みのたいそう有名人らしいということがわかった。

手はすっかり洗っていたが、その場でそこにいた中国人スタッフと握手を交わした。

 

周潤発(チョウユンファ)に見初められた?納言です。

 

 


セブンイレブン

2006年07月11日 | 北京だより

7月11日はセブンイレブンの日。

この日、中国人スタッフに誘われて職場の近くに開店したセブンイレブンに行った。

今日は20元(300円)以上買うとくじが引けるというのだ。

 

そしたらなんと、納言当たってしまいました。

しかもA賞!

 

景品は・・・・・

 

 

セブンイレブンユニフォーム着用ぷーちゃん

 


非日常を味わう

2006年07月08日 | 北京だより

アーイーと作った家庭料理。

中華風炊き込みご飯と肉餅と魚の煮物、野菜炒めなど

見た目は・・・だけど栄養満点なのよ。

 

そして以外にも3週連続続いてます、バレーボール。

練習後はまだ内出血してます。痛々しい腕です。

 

 

さてさて、気がつけばこちらでの生活が日常になりすぎてる今日この頃。

中国にいるのだ!という気分を味わおうと天安門を通って西単にある民族楽器演奏の店「三味書屋」にいくことにした。(地球の歩き方にも載ってるらしい。)

まずその横にあるローカルな感じの貴州料理の店で「酸辛魚鍋」を注文。見た目は真っ赤。(あーなんで写真撮っとかなかったんだろー)味はそれほど辛くなく、レモングラスのような程よい酸味。いろんな中華料理を食べたがこれは初めての味。

「この酸味は何の味?」と服務員に聞いてみると、なんとトマトともち米を発酵させたものとのこと。天然の酸味、こんな隠し技があったとは・・・。

夢中になって食べた後、歩いてすぐ横にある「三味書店」へ。はるか昔からある民族楽器でいろいろな曲を演奏してくれる。クーラーじゃなくて、扇風機なのも情緒があっていい。照明も室内もレトロな感じでいい。

中国民謡を聴きながら、そうだ、私は今中国にいるんだ!というあたりまえになりすぎて忘れていたことを思い出させてもらった。

たまにはこうゆう観光客みたいな日があってもいいな。

 


地震

2006年07月04日 | 北京だより

7月4日。

日本で地震が発生するという予言があったらしい。

 

が、なんとそれは北京で起こった。

同僚の北京っ子中国人スタッフも皆地震初体験。

でも一番あわてたのは私。

 

だってだって北京で大きな地震が起こったら壊滅だよ。

見渡す限りのビルたちはそもそも地震が起きるという想定で建てられていないから。

あげは建築士のビルなんて中国仕様に比べたら優良ビルだよ。

あー小さい地震ですんでよかった。冷や汗かいたー。

 


チベット鉄道開通!!

2006年07月01日 | 中国豆知識

 7月1日、チベット鉄道開通!!

秘境チベット、実は中国の自治区のひとつだってご存知でした?

http://blog.goo.ne.jp/yukarippp_2006/e/808b49335ecc95bf6c1fe38abd2a93e5

 

本日、5年前に始まった青海省ゴルムド市~チベット自治区ラサ市を結ぶ高原列車、青蔵鉄道が開通した。これにより、秘境チベットに始めて列車が走ることになる。この区間は世界一の標高の駅(海抜5072メートル)や世界一長いトンネルなどたくさんの記録を持つ。大変な難工事だったということで今日の夜7時の中国中央テレビのトップニュースで中国の高い技術を褒め称える報道とお祝い、開通電車の実況中継などが20分ほど伝えられた。また特番が一日中やっている。

これで、北京からチベットまで直行列車でいけることになった。4000数キロ、所要時間48時間の列車の旅。2段のコンパートメント寝台車は片道1260元(約18000円)。

 

標高が高いチベットの旅は今までは成都から飛行機で行くのが主流だった。高山病になる人続出で、かくいう納言も8年前にいったときは高山病のため現地の非常に怪しい病院で酸素ボンベをつけ、点滴を3時間した(まったく効果なし)覚えがある。ああ、もう死んでしまうかもしれない、と思ったのはあのときが2度目だ。(一度目は学生のとき、のどにたこが詰まって取れなくなったとき。)ほんと、覚悟したもんなあ。

高山病予防のため、車内には酸素ボンベも設置されているとのこと。

鉄道ファンにはたまらない、この鉄道。車窓もすごい。高山病を恐れない人はぜひお試しあれ!!

ちなみに青蔵鉄路については詳しくはこちらをどうぞ↓

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0622&f=keyword_0622_001.shtml