納言のもろこしだより

今回上海が3度目のもろこし滞在。倭国ともろこしの和睦を願いつつ、のほほん過ごす清少納言のつれづれ日記!

極楽浄土へ行ってきた

2010年07月19日 | もろこし国内おでかけ
昨日、極楽浄土へ行ってきました。
観音様が湖のほとりを歩いていそうなかの地へ



 

 
その地、杭州西湖のほとりはハスであふれていました。
あと10日から2週間後がピークのようです。
ハス好きの納言にはたまらない光景。

「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
ハスって美しい~。

さて。


蓮の実をお持ち帰りしました。
これはこれでなんだかかわいいです。


九寨溝に行って来た③九寨溝編

2009年10月13日 | もろこし国内おでかけ

3日目。10月7日。いよいよ九寨溝へ。ガイドさんが「シェラトンのご飯は九寨溝で一番おいしいです」と言っていただけあり、朝食のバイキングもおいしかった。おかげで小熊さんもなんとか九寨溝にいけることに。

九寨溝入り口。

国慶節なのに意外にすいてる?

ここは広大な森林公園のようになっていて、各ポイントまでバスで周るようになっている。標高は高くないのでここは高山病の心配は要らないと聞きほっとひと安心。

 

すこしずつ気分も盛り上がっていきます・・

中にはチベット族が住む集落も。

お、ここ人多い!

人気のポイントは人も多め。

お~っ!

ほ~っ!

思わずため息・・。

これぞ、ザ☆九寨溝

魚がいる!

でも特殊な水質なので一種類の魚しか生息できないそう。

うひゃ~パソコンのデスクトップ画面にしよっと!

ちょうど紅葉も始まったところでほんときれい。

ザ☆中国の観光地名物

結婚記念の写真撮影。

ちょっとはずかしいけど

こんな世界遺産をバックにならやってみたいかも!

 

それにしてもこの色はどうして?

バスの専属係員さんとチャン族のガイドさん(右)

ガイドさんいわく、「ここの水は石灰水で水中に含まれるカルシウムとマグネシウムが混ざってこんな色になるのです。不思議な成分なので水中の枯れ木も腐らないし、魚や微生物も生息できないのでこんなにきれいな色を保てるのです。」

自然の神秘を実感。九寨溝、やっぱり来れてよかったです。


九寨溝に行って来た②黄龍編

2009年10月10日 | もろこし国内おでかけ

2日目は黄龍へ。九寨溝のツアーでは大体セットになっている。朝4時半起床、5時20分出発で成都の空港へ。前日ガイドさんから普通は定刻に飛ばないと聞かされていたから持ってきた本を手荷物に入れ替える。

・・が、運よく30分遅れほどで飛行機は出発。「黄龍九寨溝」という名の空港に着くと標高が高いだけあってやっぱり寒かった。

空港から黄龍まで工事中のガタガタ道を2時間ほどかけて走る。窓の外を見ると横はすぐ谷底。一瞬「邦人ツアー客をのせたバスが・・」という文字が頭をよぎる。・・なのでもう外は見ないことに。

やっと到着!

ようやく到着。寒い・・。ダウンジャケットを購入しいよいよ出発。幸いこのツアーは先にロープーウェイで一番高いポイントの近くまで上がることになっていたので助かった。行きにロープーウェイを使っていなかったら体力的にも時間的にも一番上まで行けなかったと思う。

お、歩きやすい!

さすが世界遺産、登山道も歩きやすく整備されてました

一番上のポイント「五彩池」

なんでこんな色なんだ?

延々と続くこんな景色を横目に下まで降りていきます

下っている途中で高山病の症状が。上海で処方してもらった高山病の薬も登場。酸素ボンベを吸ってみるが効果のほどは分からない。

君たちよわっちぃね・・。

私たちが息切らしてるときに出会った地元のおじさん。同じ人間とは思えない!

下流に近づいてきました。このころは景色を堪能する余裕もあまりなし・・。

結局全部で4時間くらいかけて集合場所に到着。到着したときはもうへとへと。休憩場所には日本から自分の親世代の人たちもたくさん来ていてびっくり。しんどかっただろうなぁ~。

自分はほかの人たちを待っている間に気力復活。しかしうちの小熊さんは完全ダウン・・・。ここからまたバスに揺られること1時間半、夕食へ。

「ここは高山ですから野菜がとれません。口に合わないことは是非許してください。それは仕方のないことです。」と語る地元のガイドさん

・・はい、本当におどろくほど素朴な料理でした。そこから再び2時間近くバスに乗り、九寨溝シェラトンホテルに着いたのは夜の10時半。私は今から卓球やろうよ~というくらい完全復活していたがこのとき小熊さんの高山病症状はピークに・・。「明日、九寨溝行けないかもしれない。ごめんね。」と弱音を吐くので可愛そうになってしまった。


九寨溝に行って来た①成都編

2009年10月09日 | もろこし国内おでかけ

国慶節の後半10月5日から8日まで上海から3泊4日で四川省にある世界遺産、黄龍と九寨溝に行って来ました。中国はあちこち行ったけど九寨溝がいったいどれほどのものなのか、そんなに素晴らしいのかをこの目で確かめるために・・。

上海から成都まで飛行機で2時間半、そして九寨溝までは成都からさらに40分ほど飛行機に乗らなければなりません。しかも九寨溝の空港は中国ではチベットのラサの空港の次に標高が高く山間部のためしょっちゅう飛行機が遅れたりキャンセルになったりするそう。ガイドさんの話によると2,3時間遅れは当たり前で定刻に出発するのはよほど運がいいときだけだとか。高山病の心配だけでなく、こんな壁も立ちはだかっていたとは!実際、国慶節の前半に出発していた知人は飛行機が9時間遅れ、しかも九寨溝で雪が降ったそうで・・。

これを先に聞いていたら行くことをためらったかも・・・。でも聞いたのは成都に着いたバスの中だった・・・。

「定刻どおりに飛ばないのが普通なんです。これは仕方のないことです。」 と語る成都のガイドさん

四川省はパンダのふるさと。成都に着いたその日はまずパンダ繁殖基地へ。

パンダ(中国語で熊猫)は中国の国宝!国慶節ということもあり人がいっぱい。

 

客?そんなの知らんがな・・・。

当の本人は大勢の視線もお構いなし。客にお尻をだして熟睡する自由気ままな熊猫さん。

生後1週間ほどの赤ちゃん、一ヶ月くらいの赤ちゃんなどがいました。(赤ちゃんは撮影禁止なので看板をアップ。)

多額の寄付金を払うとパンダを養子にできる制度あり。ジャッキーチェーンは百万元(本日のレートで約1300万)払って2匹を養子にしています。もちろん名付け親になれます!いくつかの大企業もパンダを養子にしているよう。ちなみに東芝の養子パンダは「東東」と「芝芝」の2頭。

時間になったからおしまい!

1000元(約13000円)払うと生後一年のパンダと写真が撮れますよ~と言われましたがまもなくクローズに。やむをえず小熊似のうちの旦那と写真を撮ることでなんとか気持ちを抑えました。

夕食は清の時代から有名な「陳麻婆豆腐店」。そう、麻婆豆腐発祥の店です。

ところで麻婆豆腐の名前の由来、ご存知ですか?

中国の清末の時代、陳春富という人の奥さんの作る豆腐料理が街で評判に。その奥さん(中国語で婆)は顔にあばた(中国語で麻子)がいくつかあった。つまり麻婆豆腐ってもともと「陳さんとこの、顔にあばたがある奥さんの豆腐料理」なんですね~。

本場の麻婆豆腐、とっても辛いです。ヒリヒリします。とってもしびれます!でも香りがいい、食べていて汗がでてくるけどまた食べたくなる、とっても絶妙な味でした。

成都の夜

 

繁華街は歩行者天国になってます

成都は日本の西武有り伊勢丹有り、でも一番人気はイトーヨーカドーだとか。なんと成都市内に5店舗あるそうです。ホテルの近くにある店舗に10時の閉店前に行きましたが本当にすごい人で賑わってました。

次の日は4時半起きで富士山並みの標高、「黄龍」です・・・。飛行機、飛ぶのか?


蘇州へのたび

2009年06月02日 | もろこし国内おでかけ


杭州に行くときは上海南駅発なので上海駅は久々に行きました。


 


子供みたいに先頭車両ぱちりは毎回はずかしいけどまたやっちゃいました。


一等車は座席に結構ゆとりがあります。



ほんとに35分で蘇州に着いてしまいました。地方の駅、って感じです。



これ、なんだか分かります?


来年の上海万博のマスコット、「海宝(ハイパオ)くん」です。オリンピックキャラクターもそうだけどなんでこんなにかわいくないの作っちゃうんでしょうか・・・?蘇州でも会うとは!


 


平江路のあたり。街に雰囲気があるからか、アルバム用写真撮影してる人がいました。


 


山塘街。10年前はなかったような。近年観光用に開発されたらしいです。北京の頤和園の北門にある蘇州街を思い出しました。


ところで蘇州料理、


おいしかったです!



「松鼠桂魚」(158元)


この料理を最初に考案したという「松鶴楼」で食べてみました。たれの酸味が絶妙です。



朱鴻興という店の「蟹粉蝦仁面」(48元)


蟹みそとエビは自分でのせるようになってます。


蘇州といえば庭園、中国4大庭園(北京の頤和園、承徳の避暑別荘、留園、拙政園)のうち2つが在蘇州。世界遺産の庭園がたくさんあるのですが、旦那さんが熱を出したため行けず。(って私が風邪移しちゃったんですけどね・・)また次回、ということで。



河で鳥かご洗うおじさん


 


客寄せわんこ


 杭州もいいけど蘇州も素朴な感じでよいですよ~。


杭州の富春リゾートへ

2009年01月29日 | もろこし国内おでかけ

日本の雑誌でも多数紹介されており、いつかはいってみたいと思っていた杭州近郊にある富春(フーチュン)リゾート。3年連続「中国のリーディングリゾート」、2年連続「アジアのリーディングヴィラ」に選ばれている。http://www.fuchunresort.com/jp/index.asp


とはいえしょせん中国のリゾートだから・・と今までいかずじまいだった。しかし杭州は上海から電車で1時間15分。この春節に思い切って行ってみることに。


結論から言うと・・・。


想像以上でした!行ってよかったです。こんな近くにこんなリゾート地があるなんて!灯台下暗しとはまさにこのことかと。アジアンリゾート&インテリア好きの私としては上海にいながらここに行ってなかったらきっと後悔していたと思います。


 


一言で言うと「桃源郷」のようなところ。茶畑に囲まれた山の中、そこだけが別世界でした。



フロント。日本人スタッフも2名常勤しています。



フロントのロビー。厳かながらアジアンな雰囲気。



モダンチャイナとバリ風を合わせたようなインテリア。


 


館内のインテリアを見て回るだけで楽しい!



レイクサイドで朝食を。



チャイナ服を着た湯のみで龍井茶を召し上がれ。



渡し舟も風情があります。


  


宿泊したレイクビュースイート。スイートといっても名前だけでこのホテルでは一般の部屋。(ちなみにプール付きヴィラは一泊30万円~とびっくりなお値段!!)


何もしないでのんびりしたい・・派の人には最高ですが、「桃源郷」なのでそばに海もないしショッピングもできません(市内までは車で50分)。ゴルフかプール(大きいです!)かスパで楽しんでください。杭州の観光をする場合は市内でもう一泊するのがベストだと思います。なお、通常は2泊以上からの受付ですが、日~水の宿泊は一泊でも受け付けてくれるそう。また、混雑時でなかったためか無料で時間延長してもらえました。



海外まで行かなくても贅沢な気分を味わえる本格的リゾート。中国でもあったのか、こんなところが!!アジアンリゾート&インテリア好きの方には特におすすめしたいです。


杭州再び

2008年06月16日 | もろこし国内おでかけ

再び杭州へいってきました。

西湖のほとりにはハスの花の蕾がいっぱい。

河坊街には子どもたちがいっぱい。

大はしゃぎです。

西湖はもうすぐハスの季節。

あと一ヶ月もしたら極楽浄土のようになっているのかな。

 

ハス好き納言としては満開のころまた訪れてみたいです。


暖春の旅~杭州2~

2008年05月08日 | もろこし国内おでかけ

杭州駅についてとりあえず帰りの切符の交換をする。帰りの切符も一日ずれていたので・・・。

まず行ったのが河坊街

ちょっとした歴史テーマパークのよう。

杭州の銘茶、龍井茶のお店。

歴史ある漢方の薬局。専門医が診察し、処方してくれます。

中国の小物もいっぱい。

そのほかシルク等もたくさん売っており。

上海から立ちんぼで来たことも忘れていきなり買い物に没頭してしまいました・・。


暖春の旅~杭州~

2008年05月07日 | もろこし国内おでかけ

この連休、3日間杭州へ行ってきた。

杭州は中国でも景勝地として知られ、西湖、龍井茶、シルクが有名。

5月4日、さあ出発。

上海から杭州までは中国の新幹線で1時間20分で行けてしまう。

(10年以上前に行った時は、新幹線はなく6時間かかった。)

さあ、いざ席に。すると・・・

あれ、おかしい。

若い中国人カップル、中国人老人と席がかぶっているようだ。

 

「でたでた、車両はきれいでも中国のシステムはこれだからまったく・・・。」

と、内心あきれ乗務員が来るのを待とうとした、そのとき!

 

中国人カップル:

「あれ、それ明日の切符じゃないですか?」

そんなわけないじゃん、もう座席に着いちゃってるのに。

が、よく見ると・・・・・。

何度見ても・・・。

5月5日になってます。今日は5月4日です。

 

えーっ!そんなばかな~っ?!

しかし。どうやら、そのようだ。私たちが間違えたのだ。

中国のせいにしてごめんなさい。

それにしても席に着くまで全く気付かなかった。改札も通り抜けちゃったぞ!おいおい~

結局その日は満席でそのまま1時間20分、ほぼ東京ー名古屋ののぞみ時間分、立ちんぼで行くことに。

杭州のたび、いったいどうなることやら・・・。続。 


中国の新幹線に乗って

2007年12月15日 | もろこし国内おでかけ

北京から4時間半、中国の新幹線、「和諧号」に乗り山東省の「イ坊」という町へ。

日本の新幹線まんまです。

中国ではこの新幹線が今全国各地すごい勢いで増えてます。

中はこんな感じです。最高速度は205キロでした。

山東省の真ん中にある「イ坊」は凧の発祥地だそうで、毎年4月20日はこの町で国際凧揚げ大会が開かれるそうです。ユニークな凧がたくさんあります。関口知宏の鉄道大紀行でも紹介されていたそうですね。

龍の凧。空に舞う姿を見てみたいものです。