納言のもろこしだより

今回上海が3度目のもろこし滞在。倭国ともろこしの和睦を願いつつ、のほほん過ごす清少納言のつれづれ日記!

杏仁豆腐のナゾ

2008年05月27日 | 上海だより

最近暑くなってきた。上海は北京より湿気が多くてムシムシする。北京では落ち着いていた髪の毛も上海ではくるんくるんしてしまう。

というわけで・・・。

最近「杏仁シャーベット」をよく作ってます。このあいだ茶葉を買おうと思ったら隣にあった杏仁粉のほうをドンと買ってしまって。

本当は杏仁豆腐を作りたいのだけど、日本で普通に手に入る「寒天」「ゼラチン」がこっちで見つからない。だから砂糖を入れて牛乳で溶かしてそのまま冷凍庫で固まるのを待つこと半日。

それにしてもこっちのレストランにある「杏仁豆腐」は何を入れて作ってるんだろうか・・・。


黙祷

2008年05月19日 | 上海だより

四川大地震をうけて、今日から3日間、発生時刻の午後14時28分(中国時間)に中国全国で一斉に黙祷が行われる。

初日の今日、この時刻、家の前の学校の校庭には全校生徒が集まり、黙祷をささげていた。また、道路を見ると走っていたタクシー等は停車し黙祷をささげていた。

中国YAHOOのトップ画面も今は白黒画面になっている。http://cn.yahoo.com/

日を追うごとに犠牲者の数は増加する一方。中国全土からボランティアが続々集まっている。日本の緊急援助隊もすでに何日かなる。テレビで放映されていた第一陣の中に、もと上司の姿もあった。厳しい状況での救助活動。救助側もくれぐれも自身の安全に気を配りつつ活動してほしい。


地震

2008年05月15日 | 上海だより

中国四川省での大地震。犠牲者増え続け、被害はまだまだ拡大の模様。

こちらでは胡錦濤の訪日、オリンピックのニュースはストップし、一日中災害の様子を伝えている。また実際に身近な人に聞いたことだが、中国の人はあまり地震を経験したことがなく、北京や上海の高層ビルで働いていた人たちは驚いてみんなビルの外に非難したそう。

上海は震度2を記録。日本の実家にも何件かメール等で親に「娘さん大丈夫?」と連絡があったらしい。しかし当の納言、テレビを見るまで地震があったことすら気付かず・・・。

ミャンマーについで中国。災害が続いている。弱いところでおこると、建物ももともと強度がなく、交通も寸断され被害は膨れ上がる。日本からも援助物資を送り、救助隊も派遣が決まったようだが、被災地の一刻も早い救援、一日も早い復興を祈るばかりである。


たった7円で・・・。

2008年05月11日 | 上海だより

夕ご飯の買い物に行った。

レジで、前に並んでいた小学生低学年くらいの中国人の女の子がアイスクリームを3つ買った。その子は手に持っていた10元(150円)を店員に差し出したのだが・・・。

合計は10.5元。5角(7円)足りない。

すぐ後ろに並んでいた納言、5角を店員に渡すと・・・。

その女の子、「謝謝・・・。」と。そして会計が済んでからまた「謝謝。」店を出るときももう一度振り返って笑顔で「謝謝!!」。

たった7円ですごくすがすがしい気分に。こんなに感謝されるとは。今までの人生、こんなに感謝されたことはあっただろうか・・・。

そして店を後にした納言。

(しまった。自分が日本人だということをアピールすべきだった。そしたらあの子は家に帰って両親に、『日本人は親切だよ~』と興奮気味に報告したかもしれない。また学校で友達にも。いや、これがきっかけで将来は外交官になる!という夢を抱いたかも・・・・。)

など一人勝手にどんどん想像を膨らませていったのであった。

想像を膨らませながら歩いた現場


暖春之旅 胡錦濤訪日に際して思うこと

2008年05月08日 | ひとりごと

杭州のことはちょっとおいておいてー。

今、こちらでテレビをつけるとCCTV(中国中央テレビ)ではオリンピック関係のことと並んで胡錦濤国家主席の訪日を控えた特集「暖春之旅」をこれでもかというほど一日中くりかえし放映している。

NHKとCCTVを交互に見比べているが、見る限り、中国のほうが圧倒的に今回の訪問に注目しているように感じる。そして今までに比べ日本について比較的好意的に報道されている気がする。「日本との友好関係を推し進めましょう」みたいなスローガンめいたものすら感じるほど。日本の報道では得たものはパンダだけ、見たいな言い方をされているが、中国の国家主席が訪日し、毎日日本に関するニュースが10億人の視聴者を持つCCTVで中国国民に大々的に報道されているだけでもすごい効果をもたらしていると思う。

そんななか、胡氏の訪問前から日本を取材し、日本を中国に紹介しているのはCCTVの看板アナウンサーの一人、「白岩松」氏。理性的な雰囲気で、CCTVのアナウンサーの中でももっとも好きな方の一人です。好意的に日本のこと伝えてくれているし・・・。なにより漢詩っぽくて白と松の緑色のコントラストを思わせるこの名前が素敵。白岩松さん、今日もがんばってください。

白岩松さんの気持ちがもっと日本にも伝わりますように・・・。


暖春の旅~杭州2~

2008年05月08日 | もろこし国内おでかけ

杭州駅についてとりあえず帰りの切符の交換をする。帰りの切符も一日ずれていたので・・・。

まず行ったのが河坊街

ちょっとした歴史テーマパークのよう。

杭州の銘茶、龍井茶のお店。

歴史ある漢方の薬局。専門医が診察し、処方してくれます。

中国の小物もいっぱい。

そのほかシルク等もたくさん売っており。

上海から立ちんぼで来たことも忘れていきなり買い物に没頭してしまいました・・。


暖春の旅~杭州~

2008年05月07日 | もろこし国内おでかけ

この連休、3日間杭州へ行ってきた。

杭州は中国でも景勝地として知られ、西湖、龍井茶、シルクが有名。

5月4日、さあ出発。

上海から杭州までは中国の新幹線で1時間20分で行けてしまう。

(10年以上前に行った時は、新幹線はなく6時間かかった。)

さあ、いざ席に。すると・・・

あれ、おかしい。

若い中国人カップル、中国人老人と席がかぶっているようだ。

 

「でたでた、車両はきれいでも中国のシステムはこれだからまったく・・・。」

と、内心あきれ乗務員が来るのを待とうとした、そのとき!

 

中国人カップル:

「あれ、それ明日の切符じゃないですか?」

そんなわけないじゃん、もう座席に着いちゃってるのに。

が、よく見ると・・・・・。

何度見ても・・・。

5月5日になってます。今日は5月4日です。

 

えーっ!そんなばかな~っ?!

しかし。どうやら、そのようだ。私たちが間違えたのだ。

中国のせいにしてごめんなさい。

それにしても席に着くまで全く気付かなかった。改札も通り抜けちゃったぞ!おいおい~

結局その日は満席でそのまま1時間20分、ほぼ東京ー名古屋ののぞみ時間分、立ちんぼで行くことに。

杭州のたび、いったいどうなることやら・・・。続。 


脊椎反射療法

2008年05月02日 | 上海だより

前回英語クラスの奥様から教えていただいた「脊椎反射療法」のマッサージ店へ行ってみた。

今まで北京でも上海でもいろいろなところでマッサージをしてもらった。北京では中医の按摩科に通ったこともある。http://blog.goo.ne.jp/yukarippp_2006/e/2a0df3b8227b476c8118829671b96343

しかし。ここは今までのマッサージとはちょっと違う。何が違うか?

「患部を直接もみこむのではなく、その原因となる箇所を探してそこを調節する。」感じ。按摩というより、調節という言葉がぴったり来る。力を入れている感じも全くない。身体を押すのではなく、軽く揺らしながら、まず根本である身体のゆがみ(背骨、骨盤等)を正しく調節する。実は腰の痛みも首の痛みもそこからきているそう。左右の靴底の減りが微妙に違うのもゆがみにより、足の長さが数ミリ違っていたのが原因だったようだ。

調節が終わると一回で足の長さもそろい、骨盤の位置も正しくなり、なにより背筋がすっと伸びた。「これが正しい姿勢なのか~。」と感激。

60分200元(3000円)と普通のマッサージ店に比べると割高感はあるものの、お勧めしたいです。はあ~、これぞ中国の醍醐味。中医は奥深いです。

 碧塔海保健 仙露路320号(×古北路) ? 6295-1189