納言のもろこしだより

今回上海が3度目のもろこし滞在。倭国ともろこしの和睦を願いつつ、のほほん過ごす清少納言のつれづれ日記!

突然のメール

2009年10月30日 | ひとりごと

「突然ですが、11月2日上海にいます」

って今朝母親からメールが。

11月2日って3日後じゃーーーん!

どうやら周遊ツアーで上海に来るらしい。

しかも出発は明日!!上海は最後の一泊だけ。

出発前日に連絡してくるなんてひどい。しかもメール一本。

観光ツアーではいけないような、いろいろ連れて行きたいところもあったのになんでツアーで来るのか、しかも何で申し込んでから連絡してくるのか・・。その日学校の旅行とかで私が上海にいなかったらどうしてたのよ。

それにしてもこんな大事なことをこんな突然の連絡って、

中国人もびっくりよ・・・。 


中国はどこへいくのか

2009年10月25日 | 上海だより

「最近仕事が増えて忙しくなってきた」

「中国、完全に金融危機の前の状態に戻ってるよ」

とは、旦那さんのことば。

こちらで仕事をしていると中国の景気状態をもろに感じるようで。

先日もNHKや報道ステーションで「中国の景気完全回復」、「中国が来年日本を抜いて世界第2の経済大国に」、「人民元の存在がどんどん大きくなっている」など報道されていました。今日も「日本に来てお金をおとしていく中国の富裕層」の特集がやっていました。自分が中国にいるから中国の報道が目に付くのか?それにしても日本の番組、中国に関するニュースを目にしない日がないですよね・・。

上海町中工事中。地方都市のインフラもまだまだこれから。自家用車が日に日に増えていくのは肌で感じるけどそれでもまだ保有率は中国の人口の1%くらいだとか。

ところで。

今日さっそくOFFICE2010、WINDOWS7が300円くらいで売られているのを発見!そそられました・・・。

凡人の想像をはるかに超える、むちゃくちゃでしたたかでたくましい中国。

今後日本にとってどんな存在になっていくのでしょうか?


ちょっとイメチェン

2009年10月21日 | 上海だより

失恋したわけじゃないけど・・・

髪型えらく変わりました!

最近ずっと虹梅路にあるINSPIREという美容院に行っていたのだけど、そのちかくにあるAGITOというお店がけっこういいよ~と聞いたのでふらっと行ってみました。

初めて行く美容院だと担当者は自分に対して先入観がないので初対面の雰囲気で切ってくれます。

担当者いわく、

「う~ん、納言さんは大人の女性、奥様っていう感じ

ではなくて

ナチュラルでキュートな感じの髪型が似合うと思いますよ。」

と。(まぁ、そりゃこの二つの選択肢なら後者だよね、エレガントってがらじゃないし・・。

で、おまかせ・・・。

できあがりは、なんかアフラック(あのあひるさんとねこがでてくるやつね)のCMの宮崎あおいちゃん(よりもーちょっと前髪長めな感じ)みたいなボブに。(+私は髪がとっても多いので後ろから見るとまんまるキノコっぽい・・・。)

まんまるキノコ♪

まあ、秋だしちょっとイメチェンということで。


上海のタクシーが値上がりした

2009年10月16日 | 上海だより
今週の日曜日、タクシーに乗ってびっくり!突如タクシーが1元値上がりしていた。運転手さんに聞くと「今日から一斉値上げ。間に合わなくてまだ11元のままのタクシーもあるけどね!」となんだか得意げ。

11日から、今までは初乗り11元(約143円)だったのが1元アップの12元(約155円)になった。
これでも日本の地下鉄より安いけどでもこちらにいるとなんだかこの一元がとっても大きく感じる。(日本円に直して考えるととっても安いんだけどこっちにいると頭は元モードですからね~)

もちろんこの値段中国国内で一番高い。このあいだ行っていた四川省の省都、成都はたしか初乗り7元だった。北京も私が北京にいたころは10元。もう11元になってるかもしれないけど・・・。

ちなみに上海はバスも高い。といっても2元(約26円)ですが・・。でも上海に来る前、北京では交通カードを使うと4角(約6円!)くらいで乗れたのよ。上海はいきなり2元だったから当初びっくりしたわ・・。

万博前にまたほかのものも値上がりしそうな勢い。あ~あんまり急いで発展しなくていいよ上海!ってムリですよね・・。

九寨溝に行って来た③九寨溝編

2009年10月13日 | もろこし国内おでかけ

3日目。10月7日。いよいよ九寨溝へ。ガイドさんが「シェラトンのご飯は九寨溝で一番おいしいです」と言っていただけあり、朝食のバイキングもおいしかった。おかげで小熊さんもなんとか九寨溝にいけることに。

九寨溝入り口。

国慶節なのに意外にすいてる?

ここは広大な森林公園のようになっていて、各ポイントまでバスで周るようになっている。標高は高くないのでここは高山病の心配は要らないと聞きほっとひと安心。

 

すこしずつ気分も盛り上がっていきます・・

中にはチベット族が住む集落も。

お、ここ人多い!

人気のポイントは人も多め。

お~っ!

ほ~っ!

思わずため息・・。

これぞ、ザ☆九寨溝

魚がいる!

でも特殊な水質なので一種類の魚しか生息できないそう。

うひゃ~パソコンのデスクトップ画面にしよっと!

ちょうど紅葉も始まったところでほんときれい。

ザ☆中国の観光地名物

結婚記念の写真撮影。

ちょっとはずかしいけど

こんな世界遺産をバックにならやってみたいかも!

 

それにしてもこの色はどうして?

バスの専属係員さんとチャン族のガイドさん(右)

ガイドさんいわく、「ここの水は石灰水で水中に含まれるカルシウムとマグネシウムが混ざってこんな色になるのです。不思議な成分なので水中の枯れ木も腐らないし、魚や微生物も生息できないのでこんなにきれいな色を保てるのです。」

自然の神秘を実感。九寨溝、やっぱり来れてよかったです。


九寨溝に行って来た②黄龍編

2009年10月10日 | もろこし国内おでかけ

2日目は黄龍へ。九寨溝のツアーでは大体セットになっている。朝4時半起床、5時20分出発で成都の空港へ。前日ガイドさんから普通は定刻に飛ばないと聞かされていたから持ってきた本を手荷物に入れ替える。

・・が、運よく30分遅れほどで飛行機は出発。「黄龍九寨溝」という名の空港に着くと標高が高いだけあってやっぱり寒かった。

空港から黄龍まで工事中のガタガタ道を2時間ほどかけて走る。窓の外を見ると横はすぐ谷底。一瞬「邦人ツアー客をのせたバスが・・」という文字が頭をよぎる。・・なのでもう外は見ないことに。

やっと到着!

ようやく到着。寒い・・。ダウンジャケットを購入しいよいよ出発。幸いこのツアーは先にロープーウェイで一番高いポイントの近くまで上がることになっていたので助かった。行きにロープーウェイを使っていなかったら体力的にも時間的にも一番上まで行けなかったと思う。

お、歩きやすい!

さすが世界遺産、登山道も歩きやすく整備されてました

一番上のポイント「五彩池」

なんでこんな色なんだ?

延々と続くこんな景色を横目に下まで降りていきます

下っている途中で高山病の症状が。上海で処方してもらった高山病の薬も登場。酸素ボンベを吸ってみるが効果のほどは分からない。

君たちよわっちぃね・・。

私たちが息切らしてるときに出会った地元のおじさん。同じ人間とは思えない!

下流に近づいてきました。このころは景色を堪能する余裕もあまりなし・・。

結局全部で4時間くらいかけて集合場所に到着。到着したときはもうへとへと。休憩場所には日本から自分の親世代の人たちもたくさん来ていてびっくり。しんどかっただろうなぁ~。

自分はほかの人たちを待っている間に気力復活。しかしうちの小熊さんは完全ダウン・・・。ここからまたバスに揺られること1時間半、夕食へ。

「ここは高山ですから野菜がとれません。口に合わないことは是非許してください。それは仕方のないことです。」と語る地元のガイドさん

・・はい、本当におどろくほど素朴な料理でした。そこから再び2時間近くバスに乗り、九寨溝シェラトンホテルに着いたのは夜の10時半。私は今から卓球やろうよ~というくらい完全復活していたがこのとき小熊さんの高山病症状はピークに・・。「明日、九寨溝行けないかもしれない。ごめんね。」と弱音を吐くので可愛そうになってしまった。


九寨溝に行って来た①成都編

2009年10月09日 | もろこし国内おでかけ

国慶節の後半10月5日から8日まで上海から3泊4日で四川省にある世界遺産、黄龍と九寨溝に行って来ました。中国はあちこち行ったけど九寨溝がいったいどれほどのものなのか、そんなに素晴らしいのかをこの目で確かめるために・・。

上海から成都まで飛行機で2時間半、そして九寨溝までは成都からさらに40分ほど飛行機に乗らなければなりません。しかも九寨溝の空港は中国ではチベットのラサの空港の次に標高が高く山間部のためしょっちゅう飛行機が遅れたりキャンセルになったりするそう。ガイドさんの話によると2,3時間遅れは当たり前で定刻に出発するのはよほど運がいいときだけだとか。高山病の心配だけでなく、こんな壁も立ちはだかっていたとは!実際、国慶節の前半に出発していた知人は飛行機が9時間遅れ、しかも九寨溝で雪が降ったそうで・・。

これを先に聞いていたら行くことをためらったかも・・・。でも聞いたのは成都に着いたバスの中だった・・・。

「定刻どおりに飛ばないのが普通なんです。これは仕方のないことです。」 と語る成都のガイドさん

四川省はパンダのふるさと。成都に着いたその日はまずパンダ繁殖基地へ。

パンダ(中国語で熊猫)は中国の国宝!国慶節ということもあり人がいっぱい。

 

客?そんなの知らんがな・・・。

当の本人は大勢の視線もお構いなし。客にお尻をだして熟睡する自由気ままな熊猫さん。

生後1週間ほどの赤ちゃん、一ヶ月くらいの赤ちゃんなどがいました。(赤ちゃんは撮影禁止なので看板をアップ。)

多額の寄付金を払うとパンダを養子にできる制度あり。ジャッキーチェーンは百万元(本日のレートで約1300万)払って2匹を養子にしています。もちろん名付け親になれます!いくつかの大企業もパンダを養子にしているよう。ちなみに東芝の養子パンダは「東東」と「芝芝」の2頭。

時間になったからおしまい!

1000元(約13000円)払うと生後一年のパンダと写真が撮れますよ~と言われましたがまもなくクローズに。やむをえず小熊似のうちの旦那と写真を撮ることでなんとか気持ちを抑えました。

夕食は清の時代から有名な「陳麻婆豆腐店」。そう、麻婆豆腐発祥の店です。

ところで麻婆豆腐の名前の由来、ご存知ですか?

中国の清末の時代、陳春富という人の奥さんの作る豆腐料理が街で評判に。その奥さん(中国語で婆)は顔にあばた(中国語で麻子)がいくつかあった。つまり麻婆豆腐ってもともと「陳さんとこの、顔にあばたがある奥さんの豆腐料理」なんですね~。

本場の麻婆豆腐、とっても辛いです。ヒリヒリします。とってもしびれます!でも香りがいい、食べていて汗がでてくるけどまた食べたくなる、とっても絶妙な味でした。

成都の夜

 

繁華街は歩行者天国になってます

成都は日本の西武有り伊勢丹有り、でも一番人気はイトーヨーカドーだとか。なんと成都市内に5店舗あるそうです。ホテルの近くにある店舗に10時の閉店前に行きましたが本当にすごい人で賑わってました。

次の日は4時半起きで富士山並みの標高、「黄龍」です・・・。飛行機、飛ぶのか?


余山ソフィテルに行って来た

2009年10月04日 | 上海だより

家から車で30分ほどで行けてしまう郊外のお手軽リゾートホテル、「余山ソフィテル」に行ってきました。上海の情報誌にも何度か登場しており、一度行ってみたかったところです。


 


部屋は思ったより広くてきれいでした。フランス系だけあってアメニティーがロクシタン!これだけでも得した気分です。 


なんと言ってもぐる~りプールに囲まれていているのがおもしろい。一階だとそのままプールに入れます。でも水温的に今の時期がぎりぎりかな。





周りはビルも何もなく中秋月前日の月がとてもきれいに見えました。(ここが上海市内とは思えない!)


ご飯がちょっと期待はずれ・・。でも国慶節で宿泊費1288元(税金+450元の食事券込み)はいいんじゃないでしょうか?なんと言っても気軽に行けるのが。国慶節に遠出したくない人におススメです。


60周年

2009年10月03日 | ひとりごと

中華人民共和国建国60周年の10月1日、北京では厳戒態勢の下天安門で大規模な軍事パレード等が行われました。テレビを見ているとまるで北朝鮮!ですね。でも実際北京や上海で生活していると日本と同じように、いやそれ以上に?便利な生活なのでテレビを見ているととても違和感あります・・・。テレビの画面であそこだけ見たら中国にきたことない人は中国=北朝鮮ってイメージ抱いちゃいますよね。


それにしてもあのパレードにいったいいくらかかってるんでしょうか?貧困地域の同胞のために使ったら・・とおもう中国人も多いのです。でもそれを上に面と向かって言えないのが中国。こんなに開放されても政治のやり方に庶民が口を挟むなんてことはまだまだ厳禁。政治家のことをボロクソいえる日本ってやっぱり自由だゎ!


ちなみにこの日の上海は・・。



60周年を感じさせるものは道路沿いの旗くらい。雨の中買い物に出かける人人人・・・。軍事パレードもどこ吹く風です。