ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

お年寄りの目測を信じないで ドライバーの皆様

2012年09月24日 | 日記
お年寄りの目測

 現在はどうなのか分らないが
かって  お年寄りが横断歩道以外の場所を渡って交通事故が発生する件数が日本一多いのが愛知県だと聞いたことがある。
 運転する側も赤信号を無視するドライバーは 愛知県がトップ。

 これを「愛知ばしり」と呼んでいた
 その後 この汚名が払拭されたかどうかは分らない。
 先般 名古屋の友人を訪ねて名古屋に行ったとき 乗ったタクシーの運転手の態度の
悪さにあきれたが まだこの汚名はそそがれていないのではなどと勘ぐっているおかあさん。

 今日 65歳から82歳までのお年寄り数十名に 車の速度を目測してもらったところ 
20キロくらい外れた人がいたそうだ。この数字は 実際よりもゆっくりと感じたという意味だ。
 おかあさんはこれを聞いて 遠くから走ってくる車の速度を目測しただけで分るのだろうか」と疑問に想った。
 長年 運転してきた人なら 正解もあるらろうが 目も悪くなっているおばあちゃんが 右から来る車は 自足50キロで 何分後には ここまで到達する。だから 私は
渡っても大丈夫などと 計算できるわけが無い。
あやふやな勘で 道路を横断するお年寄りが多いのは 車を安心して運転できないのではないの と心配になる。

 おかあさんのように見えない人は 耳だけが頼り。 遠くから走ってくる車の音
なんて絶対にに聞こえない。だから 
横断歩道か信号以外は 恐ろしくて渡らない。
フォライバーにとって怖いのは 見ているので大丈夫だとたかをくくって渡る人。これは年齢に関係ないと想うが お年よりはもっと怖い。
 こんなことをおかあさんが書かなくてもみんな分っている。でも ドライバーは
そんなことすぐに忘れてしまう。ご用心。

 それにしても このニュースを聞いていると65歳からうえをお年寄りと表現している。66歳のおかあさんとしては お年寄りではないのに とこだわりたくなる。 とはいうものの 確かに目は見えないのでお年寄りといわれても仕方が無いかと想う。

 まあ お互いに 双方が完全な人間ではないことを頭において車社会を無事に
生き抜いてゆきましょう。
ドライバーは事故を起こすと 一般人から容疑者とか犯罪人となるので 特に気をつけて下さいね。
身近な人に そう なってもらいたくないので。