ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

ジャネット 絶好調

2016年11月29日 | 日記

ジャネット絶好調

 ジャネットが昨年の11月27日に盲導犬として正式に登録されて、はや 一年が経過した。
 今月の6日から1週間のセンター入所で、すっかり返信して戻ってきてから2週間。最近のおかあさんの歩きやすさは今までになく快適そのもの。
 肩にも力が入らず、軽々とリードを持って、すいすい。これは単独ではなく、ガイドヘルパーさんとの歩きのことだが、それにしても 返信したジャネット。
 
 懸案だった排尿も今の所問題なく過ごしている。ただし 与える水の量は気をつけて、多量に飲ませることはしない。
 今日はダンスの先生から和歌山のおみかんを頂いた。すると、ジャネットは私の分はどおれですって。帰宅して、おかあさんと分けて食べた。何でもおいしそうに食べる。
 今日は外で木の枝を見つけて、あっという間に口に入れた。
 そう言えば、この4月に皇居の東御苑でも芝生の上に沢山落ちていた枝を口に入れた。
 腸にでも突き刺さったら大変。油断大敵。
歩行の様子は良くなったのに、この道に落ちている物を見境無しに口に入れる悪行は訓練士さんに預けても改善されなかったわね。
 目の見えないおかあさんにとっては、大問題。次から次へと、懸案事項は出てくる。

 さて 昨日のこと、地元の老人会が主催して落語会が開かれた。
 誘い合ってきた6、7人のグループが傍に座った。開演中に、りりりりとメールを受信した音。丁度その時、おかあさんは居眠りをしていた。パッと目覚めたおかあさん。あれ 私かしら?
おかしいな。電源は落としたはずなのに。何度消そうとしても消えない。
それもそのはず。おかあさんの斜め前の座席から聞こえてくる。しかし ご本人は、全く築かない。そのうちに隣の人がもそもそ。あれ、あんたじゃないの? あら、バッグを開けたら、りりりりと賑やかに鳴いていたケイタイ。
 終わってから、一言あるかなと思ったけれど、終わった時には、もう そんなことは忘れていたのでしょう。
  このグループ、飲食は外でというアナウンスを聞いてから、やおら、仲間にお菓子を配っていた。
 ジャネットはちょっと その臭いに反応。
 年を取ると こんなことがまかり通るのかしら。
 人の振りに見てわが振り返れだ。
 美しい 高齢者生活をしたいと強く思った午後だった。


M7.4の福島県沖海底地震と津波

2016年11月22日 | 日記

M7.4の福島県沖海底地震は

 今朝の地震。皆様はどうでしたか。
 私は毎朝6時に目覚ましを掛けて起きるが、寝ぼけ眼で目覚めた。
 横浜の揺れはどうってこともなかったが、咄嗟にどこかで地震が発生したかなと思った。。
地震の警戒警報は揺れが終わってから鳴っていた様に思う。
 何だか 順番が変だなと感じた今朝だ。
 ずっと 津波から逃げてくださいと叫び続けるNHKのアナウンサーの声を聞いていると、何だか 気が滅入ってきた。
 そんな気分で朝食の準備をしていると、避難した人は何も食べずに逃げたのかなと思って、じぶんが何事も無かったように朝食を眼前にしていることが罪深いようにも思われた。
 そして 原発が心配になった。福島県は今でも風評被害に泣いているのに、又、何かあったらもう立ち上がれないななどとひかんてきなことを考えた。
 私は応援しているからねなどとつぶやく。
 最近、横浜の小学校と中学校で見つかったいじめ事件。
 福島県から避難してきた男児がまわりからいじめを受けて大金を搾り取られていたとか。
 そんないじめをする子達は、昔なら お里が知れる などと言われただろう。
 そんないやしいいじめをする物と同じ市に住んでいるなんてたまらない。
 福島県 頑張れ。
 今日も海岸に置いてあった車が津波に洗われたらしい。
 津波の被害は保険の対象にならないのではと思うと同情を禁じえないが、いつ 何時でも危機意識を持って対処しなければならないことがよく分った。
 皆 気をつけましょうね。


ジャネットのダイエットフード

2016年11月21日 | 日記

 今日は、朝、動物クリニックへ行った。毎月の健康診断が目的だ。
ワンのPHは訓練センターで検査の結果 6と出ている。この数値は理想的だ。
 体重は22.1きろ。先週は21.68だったので、増加と見るべきか、それとも、その後にツウをしたので 、又 元の体重に戻ったとも考えられるし、。先生は痩せすぎではないと言う。おかあさんとしては 22.5までは戻したいと思っている。
 一日3回、それなりの量の排便がある。こんなにしっかりと排便できるなら、おかあさんも ジャネットのフードに切り替えたいくらいだ。
 3回の排便では太るはずも無いか。
  お漏らしに関しては排泄の時間管理が崩れると漏らすことが分った。
 とは言うものの、つい、させそびれてしまって、今日も大失敗。
 失敗の原因はおかあさんにあり。

 動物クリニックでは 昔の話し方サークルのの仲間と出会う。数年ぶりの出会いだ。
 縁のある人とは、こうして、思わぬ出会いをする。
 1月から、又、サークルに参加したいお気持ちのようだ。
大歓迎ですよ。
 
 
 


 その後 出かけたおかあさんのクリニック。インフルエンザの前に体温を測ろうと言って看護師さんが額の前に何かをかざした。すると、6度ですと言ったのでびっくり。
 今はかざしただけで体温が測定できる機会があるんだね。
 ちなみに おかあさんの平熱は35.3部。6度と言い宇野は本当だろうか。

 さて、別件だが、往復での道中。周りを歩いている多くの方々が、おかあさんとジャネットの歩行を見ていてくれて、ちょっと 歩道をそれたりすると、すぐにチェックが入る。お陰で、危険もなく行き来が出来る。こうした声が毛がある地元の感興と優しさに心から感謝、感謝。
ありがたいです。


ジャネットの美しい毛並みが光る小春の日

2016年11月20日 | 日記

黒ラヴの毛並みの美(は)しき小春の日

 昨日の激しい雨から一転して、今日はとても気持ちの良い小春日より。今日は東京の勝どきにあるコンサートホールに出かけた流石に、今日の様な日は皆様にとってもお出かけ日和。電車や駅構内は大勢の人で賑わっていた。
 コンサートはホール誕生から15年に当たるとのことで、ガラコンサートと銘打っていた。
出演者は室内楽や有名ピアニストがモーツアルトの美しい曲を演奏したが、途中で ヤネットは何かがあって、立ち上がって尻尾を振ったり、何度も頭を持ち上げたり、。
 何だか、今までの鑑賞スタイルとは違う行動を見せた。
 先日、我が家でコンサートをした時はグッドだったのに。

 いや ヴァイオリンの高い音色が勘に触ったかな。今まで避けていたからね。

 今日は傍にガイドヘルパーさんしかいなかったから良かったものの、両サイドに未知の聴衆が座っていたら戸思うと、ゾっとした。
 おまけにおかあさんがケイタイの電源を切り忘れて、音が出るし、
ああ 恥ずかしい。

 

 そうそう 今日出演した 東コン ゾリスデンの歌のハーモニーは素晴らしかった。
 ジャネットの歩行はまあまあでした。
 ワンとツウの衝動が無い限りはベリー グッドなのです。


7人分のカレー

2016年11月17日 | 日記

穏やかに晴れて

 ジャネットは今日も快適な歩行。訓練センターに入れて1週間を訓練士と共に歩いたジャネットは、今日もグッドに歩いた。。ありがたいこと。
 これなら 時々 さび落としに預けたいところだが、これを続けていくと、ある時 大きく崩れると言われた。
 本当にそうかなと思うが、貸与されたのだから、責任はユーザーが取らなければならないだろう。

 さて 、今宵は5人の大学生が我が家にやってくる。以前、ユーザーの会の行事にボランティアをしてくれた一人の大学生と友達になった。
 今日は彼の後輩達が大学祭に開こうとしている「暗闇カフェ」をどうすればより良いイベントに出きるかを検討するのに、視角障害者の意見を聞きたいとてやってくるのだ。

 と言っても おかあさんに何の考えがあるのでもないが、はなしているうちに良いアイデアが浮かぶかも。
 地元の児童相談所に勤める友人のユーザーにも声を掛けて 助っ人をしてもらう。
 おかあさんは7人分のカレーとサラダを作って待っている。久しぶりの大人数の食事。おしゃべりに花を咲かそう。
 人好きなジャネットも喜ぶだろう。
 


切れなかった庖丁が

2016年11月15日 | 日記

 切れ味の悪い庖丁が

 11月6日から9日間 ジャネットを訓練センターに預けた。理由は トイレ管理と状況観察。
 この間、少し 漏らしたのは一回。預ける前から、調子は上がっていたので、おもらしや失禁は非常に改善された。
 色々考えてみると おもらしの最大原因はフードにあったように思う。
 尿のPHのコントロールとストルバイトの検出で使ったフードが合わなかったのだろう。
 今 ヒルズのWDで安定してきた。今回のセンターでの水分管理の検証で、漸く良い方向に向かいそうだ。。

 そして もう一つびっくりしたことがある。
 それは歩行に関することだ。
 預けておいた期間中、盲導犬の訓練士がジャネットと共に歩いてくれていた。お陰で今まで切れない包丁みたいだった歩行が、素晴らしい研ぎ師に出会って 素晴らしい切れ味の包丁に生まれ変わったといった感じになって戻ってきたのだ。

 すごーい。歩きやすい。仕事をきちんとしてくれる。

 この切れ味をどう保ってゆくか。保てるか。おかあさんは100%大丈夫です。とは言えないが、頑張ってみようと強く思うのだ。

 ジャネットとは光り輝くという意味があるらしいが、まさに 今 輝いて見えるよ。
 戻ってきてくれてありがとう。待ってました。


ニッキーは元気そうでしたよ

2016年11月10日 | 日記

 ニッキーは元気そうでした。

 今日 午後 車で送迎してくれたのでニッキーに会いに行った。
 大好物のリンゴを切って、おいしいおせんべいと牛肉の赤みのヒレ肉をお土産に持参した。
 これは鼻薬になったと見えて おかあさんに寄ってきた。りんごもおせんべいも盲導犬時代にはこっそりと上げていたものだが、今ではおおっぴらだ。
 おいしそうに音を立ててよくかんで食べた。
 その後、寝転がっていたので、身体を触察してみると、手のひらに重く感じる邪気を見つけ、排除してあげた。
 身体はきれいに保たれていて、大切にされていることがよく分った。
 
 この元気が保たれれば しばらくは大丈夫かも。
 目が見えないとのことだが、少しは回復したようなところもある。
 おかあさんが帰り仕度をしていると、珍しく傍に来て、さようならを言った。
 ニッキーも経過観察だ。

 さて 果実、盲導犬協会から駅に関するアンケートが来た。
 おかあさんは、今、出きるだけホームを単独歩行をしないようにしている。
数年前のことだが、ヘルパーさんや友人と電車に乗るとき、ホームと電車の会田に片足を落としてしまったことは4回ほどあった。リュックをしょっていなければ線路に落ちたのではないかと思われるケースもあった。
 それは ホームと電車の隙間があまりに広くて、死のマンホールの様相を呈した駅もあったからだ。
  今でも、電車に乗るときはとても緊張するし、最大の注意を払って乗り込んでいる。
 先日、次のニュースが目に付いた。

. 5人に1人、ホームで事故 盲導犬利用者 初の大規模全国調査
2016.11.08 時事通信
盲導犬を利用する視覚障害者の5人に1人が駅のホームで足を踏み外
す事故に遭っていたことが、認定NPO法人「全国盲導犬施設連合会」
の全国調査で分かった。ホームからの転落も5.6%が経験していた。
盲導犬ユーザーを対象にした大規模な実態調査は初めてという。
連合会は「視覚が不自由な人にとって駅ホームの危険が大きいことが
改めて浮き彫りになった」と指摘。事故の詳細や原因を追加で調べ、よ
り安全な外出ができるよう盲導犬訓練や歩行指導の改善につなげる考え
だ。
調査は、8月に東京メトロ青山一丁目駅で55歳の男性が転落し死亡
した事故を受け、10月に行った。連合会に加盟する全国八つの盲導犬
育成団体から貸与された691頭を利用する計716人にアンケート。
過去に徒歩で外出して経験した事故やトラブルを尋ねた。540人が回
答し、平均59.3歳、盲導犬の利用歴は同8.8年だった。
駅ホームから線路への転落は、30人(5.6%)が経験。転落はし
なかったがホームから足を踏み外したり、電車とホームの隙間に足を挟
んだりした人は114人(21%)に上った。
事故やけがには至らない「ヒヤリ・ハット」の経験は、駅で213人
(39%)が、交差点・踏切で309人(57%)があると回答した。
ヒヤリ・ハットについても追加で聞き取り調査する。

 

 

ここまでが記事。
 この数字にはおかあさんも含まれている。盲導犬を貸与されてからはホームへの転落は無いが、怖い思いはもうしたくない。
 文明生活をしようと思ったら、乗らざるをえない電車や汽車。
 危険の無いように利用したいものだ。

ジャネットがセンターに行ってから5日3日目には再開だ。会ったらぎゅっと抱きしめよう。
 今日のニッキーはおかあさんにジャネットのにおいが付いていなかったので受け入れてくれたのかな。パートナーとしての盲導犬たちの感情の起伏は測り難く複雑ですね。


小さなジャネットは大きなパートナー

2016年11月09日 | 日記

 小さなジャネットは大きなパートナーなんだね

 一年前の今日、おかあさんはニッキーを引退させて、新たにジャネットという代替犬をパーートナーに迎えた。
 それからジャネットと離れたことが無かったので、一人になる時間が無かった事になる。
 あれこれのお世話で慌ただしく一日が過ぎてゆく毎日のはずが、あれ まだ こんな時間だと驚かされる。そして、いつもの部屋が広く感じるなあ。
 夫が急逝してから5年と2ヵ月半になるが、そこにパートナーとしてニッキーが存在したことで、おかあさんはとても安定していられたのだと今思うのである。
 そして、今では、ジャネットと共にいるから元気でしっかりとしていられるのだと気づかされる
 言葉を持たない犬だが、彼らはその心の中を体全体で表現する。ジャネットは歩行中も、時々、おかあさんの顔を見ている。同意を得るような感じかな。その動きはハーネスを通じておかあさんの左手に伝わってくる。
 一人暮らしのおかあさんにとって二頭の娘達はかけがえのない存在だと改めて心に刻む
 今 夜の9時過ぎ。アメリカの大統領選挙では、 トランプさんが勝利した。
 株価も低下している。
 世界中に衝撃を与えた。
 これから、どんなアメリカになるのだろうか。
 今度の勝利は先行きの警戒感が強くなっているとのこと。
 トランプ リスク。スキャンダラスなトランプさんを大統領として頂くことに不安と不満を抱いている人は多い。どんな風が吹いたのかしら。
木枯らし1号だね。おお サム寒。

 さて、これから日本の政治や経済に嵐が吹きすさぶのかどうか。日本も何らかの形で変化せざるを得ないのか、先が思いやられる。 

 


一年前のニッキー通信 ブログに書いたこと

2016年11月08日 | 日記

ニッキーとお別れして1年

 おかあさんのブログは昨年の11月8日までが本当のニッキー通信。
 先ほど、一年前のブログを覗いてみた。。我が家での最期の時を何と多くの方々が訪れてくれて、お別れをしてくれた。
 ニッキーはもうこれが最期だと理解していて、特別の態度で今までの愛情への感謝を伝えた。
 おかあさんはそのことを忘れていた。が ブログを発信してきたお陰で ニッキーが盲導犬として 確かな即席を残して引退してゆくのだということが今分った。

 そのニッキーが今大きな病を抱えている。
 抗がん剤の効果で、朝の散歩が可能となり、ご飯もよく食べ、トイレも自分でしている。
 明後日、おかあさんは 再度、会いに行くことにした。お土産に牛肉の赤みのヒレを300ぐらむ買った。

 先日 ニッキーのパピー時代を育ててくれたパピーウオーカーさんが来てくれたそうだ。ニッキーは完全に赤ちゃん帰りをしたらしい。目が見えなくなっていても、その人のにおいをいつまでも覚えているのだ。
 
 先日、おかあさんが会いに行ったときは、おかあさんには近寄ってこなかった。おかあさんとしてはあまりいい気分ではなかった。だから、もう行くのはよそうかと思っていたが、自分のブログを読んでみると、あんなに愛していたじゃないのと大いに反省。
 これは おかあさんにニッキーが突きつけた最期の答えなのか。
 まあ しつこくされることは嫌がったニッキー。会いに行っても、そっと見守っていてやろう。
 今回はジャネットのにおいはしないはず。さて、おいしいお肉も持ってゆくおかあさんをどう遇するか。

 ジャネットの方はどうなっているのか、全く不明だ。
 おもらし おねしょの経過観察だ。このところは、以前よりも成績が良かったので悪化しないように願うばかりだ。


ジャネットの不在

2016年11月07日 | 日記

 ジャネットがいないと寒いなあ

 昨日はジャネットと共にホームコンサート 第6回を開催。
 ゲストは3回目となるバリトンの磯や大樹さんとピアノは金子渚さん。
 日本の秋の歌を御話を交えて歌ってくれた。
 童謡や歌曲の作られた秘話をお話されたが、その後に歌を聞くと、実に歌詞と歌が一体化してしみじみと聞くことが出来た。
  野ばらという歌があるが、原詩はゲーテ自身の体験談で歌詞の意味は意味深だって。知らなかった歌詞の秘話。これもホームコンサートならではの自在のお陰。
 その美しい歌声に6頭の犬達もうっとり。

 昨日は盲導犬協会の3頭の訓練犬を訓練の一環として受け入れた。ソノ3等は近々盲導犬として仕上がるであろうという犬達だ。
 それに、我が家のジャネットとユーザー仲間の出演者2名のぱーとなーーたち。合計6頭だ。
 訓練犬は最初はピーピー鳴いていたがそのうちに慣れてまるで存在を感じさせないくらいの静けさで横になっていた。
 盲導犬の中で一番うるさかったのはジャネット。おかあさんが歌うために離れたらピーピー。
 それでも4月のコンサートに比べたら、随分大人になっているとおかあさんは思ったけれど。
 犬達は拍手に反応して田チアがったりする。それを回避するのもユーザーの技。といっても、ユーザー自身が拍手をするから、難しい所だね。
 その場にいた参加者達は皆盲導犬や訓練犬の様子に驚いていた。
訓練犬の様子から判断するとジャネットの1年前は結構ペットだったかなと思った。

 さて そのジャネットが昨日の午後から 盲導犬協会の訓練センターに再入所した。
 目的はおもらしやおねしょの様子を見たいとの事であった。
 10月後半からはたまにするくらいになっていたので、、おかあさんとしては もう 入所する必要は無いかなと思っていたのだが。
 しかし、このところのジャネットの歩行は盲導犬とは思えない注意力散漫なひどい歩行だったのでこのあたりで 訓練士さんと歩いてもらって修正して欲しいのも本音。
 だが、他の犬よりも毛がふさふさしていないので、犬舎の寒さで風邪を引くのではないかととても心配なおかあさん。
 これから1週間ジャネットは不在と鳴る。
 今朝、目覚ましを入れ忘れたら午前8時に目覚めた。いつもなら6時に起きて、じゃねっとのトイレや食事を済ませて、おかあさんのラジオ体操などをする。
 考えてみると、盲導犬に対する愛情と責任感とで、日々、規則正しい生活が出来ているのだ。ついつい、忘れがちに鳴る。
 このところ、ジャネットはおかあさんをおかあさんとして認識してきたように思っていたので、突然引き離されて、訓練センターの犬舎に入れられたら、どんな気持ちになるのか。戻ってきてからのことも心配になってきた。


 


憲法記念日

2016年11月02日 | 日記

これは障害者差別だろう

 先日 最寄の銀行を通じて、A信託と遺言について打ち合わせをした。
 その時、戸籍謄本などの入手を信託会社にお願いをした。
 それには委任状が必要との事であった。
 おかあさんは自分で書名だけはして、住所は代筆して貰おうと思った代筆は出来ないとの事。
 担当の方いわく、「委任状の全部に本人が書いたものでないと受け付けないお役所があります」と言った。
 それなら 、色々な事情で字が書けなくなった人もいるのだから、障害者差別ではないだろうか。
 書ける人しか委任できないなんて厳しすぎるのではないだろうかと思うけれど
 これからも見えない目で書類の求めるままに自力で書面を満たさなければならないことが待っているかも。
 それにしても 代筆に関する新しい法律ではどう言っているのだろうか。

 確かに戸籍謄本を取得するには厳重なしばりが必要だ。でも お役所によって取り扱い方が異なるというのは頷けない。
先天的な視角障害者の中には、漢字を知らない人もいるらしい。
明日は憲法記念日だ。人の生きる権利を保障しない憲法。日本国は障害者にとって結構住みにくい国かも知れない