ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

スペイン風邪の真実

2018年02月27日 | 日記

スペイン風邪の真実

 今年はインフルエンザの流行が拡大して、おかあさんの周りでも罹患したとの話を聞いた。
 世界的な流行があったとは聞いていないが、今から100年前に世界中に流行して4千万から5千万人が死亡したといわれるスペイン風邪。流行のきっかけはアメリカの軍事施設から始まったそうだ。そこから世界に流行が広がったのだが、当時は第一次世界大戦中で、参戦国はその流行を口を閉ざして情報を流さなかったのだ。
 しかし、40万人が犠牲となったスペインは情報の規制が無く、多くの犠牲者が出た事をニュースで報じた。
 そこで、この世界的なインフルエンザの流行がいかにもスペインから始まったように受け止められたとか。
 これが事実なら、スペインは飛んだとばっちりを受けたことになる。

 100年前の人々の往来を考えると、どうして、そんなに世界規模の流行になったのだろうかと疑問に思う。 が、第一次世界大戦で人々が動くことにより、拡大が いや増したのか、衛生観念とかワクチンの誕生、的確な薬や人に移さないための養生法などがこの100年の会田で進捗を見たこともあるだろう。
 そう言えば、何年か前にも新型のインフルエンザを防止するために、空港の通関時に熱がある人をを神経質に隔離したことが思い出される。

 おかあさんは、数年前からワクチンを打つようにしてきたが、今年は一時期に不足して、打てなかった。その後、ワクチンが余りだして打とうとしたが、その折に貰った注意書きを読んで、打つのを止めた。
 理由は、そのリスクの大きさだ。紙には死亡するかもと言いながら、そのリスクは大したことはありませんと書いてある。
 どちらが本当?
 おかあさんはアレルギー体質なのでやめた方が無難ではないかと考えた次第。

 今我が家ではジャネットが花粉症でくしゃみをしている。
朝、トイレでベランダに出るたびにだ。それは人間と全く同じくしゃみだ。
それも2回、立て続け。

 おかあさんも肌がチクチク、睫が重くなったり色々な症状が出てきた。

 杉を伐採したあとは、雑木林になるように精力的な改革をお願いしたい我が家の住人である。


フィギュアー スケートをラジオで解説

2018年02月21日 | 日記


 日本の冬季オリンピックでのメダルも最高の数となった。
 特にフィギャー  スケートとスピード スケートだ。
 おかあさんは まだ 見えている時、フィギュアー スケートを見るのは楽しみであった。
 今 見えないが、テレビで殆ど説明の無いまま、雰囲気を楽しんでいた。
 ところが、今日 ラジオでもその中継をしていることを知って、聞いてみたら、これは巣嵐意。全ての動きと行状をアナウンサーが説明してくれた

 これなら、男子も聞けばよかったなあ。

 説明を聞いていると、信じがたいポーズ。まるでアクロバットだ。
 では テレビ観戦とライオ感染とどう違うか。
 ラジオでは開場の観客の息吹とか、選手の醸し出す気を読み取ることが出来ない。
 テレビでは何をどうしているのか分からない。
 例えば 男子の羽生結弦さんのショートでは素晴らしい気が発揮されたことを感じたが、フリーでは 、守りに入った気が感じられた。
 さて、ラジオで聞いていたら、おかあさんの感想はどうであっただろうか。

 選手の着ているドレスの色を聞いただけでもぐっと銀盤が鮮やかに見えてきたから、今日はとても楽しい日となった。ありがたいことです。

 昼、ジャネットがワンをしてくれたので、クリニックへ持参して検査をしてもらった。
 今回もストラバイト結晶がでていた。今回は血は認めず。
そこで 、フードをストラバイト対応に代えることになった。
 1日372ぐらむ、3キロが5710円のフードが。どのくらいで治るのか不明。
 以前は療養食として、症状が出た最初からフードの支援制度があったが、今頃はその制度が無くなり、事故対策となっている。
 これが続いたら大きな金額になってしまう。
 今晩から食べている。問題なく完食したので、まず 嫌がってはいない。
 明日から、ツウの様子が変るだろうから、よくかんさつしなければいけない。
 それにしても、明日、今までのフードが15きろ届きますが、どうなるのでしょうね。

 午後、区役所へ行って パソコンをウインドーズ 10にするのでそのソフトへの補助の申請を済ませてきた。
 3月に入ったら、新しいパソコンになる。
 ソフトがどのくらい賢くなっているのか楽しみにしている。
       


もしかしたらジャネットは膀胱炎?

2018年02月19日 | 日記

もしかしたらジャネットは膀胱炎?

 暫くの間 おしっこの失敗の無かったジャネットがこのところ何だかおかしい。と思っていたら 今日の健康診断で尿に問題が出た。
 1ヶ月前まで 全く問題が出ていなかった尿検査で、石とちが混ざり、PHが8とアルカリ性に急上昇した。

 このところ おしっこの量が少なく、するのに時間がかかって、なおかつ、ふっと触ってみたら、お知りの毛がぬれていることがあった。
 1週間後に再度尿の検査をして、それでもまだ症状が出ていたら、投薬することになる。
 今のフードに変えてから、それまであった諸症状がきれいに取れて、おかあさんは安心していたが、寒さが原因か。

 膀胱炎はニッキーも経験したが、あの時も突然症状が出た。
 投薬は約半年。治癒までには結構長く罹ったと思う。

 お知りから後ろ足をマッサージすると気持ちよさそうにして、反対側もと回転。やはり、何か重いものを感じているのだろ桜花。

 今日は動物クリニックに行った帰りに道を覚える訓練歩行をしていた。普段渡らない横断歩道で、場所の特定ができずに渡ろうか同商家と躊躇していたら、おかあさんの名前を呼ばれた。
 何と、知り合いのガイドヘルパーさんとばったり。
 その横断歩道の渡った先には太い電信柱がニョッキリ立っていた。なんでこんな所に電信柱があるのだ?
良かった。知らないで渡ったら、絶対にゴチンと火花が飛んだだろう。
 ジャネットはこの辺の誘導がへたくそなんだから、ラブちゃんはあいまいなところがあるので油断がならない。
 お陰で教えられて無事に渡って、危険があることも知りえた。
 日本の道、何でまっすぐでないのだ。ほんの少し角度を間違えたら、思いも寄らぬ方向に流れてゆくのだから。いつも神経を張り詰めていなければならない。

 盲導犬と歩いて10年になるが、ゆっくりと散歩気分で道を歩いたことは無かったように思うのだ。
 盲導犬の使用者の大半が散歩をするためという理由だと聞いたが、この見えない目でどうしたらのんびりと歩けるだろうか。
 本当に不器用な人間棚とつくづく嫌になる。


羽生結弦さんは真の王者

2018年02月16日 | 日記

羽生結弦さんは王者

 おかあさんは目が見えないので、ピョンチャンオリンピックは耳からしか聞えてこない。今日こそは聞き逃せないと思っていたフィギャー スケートの男子のショート。映像は昔見た記憶を思い出しているだけだが、聞えてくるのは音楽と、たまにしか物を言わないアナウンサーと全く声を発しない解説者と観客の声や拍手だけ。
 それでも、見事に研ぎ澄まされた演技が伝わった北。
何だか胸が熱くなった。
 大きな怪我の後も言い訳も無く、休んでいる間も常に頭を使って考えていたとの事。精神力が強いわけでもないが、支えてくれる多くの方たちに、又 素敵な夢を見せてあげたいということだろう。そんな人たちから力を貰って不死鳥は立ち上がってきたのだ。 日本の政治かも彼に習って、本当に国民のためになることを真剣に考えてくれたらと思わぬ方向におかあさんの考えがきりきり舞いをしてしまったが、大きな大きな虹を見せてくれた羽生さん。
 軽々と飛んでいるように見える4回転。実は名前の通り羽が生えているのではありませんか。昔は美しい白鳥だったとか。

 さて 我が家の黒ラヴさんは新しいガイド ヘルパーさんにいいところを見せ付けるように、いい歩行をしてくれた。今の所 トイレへ行きたいとき意外はグッドだ。進歩しているのを見るのは楽しい。愉快。おかあさんも幸せよ。


ゴーストシンガー マーニ ニクソン

2018年02月11日 | 日記

マーニ ニクソンというゴースト シンガー

 池袋南口にある シアター グリーンという劇場の演劇公演を見に行った。というより、活弁士と言う古くて新たな職業名がついた檀鼓太郎 だんこたろうさんが音声解説を付けるというので聞きに言った。
 近頃は視角障害者向けの映画の音声解説や舞台の開設が大いに盛り上がってきている。かっては、足を運ばなかった映画館や劇場へせっせと足を運んで、講演や映画をより身近に感じて楽しんでいる仲間を見かける。
 その折に音声解説をしている達者な人物がだんこたろうさんだ。
 今日の舞台「マーニ」は1950年代から1960年代に掛けて作られたハリウッド映画の対策、「王様と私」ウエストサイドストーリー「や「」マイフエア レディ」などのゴースト シンガーを努めた女優の話。まあ 舞台だから虚虚実実の話だが、あの素晴らしい歌唱力の主が本当は誰なのか、そんなことは全く問題にしなくても映画そのものが素晴らしかったと思う。
今でも映画の内容を覚えていますよといえる対策ばかりだ。

 舞台の上では主演女優のプライドとそれでも替え玉の歌唱力を愛でようとする女優達の葛藤が良く描かれていたと思う。
 今まで そんなことは全く想像ダニしなかったが、完璧な映画をプロヂュースする方の決断力も映画製作に携わる首脳陣の厳しさがあったのだ。

 主演の大女優達が自分の歌がさいようされないと知ったとき、どんなにプライドを傷つけられたか、それとも 甘受したのか。真実はどうだったのであろう。

 その主人公のマーニ ニクソンは一昨年86歳で逝去したが、他にも多くの映画に出演して、かつ 多くの歌手達を育ててきたとの事。
 それにしても、素晴らしい歌唱力である。
もう うっとり。

 今日のジャネットは途中でいびきをかいた。演劇やコンサートで寝ない子なので珍しい。

 シアター グリーンは池袋南口39番出口からすぐ傍 3分のところにある劇場だ。
ソノ傍に広い芝生の講演と飲食店とお寺とお墓が沢山あるとても不思議な環境にある。 今日は連休中なので、講演には多くの家族連れや若者が集まってきて、楽しんでいる。池袋はごちゃごちゃした印章しかなかったが、空が広く緑豊かな環境で、ジャネットも散歩が出来たね。
 東京って面白い所だね。
 そう言えば先日訪れた深川の清澄白川駅周辺もお寺とお墓の多い場所だったっけ。
 こんなところは横浜にはないわ。


節分の日のありがとう

2018年02月03日 | 日記

 節分です。夕方 ジャネットの臀部に出来物があるのではないかと思い、クリニックに行ったが、何もないとの事。昨日と今日 血の様な物を触れたと思ったのは錯覚か。とはいえ、何も無かったのは福音だ。
 帰りにいつも頂いている犬用の歯磨きをと言ったら、今は私費になっていますとのこと。 そうか、福祉も縮小だなあと思った。価格を聞いたらびっくり。小さい練り歯磨きが2000円ですって。くださいといったのだから、やめる分けにはいかない。何気ない顔押して買ってきたが、これからは、ぐんと押し出して使うのは辞めにしようと思った次第。
 ジャネットの歯はニッキーよりも歯垢が付きやすいと思われる。
 練り歯磨きは大好きだ。歯磨きをするよと言うと飛んでくるお利口さん。

 さて、おととい みぞれのなかをフォローアップしてほめられたと思ったのに今日は又知らない内に横断歩道を渡って間違った方向に行ってしまった。一人のご老人が声を掛けてくれて、目的のコンビニまで手を引いてくれた。
 そこで、親切のお礼にありがとうシールを渡そうとしたらバッグに手を掛けたら、「いやいや ...」とおっしゃった。もしかしたら、お礼にお金をくれるのではと勘違いされたかな。
 出てきたのは、ありがとうと書かれた盲導犬のイラスト入りのシール。「良かったらどうぞ。受け取ってくれてありがとう。
お陰で支払いを済ませました。

 それから恵方巻きを買って家の知覚に来た時、よく間違える魔のT字路。このT字の縦の路地に入りにくいのだが、今日も苦戦。するとすれ違った女性が、お手伝いをしてくれた。お話では、私達を見知っている方だ。自宅をご存知と見えて、正しい方向に導いてくれた。
 そして ありがとうシールをどうぞ。
 そこには、補助犬とは盲導犬、聴導犬、介助犬の3つを言いますと書かれてある。
 おかあさんの手からこのありがとうシールがいつ無くなるか。速ければ早いほど、親切を受けた証拠。でも、逆に それだけ 歩行に問題があったことにもなるのだ。
致しかゆし。
 どうも雪の降った後の道は、臭いが十万していると見たおかあさん。早く乾燥して欲しい道。
そうでないと、ジャネットは歩行中に何度も臭いかぎで立ち止まるので歩きにくくて困るのだ。」

 帰って恵方巻きを正しく南南東に向かって食べた、正しくというのは、我が家の食卓テーブルが丁度恵方に向かって座るように措かれている。今年も福に満たされて、ラッキーでありますように。


節分の午後のありがとう

2018年02月03日 | 日記

(4)日常生活用具展示体験会のおしらせ  (見出し番号繰り下がり)
恒例となった視覚障害者向け日常生活用具と便利グッズの展示体験会です。直接
メーカーの担当者から日生具について説明を受けられるほか、関心のあるものが
ありましたら、手に取ってお試しいただけます。 ぜひ お誘い合わせてお出か
けください。
出店予定業者 11業者
展示予定アイテム 横浜市が指定している視覚障害者向け日常生活用具・便利な
調理用具ほか

場所 横浜ラポール2階 ラポールボックス
問い合わせ 事務局 電話 045-475-2061