ニッキーのうんだめし その2
夕べ 雨の中を30分近くもウロウロして ツウ(排便のことですが)をしたいと頑張って
果たせなかったのに。
今朝はすんなりと。まずは めでたいこと。
銀紙がないかとビニール袋の中を 探ってみたが 堅いものには触れない。昨日の朝も無かったようなので
まだ腸内に潜んでいるのだろうか。
たおやかな美人酸なのに どうも 食いしん坊ならならぬ 食いしん嬢である。
とりあえず 動物クリニックには行かず
午後は おかあさんのいく横浜美術館へ同行させた。
朝夕は しのぎやすくなったが まだまだ 昼間は暑い。
今日は 家から靴を履かせたが 美術館へ付くまで 問題なく履いていた。
ニッキーは暑くても 今日くらいだったら 家出寝ているより お仕事に出かけたほうがいいらしい。
嬉々として 韋駄天走り。
帰宅しても このあいだのように バテてしまうこともなくなった。
行く途中で ワンとツウをしたので おかあさんはものすごく安心して絵画の世界に
のめりこめた。
今 横浜美術館では 視覚障害者を対象に ちょっとためになる企画をやっている。まだ テスト期間中だが 視覚障害者一人に 2人以上の複数のボランティアが就いて決められた絵画4点を鑑賞してまわる。
今回も サルバドール ダリ の幻想的風景 暁 英雄の午後 夕べの3つの作品で出来ているパステル画を見た。今日で3度目になる。
この絵は大きい。1942年に アメリカ人の女性実業家
ヘレン 何とかさんが自宅の食堂の壁画にとダリに依頼したもの。
テーマを 彼女の人生とした。
シュールリアリズムのダリの作品なので 非現実的な情景が表されている。
はじめは 何となく 不気味な感じだったが 鑑賞の回数を重ねるうちに この大きな作品が とても 好ましく思えてきた。
絵は 暁 (誕生) 英雄の午後(活動期)夕べ(死を表現していると言われる。
全開まで考えもしなかった感慨が浮かんだのは この死 を意味する絵にある 二人の人物の後姿だ。
それは あたかも 神と共に天国へと向かいつつあるヘレンの後姿ではないか。
この感覚は おかあさんがカソリックの信者であり 昨年 病床先例を受けて 神に導かれて天国へと旅立ったおとうさんを重ね合わせた上でのことだ。
だから 見る人 それぞれの歩んできた人生で 皆が異なった感想を持つのが当たり前だと想う。
一つのものを出来るだけ深く見つめることの快感が この絵画鑑賞会のワークショップなのだ。 これから ダリの精神生活について調べてみようと想う。
ニッキーは会議室にステイしておかあさんの帰りを待っていた。
帰り道 又 ワンをちらとして 韋駄天で帰り ご飯を食べた。
そうそう 今日のガイドヘルパーさんは頻回に美術館を訪れるという男性ヘルパーさん。お父さんのために お鼻を持参して下さった。
嬉しいこと。二人でおとうさんを偲びました。
夕べ 雨の中を30分近くもウロウロして ツウ(排便のことですが)をしたいと頑張って
果たせなかったのに。
今朝はすんなりと。まずは めでたいこと。
銀紙がないかとビニール袋の中を 探ってみたが 堅いものには触れない。昨日の朝も無かったようなので
まだ腸内に潜んでいるのだろうか。
たおやかな美人酸なのに どうも 食いしん坊ならならぬ 食いしん嬢である。
とりあえず 動物クリニックには行かず
午後は おかあさんのいく横浜美術館へ同行させた。
朝夕は しのぎやすくなったが まだまだ 昼間は暑い。
今日は 家から靴を履かせたが 美術館へ付くまで 問題なく履いていた。
ニッキーは暑くても 今日くらいだったら 家出寝ているより お仕事に出かけたほうがいいらしい。
嬉々として 韋駄天走り。
帰宅しても このあいだのように バテてしまうこともなくなった。
行く途中で ワンとツウをしたので おかあさんはものすごく安心して絵画の世界に
のめりこめた。
今 横浜美術館では 視覚障害者を対象に ちょっとためになる企画をやっている。まだ テスト期間中だが 視覚障害者一人に 2人以上の複数のボランティアが就いて決められた絵画4点を鑑賞してまわる。
今回も サルバドール ダリ の幻想的風景 暁 英雄の午後 夕べの3つの作品で出来ているパステル画を見た。今日で3度目になる。
この絵は大きい。1942年に アメリカ人の女性実業家
ヘレン 何とかさんが自宅の食堂の壁画にとダリに依頼したもの。
テーマを 彼女の人生とした。
シュールリアリズムのダリの作品なので 非現実的な情景が表されている。
はじめは 何となく 不気味な感じだったが 鑑賞の回数を重ねるうちに この大きな作品が とても 好ましく思えてきた。
絵は 暁 (誕生) 英雄の午後(活動期)夕べ(死を表現していると言われる。
全開まで考えもしなかった感慨が浮かんだのは この死 を意味する絵にある 二人の人物の後姿だ。
それは あたかも 神と共に天国へと向かいつつあるヘレンの後姿ではないか。
この感覚は おかあさんがカソリックの信者であり 昨年 病床先例を受けて 神に導かれて天国へと旅立ったおとうさんを重ね合わせた上でのことだ。
だから 見る人 それぞれの歩んできた人生で 皆が異なった感想を持つのが当たり前だと想う。
一つのものを出来るだけ深く見つめることの快感が この絵画鑑賞会のワークショップなのだ。 これから ダリの精神生活について調べてみようと想う。
ニッキーは会議室にステイしておかあさんの帰りを待っていた。
帰り道 又 ワンをちらとして 韋駄天で帰り ご飯を食べた。
そうそう 今日のガイドヘルパーさんは頻回に美術館を訪れるという男性ヘルパーさん。お父さんのために お鼻を持参して下さった。
嬉しいこと。二人でおとうさんを偲びました。