ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

輝く声とは

2017年04月30日 | 日記

 輝く声 輝かない声
 今 NHKで歌番組を聞いている。先ほど もう 一度聞きたい曲とのアグネス チャンが歌ったが、唄になっていない。元々 下手だったのかも。声がマイクに乗ってこないから、歌詞がはっきりしない。
 おかあさんは声は身体の骨格と筋肉で出すものと理解している。
 しかし、今日の司会者の一人の話す声を聞いて、この新年がぐらついてきた。
 角界出身の歌手  増位山だが、何だか艶がない。まあ 素人っぽいからなのか。
 こうして聞いていると、60歳以上の歌手は、どのように自らを鍛えているかが問われるが、絶対にそうとも言い切れないようだ。

 とはいうものの、高齢になっても歌を歌いたければ、若い頃から 筋肉を鍛えなければいけないと思う。それが年寄り声にならない秘訣だろう。
 今日の三河憲一は観音様のような衣装を着ているらしいが、声量こそ衰えてきているが、声はしっかりと前に出ている

 いつまでも輝く声の持ち主でいたい。さあ 精進、精進ですね。
 


車の左折時に発生する巻き込み事故の防止

2017年04月26日 | 日記

ボタンの花が満開です。

 14年位前に植えてもらったぼたんニッキーのおとうさんがこよなく愛した牡丹が大したお礼肥えもしないのに毎年美しく咲いてくれる。有難い花だ。白色は消えてしまったが、牡丹色と薄いピンクが残った。
 春の訪れと共に狭い庭に25種類くらいの花が咲き、百花繚乱とまではいかないが楽しませてくれた。訪れる人は皆 愛でてくれる毎年 春は大いに人と人の交流が豊かだ。

 さて 先週末の盲導犬の会のイベントが終わり、会も新年度に入った。会報を担当しているおかあさんは、情報をいかに会員の満足にいくように配信できるかを腐心している。
 今年度からは、カリスマ訓練士からの情報がもらえる事になったので紙面が充実する。
昨年から盲導犬とユーザーに関する事件が多発している。
今まで、盲導犬はスーパー ドッグとして神格化されてきた。足や尻尾を踏んでも我慢しているなどと言われてきた、
 以前、ジャネットは電車内でおじいちゃんに尻尾を踏まれたことがある。きゃきゃーんと隣の車両にまで届くほどの鳴き声をあげたジャネット。
 そう 痛いものは痛いのだ。
盲導犬に声を掛けてはいけないとのルールが、いつのまにか、ユーザーに向かっても声を掛けない風潮が生まれてしまったと盲導犬を育成する団体では考え、国民の意識を変えてゆこうと野変化が出てきた。
 おかあさんなどは、地元を歩きながら、多くの方々の眼に触れて、手助けをいっぱーいしてもらいながら、歩いている。でも、声を掛けるまでは、ジャネットとおかあさんがどう したいのだろうかと観察しているようだ。
 まあ 無闇に声かけはしていないが、車道に降りたり駐車場に入ったりして普通とは思えない歩行をしているようだから、いつでも 大いに声を掛けて欲しい。

 先日、盲導犬のユーザーからヒヤリ ハッとした体験をお聞きした。
 いままで 聞こえてこなかったが、結構 盲導犬がらみで怪我もしている。
 周りの人は危険な行動だと思ったら 躊躇せずに声を掛けて欲しい。
 車の左折時に交差点で危うく轢かれそうになった人は多い。交差点の左折はあまり ぎりぎり歩道に近づかないほうがよい。運転する人はよくよく左を見て欲しい。
 おかあさんは、信号が変っても、すぐに交差点に入らないようにしている。
 事故の無いようにしたいものだ。


ベタベタ ジャネット

2017年04月13日 | 日記

ベタベタ ジャネット

昨日のジャネットは今までに無くベタベタとおかあさんにまとわりついてきた。
 一度はおしりをくっつけてくるので、トイレだと分かったが、。
 ニッキーもまとわりついてくる子ではなかった夜 寝る前にしっかりと抱いてあげたが、見当違いだったかも。言語での遣り取りがないのはもどかしい。数日間の雨の日の夜、家事が一段落したと考えたジャネットはおもちゃをくわえて、足を床に当てて トントンと打っている。これは何のためか分ったおかあさん。
 このおもちゃで遊ぼうよと誘っているのだ。こんな時はおかあさんもわくわくして、ジャネットを大いに走らせる。滑る床を滑ってきて、丁度 所で制動をを付けて停まる。これが絶妙な距離で停まる。
 先日は制動が利かずおかあさんは吹き飛ばされてしまった。
こんなことは初めてだ。
 猿も木から落ちるっていう感じだ。


 盲導犬のユーザーはこうして犬を遊ばせながら、実は 教育に繋げているのである。
 思い切りこうふんさせてから、コマンドを掛けて、忠実に従わせる。
 これをDE と呼んでいるが、ドッグ エヅケーションの略だ。外出先で いつでも ユーザーの命令に従う
 パートナーはユーザーのきちんとしたコマンドを待っている。
 ところが 見えないユーザーの失敗は数々。
 このところ ジャネットは捨てた吸殻をくわえることはしなくなったが、何を口に入れるか危険がいっぱい。
 見えないと怖いことが沢山あるんだ。
 最近、盲導犬を取り巻く人たちの意識が変ってきて、盲導犬はスーパー ドッグじゃないから、周りの人たちが もっと みていてあげようよと言うようになってきている。
 でも、しっかりと働かなければ鳴らないところではグッドなガイド ドッグとして頑張っているんだよ。


咲いた咲いたチューリップの花が

2017年04月10日 | 日記

ジャネットは4日ぶりに外出。歩行は完璧に近い精度でこなす。日々 どうしてこんなに制度に違いが出るのか不思議だ。

 さて、おかあさんの読書だが、サピエ図書館と名づけられた録音図書と点字図書のウエブサイトから 日に8冊の本をダウンロード出来るので、会員となって有難く使わせてもらっている。
 最近は国会図書館にもアクセス出来て、7万冊の本に出合える。
 
 今日おかあさんが読んだ本は ものすごく 読後感が爽やかで、しかも 読み応えがあるのでご紹介する

著者は 万城眼 学ぶ まきめ まなぶ氏

題名 悟浄出立 ごじょうしゅったつ

 三国史を土台に 何人かの主役がオムニバス風に話しを進めてゆくのだが、短編のそれぞれの内容がきちんと頭に入ってきて、読んだ後に人に語ってあげられる。
 
 全体で200ぺーじちょっとだから、すぐ読める。
 トランプ旋風でいやな心持に鳴っている今、心中を涼風が通り抜けた感がアル。

 

 甥から誕生祝にと貰ったチュウーリップがいっせいに花を咲かせてきた。植えてから球根が太る暇が無かったのか 花は小さめだが、ジャネットみたいでかわいい。
球根が長く地中にある方が より大きい花が咲くのだろうか。
我が家の場合植えてから3ヶ月になる。


おかあさんのイタリア歌曲

2017年04月05日 | 日記

おかあさんのイタリア歌曲

 おかあさんの歌のレッスンの駄目だしでしょっちゅう言われることがある。
 それは 言葉が子音で終わるときに その後に母音をくっつけて発音してしまうことだ。
 例えば amorという言葉。意味は愛とか動詞なら愛するだ。これを発音する時、アモール と最期をru と発音してしまう。
 おかあさんは全く気づかずに歌っていたが、声楽の専門家にとっては、とても聞きづらい発音なのだ。

 こんな例は5万と出てくる。それをずっとずっと気にしながら歌うのはなかなか大変。
 何しろ 楽譜が見えないのだから。全てを 暗譜で歌うのだから、音符の長さも然り、こうした細かいところを本当に性格に歌わないと、駄目だしとなる。
  別の問題は正しく音符どおりに発生できるかどうかだ。
 普段、家出自習をする時は、アカペラで 歌うことが殆どだ。
 だから、間違えた音で歌ってもそれを自覚できない。これが続くと その間違った音で覚えてしまい、又 駄目だしをされる。
 言われて初めて気づく。絶対音感は持ち合わせていないので、思わぬ思い込みに愕然とする。

 今 復習している ヘンデル作曲の オペラの中の 私を泣かせてください は2オクターブのソが何度も出てくる。ソまでしか出ないのに出すのだから大いなる努力が必要だ。
 ジャネットは ファあたりから「おかあさん もうやめて。」と「ヒーという高い音を出す。
 今日 絶対音感の持ち主の ピアニストに聞いてもらったら 3おくたーぶのレの音だという。
 ジャネットは何とコロラツーラ並みの高温まで出せる犬なのである。
もう びっくり。今度 ジャネットにソより高い音を音楽的に出すコツを教えて貰いたいもの。
 犬の音域って広いんだね。

 おかあさんは 今 リハビリの為に声楽を習っているのだが、性格に学ばなければ、 下手に歌っていたら、分る人を不愉快な気分にさせてしまうことが分って、又  男性なら ふんどしを締めなおして再出発ということになるだろう。
 まあ 4月だし、もっとCDを良く聞いて頑張ることにしよう。
 一年後を見て下さい。先生。


耳障りなニュース原稿が...

2017年04月03日 | 日記

良くなったNHKのニュース原稿


 東京の桜は満開ですって?では、地元の横浜の桜はどんな感じかな。

 昨日教誨に行った。教会の前は公園になっているが、さえぎる建物も無い公園の桜は まだ 1部咲き。この違いは何でだろうか。
 朝の我が家の2階は 今朝も16度。それから ずっと エアコンをつけっぱなしだ。
 春の室内は、陽だまりの外より気温が低い。

 さて 、1月25日におかあさんはNHKのラジオのニュースの言葉遣いが気になると書いた。
 「ということです。」が文章の最後に頻繁に使われて、とても耳障りであった。
 その後も気にしながらニュースの言葉を聞いていたら、数日後には その言い方がニュース原稿から消えた。 見事に消えたのである。
 その理由は分からない。担当のデスクも気になっていたのかもしれない。
 何事かを人に伝達することはそんなに難しく考えることではないと思う。
 
 今は聞きやすくなったNHKのニュース。
 いつかも書いたと思うが 「黙然という言葉。今第一の読み方は 「もくぜん」」である。
 多くの人にとって、このもくぜんという読み方は、アレッ と思うのではないだろうか。
 おかあさんのように朗読で読書をしていると、今までとは違った読み方をするケースに出会うことがある。
 ただ 単に、朗読者の思い違いで読み方を間違えることもあるので、ソノ都度どちらが正しいかを確認することは出来ないが、複数の本の中でおかあさんの常識と異なる読み方をしている時は、作成した点字図書館に問い合わせうをする。すると、日本語の変化を知ることが出着るのである。

 昔に比べると、朗読した本は数名がモニターをして 間違いを正しているので、聞きやすくなってきた。
 プロが読んだ本は流石である。間違いが無い。

 先日から今までの直木賞に選ばれた86冊をSDカードにバックアップしたこれから何日か掛けて、一気にこれらを読む予定だ。
大いに楽しもう。