ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

有難い励ましのお電話

2011年05月30日 | 日記
有難い お見舞いの電話

今日は久々のお日様に誘われて ニッキーも外出。足取りも軽く わくわくしながら おかあさんの買い物と 動物クリニックへ。
 今日は ちゃんとクリニックの玄関を教えてくれた。そこまでは良かったのだが 「ニッキさん お待たせ。」と看護士さんが迎えにきたら 出口に向かって帰ろうとする。今日は 何頭もの小型犬が来ていたので ニッキーは及び腰。特に 小型犬は苦手だ。ー
クリニックでフロントラインを入れてもらい 体重管理。理想体重の27キロより20グラム少なかった。前回より 300グラム増えた。

話は変わるが  ニッキーの得意技にスリッパの持ち逃げがある。時には両方。
今日はお父さんのスリッパの片方がどんなに探しても見つからない。
今朝は 調理台において置いたじょうごがない。さんざん探して 最後にニッキーのハウスを覗いたら アッタア。こんな物 どうして持ってゆくのよ。でも 幸いなことに 壊していなかった。
ニッキーにとって 全てがおもちゃだね。

さて 今日のおとうさん。ここ 数日夜中の寝汗や微熱で疲れやすくなっている。そんな日は ベッドにいる時間が長くなる。

 そんな時 元 患者さんから お見舞いのお電話。
おとうさんは少し元気になった。
人は孤独を感じたとき 生きる希望を持てなくなる。励ましのお電話や訪問は 大歓迎だ。

雨天の日 ニッキーは外出しません

2011年05月28日 | 日記
早くも入梅にびっくり ニッキーも缶詰状態に

 台風2号の接近で梅雨前線も刺激され雨。
しかし 思ったより 弱い雨なので助かる。
 今日のニッキーはトイレの時間が間遠で心配させられた。頻尿でも心配 回数が少なくても心配。普通が一番。

 雨の日のニッキーとの外出は鬼門。何回か危険な目にあった。
だから 雨の日はトイレのために家の前に出る以外はニッキーも缶詰だ。

 だから 今日など寝てばかり。以前のように遊びたがらない。


 一昨日はシャンプーをプロに頼んだら 珍しく嫌がった。シャンプーが終わって引き取りに言ったが やけにすねている。夜まで続いたニッキーのお冠。おかあさんのコマンドは無視。
やけに人間臭い行動だ。

さてこのところのおとうさんの病状だが 食事も進み 仕事も一日当たり少ないがこなすようになった。
歌のレッスンにも戻りたいと望んでいるが まだ実現していない。

最近は  過去の旅の思い出を多く話すようになった。
何故なら 今のところ 未来の旅の計画が組めないからだ。

おとうさんの通った京都の大学へも もう一度 言ってみたいと考えているが 日々 
色んな形で民間療法をしているので 結構忙しい。

6月4日には 瀬谷区にあるホスピスへ外来予約。まだ 2年間は生き抜くと言っているが
家族としては急変したときの受け入れ先が欲しい。そのための外来予約だ。
何しろ膵臓がんの病状を調べていると どの場合も急変すると書いてあった。
瀬谷区は我が家からはとても遠いと思うが 盲導犬を受け入れるとのことで 決めた。
しかし 決めたと言っても最終決定権は病院側にある。
どんな場合に お断りするのか検討がつかないが....。
 何しろホスピスベッド数の少なさに驚く。
受け入れて欲しいが 出来るだけ入院したくないのが本音だ。


今 久しぶりに携帯からシュ シュという緊急地震情報が出た。ニッキーは急いでおとうさんのベッドの傍に飛んでいって うずくまる。そこへおかあさんも飛んでいって
ニッキーを抱く。
でも 今日は全然揺れなかったからニッキーも自分のハウスに戻った。

横浜市のホスピス病院は6箇所 多いのか 少ないのか

2011年05月23日 | 日記
横浜にホスピス 6病院 多いのか少ないのか

 今日 雨の中に出たくないと思っていたら ニッキーは午後から 室内でワンを2回してくれた。
これは おかあさんにとって ものすごく嬉しいこと。
しかし ツウは今田にしない。どのような精神的な思惑があるのか 分からない。
ツウをするには やはり 臭いが必要なのかも知れない。
でも 毎回トライしたら するかも知れない。

さて おとうさんのことだが
今日は訪問看護とホスピスについて調べた。
緩和ケアの先生のアドヴァイスによるものだ。
訪問看護は介護保険の認定が無くても 健康保険の枠の中で利用できるので必要になったら利用しようと決めた。
ホスピスはとインターネットを覗いたが 何と少ないこと。
横浜市でも こんなにお寒い状況だが 他の県に比べたら多いそうだ。

でも必要な人はそれなりにいるだろうに...。
中区の港日赤病院に電話おかけたら 
第1段階の入院相談予約をするために3ヶ月先まで予約が一杯だと言われた。
 その予約待ちのための予約が必要だとのこと。余命が3ヶ月と言われている患者などは対象外ということだ。

安らかな終末期を送ろうと思っても こんなに狭き門だとはお釈迦様でも知らないだろう。

 そこで 友人が教えてくれた病院に聞いてみたら 何と 盲導犬も受け入れ可能とのこと。

良くなるつもりでおとうさんは頑張っているが がんとの闘いにおいてはホスピスへの道も用意しておいたほうが良さそうだ。
がんの細胞とかけて リビアのカダフィー大佐ととく その心は いずれも手ごわくて なかなか 降参しない
どうも膵臓がんは急に悪化して末期の症状を呈するらしい。その対策だ。

ニッキーの歴史を物語るマナーコートの数

2011年05月22日 | 日記
ニッキーのマナーコート

 ニッキーがおかあさんたちの元にやってきて3年半になる
彼女がちょうど 2歳の誕生日に共同訓練が始まり お互いの主張のぶつかりあいもあった。
道端に座り込んで 全く独活か無くなることもあった。

 あれからの歴史を物語るように ニッキーのマナーコートが増えた。
 
 盲導犬支援センターのMサイズでは 胸高のニッキーには小さくて困っていたら プロの洋裁師さんが3枚も縫ってプレゼントしてくれた。

 パピーウオーカーのママからは折に触れてカワイイドレスを頂く。
その他 ユーザーを取り巻くボランティアさんの政策のドレスも可愛くて つい 買ってしまう。

 盲導犬のマナーコートは立体裁断で シングル幅で3.5メートル程使う。

今日 ボランティアに来てくれた友人と共に ドレスの識別シールを貼った。
水に濡れても大丈夫なシールに地の色や何の模様化 又 色は何色かなどを録音。
これからは シールに読み取り機を近づけるだけれドレスを識別出来るようにした。
おかあさんとのコーディネートもこれで完璧。

 さてさて ニッキーのマナーコートの数は何枚だろうか?冬物やレインコートを合わせると アレエ すごい数だ。
そして おかあさんの箪笥の一段はニッキー専用となってしまった。。

微量の放射能を出すという岩盤プレート

2011年05月21日 | 日記
岩盤浴で体温の上昇を図る

 秋田の玉川温泉をご存知だろうか。おかあさんは今まで聞いたことが無かったが
今回そのラジウム温泉が大変有名であることを知った。
 湯治場には むしろやタオルケットを岩の上に敷いて岩盤浴をするがん患者で賑わっているらしい。
おかあさんの声楽の先生の知人もそこで湯治をしたことがあって がんを克服したそうだ。

今 我が家で半身浴に使用している岩盤浴用のプレートは玉川温泉の発する効果が得られるというもの。

おかあさんも ここ 10日間 毎日 半身浴を試みた。今 好天反応らしきアトピー反応が出てきた。
そこで 出来るだけリンパマッサージをして その反応の現象を図っている。
低体温症のおかあさんの体温は そうは簡単に上昇はしない。何しろ 子供の頃からの体質なのだ。
子供の頃 体温の高かった姉がおかあさんの足が冷たくて気持ちが言いと言って
くっつけて来たことが思い出される。

鍼治療や漢方薬による好天反応は知っているが こんな岩盤浴用のプレートまで力を持っているなんて不思議だ。微量だが放射能まで出すのだから 摩訶不思議。

さて 今日のおとうさん。仕事とお見舞いに来た妹の家族との応対。結構頑張っている。

ニッキーはおかあさんと一緒に天王町の靴屋 のカメヤへ出かけた。
ダンスシューズを安く買える店。沢山のシューズが並んでいるが 買いたいと思うものは少ない。第一に靴にベルトの無いものがほとんど。次いで 色。ベージュ系が多いらしいがおかあさんには似合わない。
ニッキーは傍で買い物が終わるのを寝て待っている。
そろそろ ニッキーも暑さ対策の靴を履かなくてはいけなくなるね。今年の
夏も暑そうだ。



緩和ケアの行く先は?

2011年05月20日 | 日記
のホスピス探しを示唆される

 今日は久々ニッキーはおかあさんのダンスのレッスンとカーブスに動向。このところの雨の予報が的中したのでお留守番が多かったからだ。
 すると あちらこちらでニッキーに向かって「久しぶりね。」のご挨拶。

仕事中の盲導犬に声を掛けてはいけないのに 困ったおばさん達ね とニッキーは黙々と歩く。
このところのニッキーの仕事ぶりは スゴークいいのだ。おとうさんとの歩行でもそうだ。
おとうさんんは 「まるで 訓練センターでの訓練を思い出したような歩行だね。」とべたぼめ。
夜の最後のトイレも室内でしてくれている。もう 9日目くらいになるだろうか。夜 外へ出なくて良いのは助かる。

さて 今日のおとうさん。痛み止めのロキソニンの方が効果が大きいとのことでバファリンからロキソニンに代えて痛みが和らぐ。
昨日は痛みで食事の量も少なかったが 今日は何とか食べられた。
 午後は病院へ行った。結局 医師は緩和ケアの先生に代わった。そして ホスピスを探しておいたら...と言われた。
本人はまだ生きるつもりで治療を頑張っている。
どうするのかと尋ねたら まだ 必要ないのではと答えた。
 このあたりではホスピスの存在を聞いたことがないおかあさん。余りに遠くても困るし。どうしよう。
困ったなあ。

挿し歯が取れたおかあさん

2011年05月20日 | 日記
挿し歯が取れた

今日はニッキーに連れられて歯医者さんへ行ったおかあさん。
挿し歯が取れてしまったのだ。
一日3回の歯磨きを励行しているおとうさんとおかあさん。

 そんな私達だが 昔入れたおかあさんの挿し歯が取れてしまった。一度取れると 再挿入しても 何だかぐらぐら。これはもう使えないかなと思っていても
歯医者さんはまだ使えると言って今日も再挿入。今度抜けたら
ブリッジか義歯にすると言われた。

義歯って入れ歯のこと?ちょっとそれは頂けない。
毎日 欠かさず歯磨きをしてもらっているにっきー。
若くてきれいなニッキーの歯が羨ましい。

さて 今日のおとうさんは久しぶりにお腹が痛くてつらそう。痛み止めのロキソニンやバファリンの効果が少し 薄れてきたのかな?
それとも 試みている岩盤浴の好天反応なのか。
このところ 体の具合が好調だったので 今日の変化が何とも心配。





夕立の予報で留守番のニッキー

2011年05月17日 | 日記
夕立なんて久しぶり

 今日は雨の予報が当たって 夕立様の強い雨。おかあさんはカーブスの帰りに降られてしまった。
 やっぱり ニッキーをつれてこなくて良かった。雨の跳ね返りはかなりのもの。これでは ニッキーさんがびしょ濡れになるところだった。

 カーブスではニッキーーがいないとどうして同伴していないのかと聞かれる。
それだけ おかあさんのパートナーとして受け入れられている証拠だ。

 最近のニッキーの最後のトイレだが 室内でしてくれるのでとても助かっている。夜 外に出てトイレをさせるのは 出来るだけごめん蒙りたい。夏など おかあさんは蚊の餌食になってしまうことが多い。一日に1回でも室内でのワンツウはおかあさん孝行。
近頃 おとうさんも復活して ニッキーのお世話が出来るように蘇った。出来るだけ 体を使うように家事など手伝って貰っている。
買い物にもニッキーと行ってくれる。
仕事も少しだ

開始。患者さんが我が家に足を運んでくださるのだから有難いことだ。 来院されるのだから


昨日は おとうさんの早急な復活を願って作られた 「吊るし雛」を頂戴した。これは患者さんが一針一針丁寧に縫い上げた物。おとうさんは添えられたメッセージをパソコンに貼り付けたそうだ。
余程 患者さんの気持ちが嬉しかったのであろう
吊るし雛 には魔除けの力があるそうだ。おとうさんに取り付いた邪気を取り払って貰えるといいなあ。」
昼間は駅のほうまでお買い物。

夜 洗濯物も全部お父さんが片付けてくれた。
かなり 動けるようになってきた。



もう 蚊のシーズン到来

2011年05月13日 | 日記
もう 蚊のシーズンとなりました。

今日は久々の晴れの日。天気予報よりも気温が低く 爽やかに感じられた。
 数日の雨模様の後 既に 蚊が発生していて いやな世の中になってきた。
おかあさんは痩せているのに蚊に刺されやすいのだ。

ニッキーは4月末から フィラリア予防の薬を飲み始めた。安心して外出できる。ありがたい。

午後 ニッキーおかあさんのお供でダンスのレッスンとカーブスでの筋トレに同伴。

 カーブスではニッキーの同伴が無い日は 会員の皆さんが 寂しがる。結構な存在感。
いつも大人しくおかあさんが終わるのを待っている。皆さん それをご覧になっている。これも 盲導犬のイメージアップにつながればいいなと思う。

さて おとうさんの病状だが ここ2日ほど 鍼治療の際 お腹が動いて水が動くような音がする。
 これが腹水でなければいいのだが...。

本人はかなりの極楽トンボだから 気にしていない。
まあ 気にしても他の治療をしないのだから 仕方がないのだけれど。

怪盗ルパン嬢 に変身したニッキー

2011年05月11日 | 日記
解凍中のうどんを食べた 怪盗(快盗 ? )ルパン嬢

 このところのおとうさんのがん騒動で おかあさんの注意が散漫になっているせいなのか ニッキーは 怪盗ルパン嬢戯を決め込んでいる。

何日構えは お見舞いに頂いたメロンが 置いた場所から消えた。
 おかあさんの頭の中はどこに置いたかと  めまぐるしく開店したが見つからない。

数時間後 ニッキーのハウスを覗いたら 何と地 球で言えば北半球に当たる半分が 
鎮座増している。さて 残りの半分はと思って 探したが 座布団の上に 数個の種が
転がっているばかり。
あれー 川まで食べてしまったの?聞いても 答えはなし。

翌日は 3回もツウをして しかも 最後は緑色。
せめて 皮くらいは残しなさい。

 第2弾は プラ容器に入った 大きなぜりー。
どこから探してきたのか。
 ふたの部分のシールを3分の2ほど きれいにはがして 中身を食べているところを
おかあさんに見つかってしまった。
「スプーンを下さい。」とは言わなかったけれど....。
あの しっかりと糊付けされたシールを人間がするようにきれいにはがした技術にびっくり。
 そして 今日 昼食用にと解凍中だった讃岐うどん。
一玉を 調理代においておいたが
焼きうどんを作ろうと思って調理代の上を探ったがない。

 こうなったら ニッキー以外に犯人はいない。
多分 犬でも犯人と表現して良いのではないかと思う。
やはりだ。座布団の一部がべとついていて しかも 濡れている。
包装のビニールまで食べたかと思ったが さすが それは無かった 傍に落ちていた。

 まだ冷たかったであろうに。 珍しくげっぷをしているではないの。

 これでは夕ご飯は半分に減らされるね。

 なんだか これまでより悪戯が激しくなったニッキー。
充分に ニッキーにも気を
遣っていると思っていたけれど
やはり おとうさんに 構いっきりであったのだろうか。

さっきは まだ開封していない1リットルのカルピスのパック容器が部屋の真ん中にどてんと置いてあった。

もう おかあさんはお手上げ。

さて おとうさんだが インターネットや口コミで知ったガン対策の方法を検索している。
そこで 半身浴をして健康を取り戻そうという岩盤浴を購入
花母岩(はなもがん) という微量の放射線をだすプレートを買った
今 放射能に当たりたくないと必死になっている日本人の中で ガン治療にと放射線を求める人もいるのは なんとも不思議な世の中だ。
その話は 又 書く積もりでいる。。

沈着 冷静か それとも感受性の鈍さか

2011年05月09日 | 日記
沈着 冷静か それとも 感受性の鈍さか

 今日は おとうさんとおかあさんとニッキーが揃って 築地の国立ガン研究センター 中央病院に出かけた。
目的は おとうさんのガンの検査結果を持って すい臓がんのM先生に会うためだ。

 先生の診断では おとうさんのがんの原発はすい臓。すい臓がんはがんの中でも最も転移しやすいそうだ。がんの性質は通常型すい臓がんとのこと。最も典型的な様相を呈しているとのことだった。

 そこで 今 有効とされているすい臓がんのための抗がん剤 ジェムザールを使うかどうかの話になった。

 どうも抗がん剤の一般的常識から髪の毛が抜けたり 吐いたり 血液内の白血球や
赤血球が破壊されたりという悪い印象があるので気が進まない。
コレに対して先生は今ではそれほどの悪影響は無いが それを投与することでがん細胞が消失はしない。効果を表す人もいれば そうでない人もいる。
なおかつ 抗がん剤の投与を始めたら 3週間週に一度の投与をして1週間休む。これを死ぬまで続けなければならないとのことで 延命効果が もしあるとしても吐き気やだるさから免れることは難しい。

 そこで おとうさんは先生にはっきりと伝えた。

「私は緩和ケアを選びます。。しかし それは何もしないのではなく 積極的に民間療法や東洋医学でがんと闘います。」冷静 沈着にこう語った。

 するとせんせいは 「あなたの態度には 頭が下がります。」と言われたのでおかあさんはびっくりした。
考えてみれば ここで涙や愁嘆場が繰り広げられることも多かったのであろうと創造された。

帰宅後 おとうさんは「僕は目が見えなくなったときのほうが ずっとつらかったと
思う」と言った。

そうだ。我々 中途失明者はこれまでの人生の仲で人には言わねど 耐え難いほどの苦しみを味わってきているのだ。

だから 今では つらい事にも堂々と立ち向かえるのかも知れない。

それとも 感受性が鈍ってきているのかな? などと冗談を言い合っている二人。

 ニッキーはそんなおとうさんを気遣っていることが分かる。
今までよりも頻繁におとうさんの傍に行く。

おとうさんは 緩和ケアで

2011年05月08日 | 日記
おとうさんは緩和ケアで

 おとうさんの治療方針というか 西洋医学では何も出来ない状況にあることが判明。

 しかし 一縷の望みがあればとセカンド オピニオンを受けるようにと友人が国立ガンけんきゅうじセンター 中央病院を世話してくれた。
 明日 再度 すい臓ガンの専門医師の診察を受けることになった。

 最近 すい臓がんに効く薬が2種類作られたと言うが 医師の説明では 余命6ヶ月が9ヶ月になるくらいの効果。
もし この抗癌剤を使用して正常な細胞まで叩かれたら 今 保っている痛みの緩和としっかりと取れている食事まで失われてしまうのが恐ろしい。

現在 おとうさんの左側の側頚部には1センチ四方くらいのガン化したリンパ節がゴロゴロある。これは 全身のあちらこちらの癌化したリンパ節が最終的に集まるために出来たもので
医学的には ウイルヒョー 腺腫大 と呼ばれるものだ
昔 学校では胃がんの際にこれが出来ると習ったが この首のリンパ節の腫れが出来ると ガンの状態は 末期の状態を意味している。

 おとうさんは このウイルヒョー腺腫大を おかあさんが教えたリンパマッサージをしていて気づいた。
このリンパマッサージについては以前にこのブログで紹介した。

 
ひどい風邪を引いたときなど 首のリンパ節が腫れたりするが 健康のチェックポイントとして 毎日 リンパマッサージをする際に観察すると良い。




5月6日に家族と医師の面談が合って 緩和ケアの話を聞かされたが この時は余命何ヶ月との話は出なかった。
おかあさんは 聞きたいと思ったが 敢えて聞かなかった。
おとうさんは 3ヶ月から6ヶ月と言われている。これを いかにして延命させるか
今 お母さん達の努力が試されるのだ。

希望を持って努力しているので明るく生きている。

子供の日の句会

2011年05月05日 | 日記
子供の日の句会

今日はおとうさんの入っている 「いちご句会」のメンバーが我が家にお見舞いに来られた
 おとうさんは彼らを迎えに駅までニッキーと出かけた。それを予期せぬ皆さんは驚いたらしい。
何故なら くよくよ生きているのではないかと創造していただろうから。

 ニッキーとおとうさんは皆さんを誘導してきた。ニッキーは歩きながら 後ろを振り向きながら 皆がちゃんと来ているかどうかを確かめながら歩く

 おもたせの美味しい2段弁当を頂いて 句会が始まった。
おかあさんは以前 この句会のお世話をしていたが いやなことがあって 退会した。
しかし それは 水に流して 句会に参加。しかし 退会してから6年以上も経つので頭は全く働かない。
しかし 久しぶりに文化の香りをかいだような気がした。
句会は知識を増やすのに大いに役立つ。

 さて おとうさんはと見ると とても楽しそうで疲れも感じないでいる。
次回の句会も我が家ですることになった。そのほうが終わってからすぐに横になろうと思えば出来るからだ。

 3ヶ月だの6ヶ月だのと命を定められたが これから先 どんなふうに命を削って生きるのか それとも 元気になるのか 行く末の定まらぬ状況だ。
一日一日を精一杯過ごしたいと思う。

今日は緑の日 素晴らしい好天に恵まれて

2011年05月04日 | 日記
こんなにすばらしい晴天

 一年の内でも 今日ほど素晴らしい好天に恵まれることは珍しい。
気温といい 湿度といい グッドだ。
心まで晴れ晴れとする。

 我が家ではおとうさんの病気のことを知って 色々な方がお見舞いに駆けつけてくださる。
これがおとうさんの喜びとなっているのは確かだ。3月の食事が採れない頃に比べると嘘みたいに原器だ。
これは訪問客の励ましのお陰だ。
ありがたいことだと二人で感謝している。

それにつけても 人好きなニッキーは 来客の度に ぬいぐるみのパピーのスッキーちゃんを咥えて大急ぎで1階の玄関まで駆け下りる。
そして お帰りの時は 玄関までお送りする。
本当に家族の一員だ。

今日 おとうさんは 核酸? というう不思議な液体を頂いた。聞くと何だか臭いものらしい。それをジュウースなどに垂らして摂取する。
これで乳がんを克服した人がいるのだとか。

以前 我が家の近くに 蜜蜂療法 というのがあると聞いたことがある。蜂を治療のツールに使うなんておかあさんにはまか不思議。それでも 通う人がいるらしいので驚いたことがある。
 さてこの変な液体 化学物質は入っていないというのだが ...。
自分が今持っている知識では理解できないことが多いが おとうさんが良くなるのなら 試してみたら どう。

今日は立春から数えて 八十八夜 だ

2011年05月02日 | 日記
今日は立春から数えて 八十八夜

夏も近づく八十八夜 この歌は手遊び歌。
ニッキーが初めて我が家に来たころ 始めてのワンチャンなので どう 遊んでよいか分からない。そこで おかあさんがした事とは ...。

まず ニッキーをダウンさせる。 それから の前足を持って おかあさんはニッキーと手遊びをした。
その時 歌ったのが 「茶摘」。
夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あれに見える歯茶摘じゃないか
茜だすきに菅野笠

と歌ってあげた。
するとニッキーは物珍しそうにおかあさんを見ていた。

それ以来 遊んでいると手を出してくるようになった。「チョイト ... という感じ。
それから ライトハンド レフトハンドと言うと手を差し出してくるが この正解率は6割かな。

さて 又 ニッキーと消えたトマトの話だ。
調理代の上にあった熟した。大きいトマトと小さいトマト 2個。昼食のスパゲッのソースになるはずだった。

おかあさんが室内の清掃をしている時 何だか逃げ腰のニッキーを発見。そんな態度のときは大体悪事を働いているのだ。

追いかけたら やけにあちらこちらに水溜り。アレッ おしっこ?
それとも 嘔吐?

まさか 生のトマトに手を出すというか 口を出すというか おかあさんは空いた口が塞がらない位驚いた。


その後はワンの回数とツウの量が増えたノア当然だ。

さてさて おとうさんだが 今日は大学時代の友人の紹介で 国立ガン研究センター 
中央病院 速く言えば
築地のガン研だ。が へ行った。持参したデーター不足で 推定のことしか言えないらしい。
こんなに検査をしているのに 今田に 病態が掴めないとは...。
やはり 腹部のリンパ節の腫脹があちらこちらに見えるらしい。
これが腹痛の原因だろうか。

体重が増加している。激減した時の55.4キロから2キロ増えた。以前より 食事の量が増えている。体力づくりに大切な要件だ。