清里サン メドーズ スキー場にて
ああーーー と大きく溜息をつく。やっと 夕食と片付け ニッキーのケアが終わった。。午後の9時半だ。 もう少ししたら洗濯機を回して 今日干せたら干してしまおう。
今日は南風が吹いているので 余計に暑い。今も 窓を開けたら熱風が入ってくる。
さて 小淵沢の近くに清里があることは 多くの人がご存知だと想うが
そこには 清里 サン メドーズスキー場がある。
スキー場だから リフトがある。そのリフトには特長があるのだ。
そのリフトには車椅子用に作られたというたらいのような形のリフトが二台あって
周りを完全に囲ってあるので 立ち上がらない限り安全に出来ている。
ここのリフトはペットの乗り入れを許可している。だから 一般のペットは飼い主がしっかりと支えて 落ちないようにするのだろうが
ニッキーは囲いの中にダウンしているので 景色は見えないが 安全に上って行ける。
ただし 何かを感じているニッキーは深くダウンして じっとしている。
1400メートルの位置から 1900メートルの高さまで500メートルを9分30秒かけてゆっくりと上る。見えていれば 抜群のパノラマを満喫できるし 愛犬が一緒なので 多くの旅行客が来ていた。
そのワンチャンの中に2匹のワンダー コリーを連れている人がいた。
おかあさんは 丁度 ワンダードッグとはどんな犬だろうかと関心を持っていたので お願いして触らせてもらった。
大きくても22キログラムくらいの中型件で 足 鼻頭や耳が白く 他は黒い長毛犬。賢そうだ。
このワンダードッグは おかあさんが読み終わったばかりの 天空の犬 の主人公が持っている山岳救助犬として 大活躍をした犬種だ。
本を読んだときは もっと 大きい犬を想像していたが いつも ニッキーと接していると 22キロの犬でも 小さく感じる。
見えないおかあさんはワンダーコリーって どんな犬かしらと好奇心を持ったら
目の前に現れてくれるのだから たまらない。何と言う偶然。
おかあさんは触らせてもらったお礼に ニッキーのことをお話して トイレも ワンツーベルトを装着してビニール袋にさせるのだと実演した。
おかあさんは デモンストレーションの積りだったのに ニッキーは大勢の前で ワンをした。
あれあれ では この小水をどのようにさっと処理するかご覧下さーい。
おかあさんはカッコヨクカタメル薬品を取り出して あっという間におしっこを固め シップ袋の中に収め 。
周りで見ていた子供達は 目を輝かせて見ていたらしい。
想わぬ山の頂上でパフォーマンスが出来て幸運だったおかあさん達。
今 どこのスキー場でも夏は人集めのために百合を沢山植えて見物人の目を楽しませている。
そして 傍には 秋の草花が今を盛りと咲き競っていた。
明日は その草花の名前をご披露しよう。
下り道も ニッキーと友人のお陰で転ぶことも鳴く 無事に降りて 又 地上に戻ってきた。
好天に恵まれて 秋の空気を存分に吸った休日。