7月16日より熊本県立美術館で
「ランス美術館展」(*)が開催されていました。
* : ランス美術館(フランス)の大規模改修に
合わせて、その所蔵品の一部が日本で紹介
されるもので、熊本を皮切りに、来年3月
までの間に、静岡、福井、広島の各市で
開催されるようです。
子供時代を熊本で過ごされた
レオナール=ツグハル・フジタ(藤田嗣治)
さんの絵も多く展示されます。
台風12号が接近している雲行きでしたが、
前売り券を買っていたので、
最終日の今日(4日)観に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/2e/3001338cf7d12e11071a3504f1a850c7.jpg)
ウジューヌ・ブーダン <ダンケルク周辺の農家の一角>
アルフレッド・シスレー <カーディフの停泊地>
レオナール=ツグハル・フジタ <マドンナ>(**)
ヤーコブ・ヨルダーンス <サテュロス>
,etc.
印象派でない方の絵も印象に残りました。
** : 黒人の聖母と、それを囲む黒人の天使たちが
描かれていました。
解説には、聖母のモデルは
懐かしい映画「黒いオルフェ」のヒロイン
マルペッサ・ドーンさんだと書かれていました。
愛らしい顔でした。
フジタさんのコーナーには
晩年に描かれた宗教画が数多く展示されていました。
地震で被災した熊本は、
母亡き後の幼少期を過ごされた
思い入れのある場所のはずです。
このランス美術館展は熊本地震発生のずっと前から
開催が決まっていたものですが、
県民をキリスト・聖母の眼差しで
慰めたかったのでしょうか?
何かしらの因縁を感じました。
美術館は熊本城内二の丸広場の西側にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/74/6920ca0a5952582de0eddffd1a23a868.jpg)
後ろ(東側)を振り返ると、
熊本地震で壊れた
痛々しい天守閣や櫓、石垣があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/44/cd5d13d6b38eb99eef07b8e8cac5621b.jpg)
※手前の櫓が
辛うじて隅石でもっている戌亥櫓(イヌイヤグラ)。
後方の中央が天守閣、向かって右が宇土櫓、
左に最上階屋根だけ見えているのが小天守。
二の丸広場では
「ねぶた」の解体作業が進められていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/4a/844e22010fccddc15a6ded031808ae25.jpg)
この山車は
「纏(マトイ)と唐獅子牡丹」といいい、
熊本地震の被災者を元気づけようと、
8月の青森ねぶた祭で使われた1台が
トレーラーに分載されて、
はるばると持ち込まれたものです。
青森市で会社を経営されている外崎玄さんの発案で、
青森と熊本の有志により運行されました。
3日(土)、4日(日)の2日間の運行が
予定されていましたが、
台風12号の影響で4日は中止となりました。
私は仕事の都合等があり、
4日に観ることを楽しみにしていましたが、
残念ながら解体作業だけを見ることになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/3b/4ccf9fa5f995ef478b716e5b3556b203.jpg)
ローカルのテレビニュースで
勇壮な山車と跳人(ハネト)の踊りで
盛り上がった群衆の映像が流れていました。
多くの熊本県民が元気づけられたようです。
青森の皆さんありがとうございました。
「ランス美術館展」(*)が開催されていました。
* : ランス美術館(フランス)の大規模改修に
合わせて、その所蔵品の一部が日本で紹介
されるもので、熊本を皮切りに、来年3月
までの間に、静岡、福井、広島の各市で
開催されるようです。
子供時代を熊本で過ごされた
レオナール=ツグハル・フジタ(藤田嗣治)
さんの絵も多く展示されます。
台風12号が接近している雲行きでしたが、
前売り券を買っていたので、
最終日の今日(4日)観に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/2e/3001338cf7d12e11071a3504f1a850c7.jpg)
ウジューヌ・ブーダン <ダンケルク周辺の農家の一角>
アルフレッド・シスレー <カーディフの停泊地>
レオナール=ツグハル・フジタ <マドンナ>(**)
ヤーコブ・ヨルダーンス <サテュロス>
,etc.
印象派でない方の絵も印象に残りました。
** : 黒人の聖母と、それを囲む黒人の天使たちが
描かれていました。
解説には、聖母のモデルは
懐かしい映画「黒いオルフェ」のヒロイン
マルペッサ・ドーンさんだと書かれていました。
愛らしい顔でした。
フジタさんのコーナーには
晩年に描かれた宗教画が数多く展示されていました。
地震で被災した熊本は、
母亡き後の幼少期を過ごされた
思い入れのある場所のはずです。
このランス美術館展は熊本地震発生のずっと前から
開催が決まっていたものですが、
県民をキリスト・聖母の眼差しで
慰めたかったのでしょうか?
何かしらの因縁を感じました。
美術館は熊本城内二の丸広場の西側にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/74/6920ca0a5952582de0eddffd1a23a868.jpg)
後ろ(東側)を振り返ると、
熊本地震で壊れた
痛々しい天守閣や櫓、石垣があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/44/cd5d13d6b38eb99eef07b8e8cac5621b.jpg)
※手前の櫓が
辛うじて隅石でもっている戌亥櫓(イヌイヤグラ)。
後方の中央が天守閣、向かって右が宇土櫓、
左に最上階屋根だけ見えているのが小天守。
二の丸広場では
「ねぶた」の解体作業が進められていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/4a/844e22010fccddc15a6ded031808ae25.jpg)
この山車は
「纏(マトイ)と唐獅子牡丹」といいい、
熊本地震の被災者を元気づけようと、
8月の青森ねぶた祭で使われた1台が
トレーラーに分載されて、
はるばると持ち込まれたものです。
青森市で会社を経営されている外崎玄さんの発案で、
青森と熊本の有志により運行されました。
3日(土)、4日(日)の2日間の運行が
予定されていましたが、
台風12号の影響で4日は中止となりました。
私は仕事の都合等があり、
4日に観ることを楽しみにしていましたが、
残念ながら解体作業だけを見ることになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/3b/4ccf9fa5f995ef478b716e5b3556b203.jpg)
ローカルのテレビニュースで
勇壮な山車と跳人(ハネト)の踊りで
盛り上がった群衆の映像が流れていました。
多くの熊本県民が元気づけられたようです。
青森の皆さんありがとうございました。