登山道で赤い実を見つけて、

あと、３ヵ月ちょいで、クリスマスだ、と思った。

え？ 今年も、もうすぐ終わりってこと？

ヤバい、なんにもしてない……

真っ赤！

鎌沼で見た、枝も葉も実も真っ赤な木。

なんて名前なんだろう？

白い花

至るところに咲いていた白い花。
高山植物だということはわかったが、名前は知らない。
なんて名前なんだろう？

滝壺の上の空

湖みたいにぽっかり空いててきれいだった。

午前中のヤブ漕ぎの最中に見た、

熊の爪痕。

熊避け鈴をザックに付けてはいたけど、熊の気配濃厚の笹藪でした。

鎌沼到着！

下ろしたての登山靴で山に登るもんじゃありませんね。
左足首と、右の外反母趾が痛み、右足の裏には豆もできました。

反省。

登山靴に関しては、いつも反省しているような……

代替案

標高1580mにある浄土平湿原から蓬莱山に登り、1795m地点にある鎌沼自然探勝路を歩くことにしました。

13時に出発し、15時30分にレストハウスに戻る計画です。
蓬莱山の頂上付近は、紅葉と黄葉が美しかった。

一切経山は入山禁止

火山性地震と噴気が多いということで、登山は禁止です。
残念。

駄目かと思った……

幕川温泉を午前８時40分に出発。
鳥子平まで１時間ヤブ漕ぎ、
鳥子平から兎平まで１時間は急な登り、
兎平から浄土平まで30分はゆるやかな登り、
ここで正午になり、眼窩がギンギン痛んで、吐き気がして、急激な眠気に襲われ、口がきけなくなりました。
高山病か……

息子に「どうしたの？」「大丈夫？」と訊ねられても、声も出せない、という状態――。

とりあえず、浄土平のレストハウスまで行ったら、店員の方に具合が悪いことを説明してベンチに横にならせてもらい、タクシーを呼んで下山するしかない、と思いました。

そう思ったのだけれど、登山を楽しんでいる息子が気の毒なので、彼がレストハウスでうどんやカツ丼を食べている間に、机に突っ伏して眠りました。

起きたら、少し具合が良くなってきている気がしたので、息子が残したうどんの汁を飲んで、抹茶ロールケーキを食べました。

そして、なんとか行けそうな感じになったので、出発――。

うすゆき草？

ヤブ漕ぎの合間に花を見る。