柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

東海道線に乗っています。

2014年06月30日 19時44分01秒 | 日記
お金がないので、急がない帰りは、新幹線を使わず、在来線を乗り継ぎます。

5時間以上かかるぜ。

1日中早足で歩きつづけて足が痛い。ランニングシューズ半脱ぎです。

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「どこへ行けばいいのか?」

2014年06月30日 19時07分22秒 | 日記
この小さな叫び声は、いったい誰の耳に届いたというのでしょうか?

40年以上にも及ぶ国との闘争と交渉の果てに、八ッ場ダムの本体工事は、今年10月に着工されます。

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道の駅の写真

2014年06月30日 18時59分52秒 | 日記
「八ッ場ふるさと館」の食堂にあったパネルの写真です。

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やまきぼし旅館の崖湯

2014年06月30日 18時54分51秒 | 日記
息子とふたりで度々宿泊した丸木屋と山木館は既に取り壊され、コンクリートの基礎しか残っていませんでした。

やはり何度も宿泊したやまきぼし旅館は建物が残っていたので、近づいて見てみると、玄関に貼り紙がありました。

「この度八ッ場ダム建設に伴う移転準備に取り掛かる事となり、現旅館での営業を終了させて頂く事となりました」

ちょうど、やまきぼし旅館のご主人で、川原湯温泉協会の会長でもある樋田省三さん(49歳)がお帰りになられて、「営業はもうしてないんですけど、お風呂には入れます。せっかくだから入っていきませんか?」とお誘いくださったので、お言葉に甘えることにしました。
大好きだった貸し切り露天風呂「崖湯」に入ることができて、うれしいです。
息子とふたりで、よく入りました。

「崖湯」の命名と、看板の文字は、作家の嵐山光三郎さんによるものです。

泉質も景色も、最高の露天風呂です。

惜しい……

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新しい「王湯会館」

2014年06月30日 18時23分03秒 | 日記
30メートル高台の代替地に移転する共同浴場「王湯会館」の周辺工場が急ピッチで進められていました。

再オープンは7月5日です。
また、必ず入りにきます。

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閉館に立ち会う

2014年06月30日 18時07分26秒 | 日記
この3年、わたしが通った場所は福島の浜通りと只見だけではありません。
群馬県吾妻郡長野原町の八ッ場(やんば)ダム水没地域にも通いつづけました。
今年の10月頃から、ダムの本体工事が始まる、というニュースは耳にしていました。
昨日の朝日新聞で、水没する川原湯温泉の象徴である公衆浴場「王湯会館」が30日の18時をもって閉館する、という記事を読んで、居ても立っても居られなくなり、4時起きで始発に飛び乗りました。
午前8時44分、9月いっぱいで廃駅となる川原湯温泉駅に降り立ち、まず国指定名勝・吾妻峡を目指して歩きました。
それから休みなく水没予定地を歩きまわり、代替地の住宅や旅館や墓地を見て、高台に新しくオープンした「道の駅 八ッ場ふるさと館」でダムカレーを食べ、再び歩きつづけました。
「王湯」の露天風呂に入ったのは、午後15時半でした。

川原湯温泉は1193年に源頼朝が発見したと伝えられている温泉地で、「王湯会館」は、わたしが生まれる1年前の1967年に建てられました。こじんまりした男女の内風呂と露天風呂があり、1月半ばの夜明け前、地元男性たちがふんどし一丁で熱い源泉をぶっかけ合う「湯かけ祭り」の会場として有名です。

実は、やまきぼし旅館の女将さんの特別な計らいで、2年前に我が家の息子も「湯かけ祭」に参加させていただいたのです、ふんどし一丁で--。

いい思い出となりました。
ありがとうございました。

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眠いが、

2014年06月30日 07時56分06秒 | 日記
新幹線で寝たら、ちょっと復活した。
コーヒー飲んで、もうすこし頭をはっきりさせたい。
(わたしはカフェインが効きすぎる体質のようで、午後に飲むと、一睡もできなくなります。アルコールも同様です)

さて、在来線で50分。

(わたしの妹と言ってもいい岡映里の 『境界の町で』の売れ行きが気になり、1時間おきにAmazonランキングをチェックしています。新聞書評やインタビュー記事は、Amazonより書店での売れ行きに反映されるから、大丈夫、きっと重版になるよ)

(わたしは岡映里との10年以上の付き合いで、彼女の全てを知っているわけではないけれど、彼女の痛苦には接している。彼女とわたしは痛苦で繋がっている。柳美里と岡映里は痛苦で血を分けた姉妹なのです)

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2時間睡眠で、

2014年06月30日 05時01分20秒 | 日記
横須賀線の始発電車に乗ります。

4時起きで、朝食のおにぎり作って、燃やすゴミ出して、出発。

よく起きられたぞなもし。

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蛹化開始

2014年06月30日 00時26分51秒 | 日記
14歳息子が仲直りのしるしにくれたツマグロヒョウモン(チョウチョですよ)が、遂に蛹化をはじめました。
あんなに鮮やかだった赤色が鈍くなり、体が半分ぐらいの長さに縮んで固まる――、あぁ、なんて劇的なんだろう……

わたしは、チョウチョの時代より、幼虫、蛹の時代の方が断然好きですね。

葉をひたすら食べることに特化した無駄のないフォルム、生命が張り詰めている感じ、独創的な色彩、動き――、鱗翅目の幼虫の全てを愛しています。

でも、不思議なんですよね。
多くのひとは、チョウチョを見かけると「きれい」と足を止め、その幼体を見つけると「気持ち悪い」と眉をしかめるでしょう?

なかには、殺虫スプレーを噴射して殺すひともいる。
その成体であるチョウチョを殺すことはないのに――。

同じ一つの生き物ですよ。
わからん。

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