理由は言わないが、
今日は、14歳息子と数時間にわたって怒鳴り合い、つかみ合いになった。
いまや身長180cm以上ある息子、本気を出さなければ舐められる。
最近よく、尾崎豊の「卒業 」の「信じられぬ大人との争いの中で」という歌詞を「信じられぬ子どもとの争いの中で」に替えて口ずさむ。
大人と子どもとの争いだとしたら、当然、大人(教師や親)側からしたら、「信じられぬ子どもとの争い」だよな、と――。
「許しあい いったい何 解りあえただろう うんざりしながら それでも過ごした ひとつだけ 解っていたこと この支配からの卒業」
生徒が教師によって支配されていると同時に、教師は生徒によって支配されているわけだし、
子どもが親によって支配されていると同時に、親は子どもによって支配されているわけだ。
早く高校を卒業して、家を出て行ってくれないかな、と思いながら、息子のスクールシャツにアイロンをかけました。
トーマス、と名付けたイボタガの幼虫は、おそらく脱走しようとしていたところを、ランヤ本部長に踏まれて、死にました。
ランヤ本部長は否定していますが、床に踏み潰された体液の痕が残っていたし、トーマスが行方不明になった直後に、本部長がこっそりバスルームに行き、足を洗っていたので――、状況証拠から有罪の可能性が濃厚です。
トーマス……
サナギになる直前だったのに……
いまは、ナガサキアゲハのジバゴを飼っています。
3齢幼虫で見つけて、昨日4度目の脱皮に成功し、ようやく終齢幼虫になりました。
昨日は、葉から落ちて、枝に引っかかっていたので、死ぬのかと思って悲しんでいたら、脱皮でした。
今日は、朝から食欲旺盛です。
ジバゴは、もうすぐサナギになります。
踏んづけられませんように……