昨日は今月24日から開催されるワイズ大中判写真の会「日本の自然ワークショップ写真展」のプリント校正があった。今回の写真展は指導講師に石橋睦美、花畑日尚、吉野信各先生を迎えてのワークショップでの作品発表展だがその講師代表として石橋睦美さんによるプリント校正だった。1枚1枚のプリントを丁寧にチェックする石橋睦美さんの表情は怖い程に厳しい。流石にプロの仕事は違うと改めて感心してしまう。全作品42点を校正するのに約1時間半を要し再プリントが約1/4あった。私の様な凡人なら見逃してしまうプリントも石橋さんの目に掛かると・・・・。少し見習おうかな・・・。
昨日に続いて真鶴撮影会のお話です。ワイズでは撮影により正確なスケジュール立てが出来ない事、また昼食による撮影の中断を嫌って撮影会時の昼食は何時もお弁当としています。その他にも20人以上が一度に食べる事の出来るお店もあまり無いのも理由のひとつです。通常お弁当の手配はインターネットにより仕出弁当屋さんを検索して予約により宿泊施設に届けてもらっています。今回の真鶴撮影会でもこの方法をとりましたが真鶴地区の仕出弁当屋さんが見つからないのです。やっと見つけたのが湯河原にある普通のほかほか弁当屋さん(風の店)だったのです。電話で1個1000円の予算と個数、届け先等を連絡しましたがこの店にとって単価1000円の弁当はとてもデラックスらしく当日届いたのが写真の弁当です。蓋を開けるとカキフライ、卵焼き、スモークサーモン、焼き魚、野菜の煮物、ポテトサラダ等々数え切れない程のおかずです。更にご飯は別盛りになっていてご飯の上にザーサイらしきモノも乗っています。参加者の皆さんもこれにはビックリ!正直言ってこのおかずの種類と量は中高年にはちょっときつい!ワイズ創業から12年が経ち数え切れない程の撮影会を開催し多くの弁当をオーダーしましたが、この弁当はワイズ史上最高の弁当かも知れない?ただ残さず食べる自分自身もちょっと怖い。ごちそうさまでした。(弁当写真は陰に隠れて写っていないおかずも有ります)
ワイズにマミヤカメラクラブ事務局が移管されて初めてとなる泊まりがけの撮影会が11~12日に伊豆・真鶴半島で指導講師に花畑日尚さんをお迎えして開催された。11日は生憎の雨模様だったが参加者各自が雨対策をして巨木が沢山ある真鶴・魚付林を撮影。途中雨足が強くなると探鳥小屋に避難するも小屋の中からカメラを構える猛者揃い。翌日はに雨もやみ6時前には朝陽の撮影で有名な三ッ石海岸へ直行。日の出を待って一斉にシャッター。それにしても尾瀬や立山などを多く撮影する山岳写真家の花畑日尚さんが海岸に立って熱心に撮影指導をしている姿を見ているとちょっと違和感を持ったのは私だけだったでしょうか?(それでもプロは凄い的確なアドバイスをありがとうございました)なにはともあれワイズにとっても記念になった第一回目のマミヤカメラクラブ撮影会が無事終了してホッとしています。(写真上は真鶴半島の立体模型これはコース説明に大変便利でした)
航空写真家の芥川善行さんが来社された。航空写真の事、製品創りの事といろいろなお話をさせて頂きました。毎回お話を聞いているだけで目から鱗の事があってとても有意義な時間と思っています。芥川さんはお仕事で四国・松山から毎月1回くらいの頻度で上京されているが、自然が一杯で魚の美味い(つい食べ物が出てしまう)松山から大都会・東京に出てきて仕事をこなしてまた松山に戻る。端から見ているととても羨ましい限りである。そんな環境で仕事が出来るから良い写真創りやモノ創りが出来るのではとも思ってしまう。そんな芥川善行さんのお気に入りの店がワイズ近くのおそば屋さん「田奈部」で、来社された時は結構の確率でこの店を訪ねる(この店は他にも石橋睦美さん、大山謙一郎さんもお気に入り)。今回はこの店の特別メニューが女将よりサービスされたが私もこの様な食べ方は初めてなのでこのブログで紹介したいと思います。写真の芥川さんの前に置かれた木の箱がそれだ!木の箱を開けると中からカラッと焼かれた香ばしい海苔が出てくる。何でこんなにカラッとしているのかと更に海苔ののった中蓋を開けると、そこには灰が敷き詰められたお皿とその灰の中に火のついた小さな炭を見つけることが出来る。「そうか!だから炭の匂いもしていたんだ!」となる。小さな炭の熱が中蓋の和紙を通し海苔に伝わる。こんな海苔の食べ方は初めてだった。「粋だね。」思わず心の中で叫んでしまう。こんな状況に出会うとつくづく日本人で良かったと思ってしまうのだ。こんな食文化は後世にも継承したいと思いませんか?
昨日は銀座のキャノンギャラリーを訪ね久しぶりに写真家の横山宏さんとお会いした。横山宏さんは現在取材のために弟子屈町川湯にお住まいで北海道の撮影会を企画したときは案内しますよと嬉しいお言葉を頂戴した。また会場でF社のプロ部長だったK氏とも久しぶりにお会いし何か懐かしさが込み上げる写真展鑑賞でした。さて皆様がこのブログを読まれている今日はマミヤカメラクラブの撮影会で真鶴に出張しています。撮影会の様子は改めてブログで紹介しますが今回は数日前に紹介した城ヶ島ネタをもうひとつです。しつこいと言われても個人的に感動したネタなので是非・・・。実は城ヶ島灯台の近くの磯から「城ヶ島の遊び船」なるものが密かに(?)出稿しています。船は数隻ありますが皆小さな漁船タイプです。まずいかにも遊覧船で無く小さな漁船と言うのが良いと思いませんか?また船頭さんが年を召した漁師さんと言うのが良いと思いませんか?乗船料金が1人で乗って1200円。2人で乗っても1500円と言う良心価格が良いと思いませんか?そして「遊び船」と言う名称が最高です。船頭さんに15分コースを申込むと20分位になると言いながら船に案内された。岩場にこしらえた桟橋から乗船すると救命胴衣を渡され早速出航となります。実際の音は違いますが船が走り出すと「ポンポンポンポン」と言うイメージである。岩礁地帯から相模湾に出ると波の影響か小さな船は揺れを感じ出します。年老いた船頭さんの古いマイクのせいなのだろうか途切れ途切れで聞こえる説明は海や岩礁、海鵜の生息地などとても丁寧である(もう少しクリアならもっと最高)。夕陽の説明を最後に桟橋に戻ったが乗船した20分はとてもスローに感じ実際の時間よりももっと長く感じられた。何か得した時間の過ごし方と小さな感動が残った「城ヶ島の遊び船」だった。(お薦め!)
11月8日より20日までゾーンシステム研究会の第16回写真展「光への探求」が下目黒のギャラリーコスモスで開催されています。何とか期間内には伺いたいと思っていますがなかなか時間の調整が付きません。それと言うのも11日からマミヤカメラクラブ事務局をワイズで引き受けてから初の撮影会が開催されるからです。また他にもワイズの写真展の準備など結構いろいろあります。話はゾーンシステム研究会の写真展に戻りますがゾーンシステムについて簡単に説明するとアメリカの巨匠カメラマン・アンセルアダムスが提唱するモノクロプリントに関してのシステムで真っ白から真っ黒までのグラデーションを10のゾーンに分けてプリントに全てゾーンを反映させると言うもので完成プリントはとても芸術性が高くファインアートプリントとも呼ばれます。日本にも多くのゾーンシステムファンがいてその代表のひとつが同研究会と言っても良いと思います。モノクロプリントに興味のある人は是非お出かけ下さい。(ゾーンシステム研究会の中にもワイズ会員がいますよ) ゾーンシステム研究会
第16回写真展「光への探求」
2011年11月8日~20日
ギャラリーコスモス
東京都目黒区下目黒3-1-22谷本ビル3F
TEL 03-3495-4218
以前にも紹介しましたが今回は私が思う「一番刺身の美味い店」を改めて紹介したいと思います。その名は「北陸旬彩 きど新」。地下鉄丸ノ内線・淡路町よりほんの数分の距離にあり神田駅からも近い場所にあります。「きど新って?もしかして?」と思う方も・・・・実はここの店主(写真上)は木戸英二と言う私の従兄弟なのです。私が自慢すると手前味噌になるかも知れませんが「北陸旬彩 きど新」では毎日北陸から旬の新鮮な魚介類を仕入れてお客さんに最高の状態で提供しています。今回は3人で入店しましたが盛り合わせは写真の様に白エビ、ブリ、サバ、ヒラメ、マグロ 、地タコなどなど、また珍しいゲンゲや牛肉とフォアグラのはさみ焼き、本物のししゃも、天ぷら等も注文。どれもこれもメチャクチャ美味しい!また日本全国の酒も沢山用意していますので酒好きなにもたまらないお店です。予約無しでは入店できない場合もありますので必ず予約を入れて是非お訪ね下さい。ワイズの木戸から紹介と言えばサービスが良いかも? 北陸旬彩 きど新
東京都千代田区神田須田町1-4 神田須田町ビル1F
03-5296-4458
ワイズ1階の店舗面積は決して広いとは言えません。ただ多くの方々が一辺に来店する事はあまりありませんので何とかこの広さで店舗展開しています。詳しく言うと入り口を入って直ぐ左側に4人掛けのテーブルセットと右側のソファー2つでお客さんを対応しています。このソファー2つなのですが今回ちょっとデラックスタイプのものと交換してみました。ワイズのお客さんは日本全国から来店しますので先般導入した全自動コーヒー(エスプレッソ)マシンの美味しいコーヒーを片手にソファーに腰掛けゆったりと時間を過ごして頂けたらと思います。
昨夜、宮内庁は天皇陛下が風邪による発熱が続いて気管支炎が重くなり体の抵抗力が低下しているとみられるため東京都文京区の東大病院に入院されたと発表した。東大病院と言えばワイズより徒歩数分にある東京大学と隣接された同大の付属病院です。因に東大へは毎夜愛犬の散歩に出かけ同構内を二周歩いています(一部私の肥満防止のためとの噂があるが既に遅しの感あり)。昨夜も22時頃に東大龍岡門から構内に入ろうとするとフジテレビやTBSの中継車を認める事が出来ました。更に歩を進めると病院建物のあちこちにセキュリティポリスの姿があります。やはり普通の人の入院と違い物々しさが伝わる光景です。ところで一般市民として不思議に思うのは先日の皇太子ご夫妻の長女の愛子さんの入院も東大病院で今回もまた東大病院。何故に宮内庁病院に入院されないのかと不思議に思うのは私だけでしょうか?(写真は昨夜22時過ぎの東大病院と隣接道路のテレビ中継車)
昨日は日本リンホフクラブの大判カメラ基礎勉強会が新宿御苑にて開催された。群馬県前橋市、栃木県宇都宮市、神奈川県秦野市など遠くからの参加者もあり総勢21名が参加。大判カメラをまるで使った事の無い初心者、アオリを勉強したい人などいくつかのグループに分かれてこれをベテラン会員がインストラクターとなり指導しました。それにしてもこの勉強会も定例化して口コミやインターネットで知っての参加者も多くなってきています。尚2012年の大判カメラ基礎勉強会の開催日は下記の通りと決定致しました。しつこい様ですが大判カメラを持ってなくても、触った事が無くても参加可能です。お待ちしています(参加費無料)。 《大判カメラ基礎勉強会》
ーーー開催日ーーー
2012年2月04日(土)10:00~13:00
5月12日(土)10:00~13:00
8月04日(土)10:00~13:00
11月10日(土)10:00~13:00
ーーー開催場所ーー
新宿御苑 大木戸門を入った売店建屋
昨日の続きで今日も三浦半島ネタです。三崎でお寿司を食べた後に城ヶ島大橋を渡って城ヶ島に行きました。以前も訪れたことがあるのですが比較的人出の少ない城ヶ島公園の駐車場に自動車を停めると直ぐその側が芝生になっています。眼下には海も見えます。実はこんな感じの所が私の好きな場所なのです。トランクを空けて常備の組み立てテーブルと椅子を取り出しセット。ガスストーブと小さなコッヘルで熱いコーヒーを煎れます。更に携帯Wi-hiとipadでインターネット環境を作りお好みの小説をダウンロードします。熱いコーヒーとipadによる読書はまさに至福の時なのです。そして先ほど三崎で買ったサキイカを食べているとその匂いを嗅ぎ付けて5~6匹の地ネコがテーブル周りを囲みます。ネコにイカを食べさせるといけないので匂いのみをお裾分け(ゴメン)。ネコに見守られ、陽を浴び、海風を感じ、読書をする。これで完全にリフレッシュできました。それにしても城ヶ島の地ネコは皆個性的でした。
昨日は暖かさに誘われて久々に三浦半島を訪ねました。比較的朝早く起きて三崎の町に着いたのが10時40分。三崎と言えばマグロでしょう!と直ぐに「魚音」と言う寿司屋さんに直行。何故この店にしたというと写真上のマグロの頭と干物が沢山陳列された魚屋さんに「何処か美味い寿司屋さんありませんか?」と訪ねたら「当店も近くで寿司屋をやってます」との事での入店でした。2番目の写真の寿司を注文すると流石三崎のマグロで鉄火巻きとトロが絶品でした。その後城ヶ島に移動し自動車に常備のテーブルと椅子を撮り出して暫し読書を楽しみ更に地ネコと戯れるなどしでいましたが昼が早かったせいか5時頃にはまた空腹状態に(何て言う腹だ)。今度は城ヶ島の魚料理屋さんで金目の煮魚定食とアオリイカ、カワハギの刺身をオーダー。特にアオリイカは皿の上に盛っても未だ足が動いている状態。またカワハギも生簀から取り出して直ぐの状態を肝と一緒に「ゴックン」。う~たまらない!ただ確実に体重は2~3キロ増えているのではと思う三浦半島食べ尽くし満腹の旅でした。今日からまたハードに働くぞ!
写真家の横山宏さんから写真展案内はがきが届いた。私が独立する前に大中判カメラ普及協会の企画委員を務めていた時があったが、その頃上高地で撮影会の指導講師を横山宏さんにお願いした記憶がある。もちろんその後も何回かお会いしているがその上高地の記憶が鮮明に残っている。と言うのはその撮影会で宿泊した施設の責任者が私から見てもお客をお客とも思わない接客態度だったのだ。温厚にその責任者と話をしていた横山宏さんがあまりの態度に堪忍袋の緒が切れていきなり大声を出して怒りだしたのだ。側にいた私もビックリして横山宏さんをなだめて何とかその場を過ごしたのだ。実はこの後にもう一悶着あった。暫くしてその責任者と話していたいた私だったが同じ様にあまりの態度につい切れてしまった。大声で「ふざけるな!」となったのだ。すると今度は横山宏さんが私の事をなだめに入ったのだった。今となってはとても懐かしい記憶である。ところで横山宏さんと言えばネイチャーフォトの巨匠としても有名だが何とあのコンタツさんこと近藤達郎さんの写真の師匠でもあるのです。確か年齢はコンタツさんの方が上だがその経緯に関しては日本リンホフクラブの下記ホームページを参照して下さい。
http://www.linhof-club.com/guidance.html
さて写真展の詳細については下記の通りです。是非ご覧になって下さい。
《横山 宏 写真展:道東 魅惑の風物詩》
写真家、横山宏氏が約5年の間、北海道道東ならではの自然現象や、生き物たちの生態をとらえた作品からセレクト。根室海峡やオホーツク沿岸の日の入り・日没の情景やタンチョウツルの優美な舞など、神秘的な四季折々の風物詩が工夫を凝らした展示でご覧いただけます。
2011年11月10日(木)~11月16日(水)
キヤノンギャラリー銀座
2011年12月1日(木)~12月13日(火)
キヤノンギャラリー札幌
2012年 1月26日(木)~ 2月1日(水)
キヤノンギャラリー梅田
11月19~20日と奈良・春日山にて日本リンホフクラブの撮影会が開催されます。東から西から沢山のクラブ会員が集まりますので当日、奈良・春日山でリンホフを構えた人を見たら日本リンホフクラブの会員とご理解ください。それにしても数十台のリンホフカメラが一同に集結する光景は圧巻と思います。そんな撮影会開催の裏方として撮影会担当委員の平間省吾会員がワイズに来社し撮影会の案内や時刻表等の発送業務を行なってくれました。ホテル、弁当。タクシーの手配からスケジュール立てまだ何から何まで本当にご苦労様です。因に私は法事があり撮影会には参加できないので当日の運営まで全てを委員にお任せしたいと思います。(ゴメンナサイ)日本全国のリンホフカメラユーザーで未だクラブに入会していない方は是非入会ください。
大判カメラのユーザー、これから大判カメラを使おうと言う人々の憧れの大判カメラは間違いなく「Linhof」です。以前トヨタのコマーシャルにあった「いつかはクラウン」と言うコピーをもじって「いつかはリンホフ」と言った人もいたほどです。ただこのリンホフは決して安くは買えません。ただ1台買えば一生モノとも言われていますから最終的にはお得な大判カメラでもあるのです。そんなリンホフカメラの現行機種「Linhof3000」ボディを今回輸入代理店との協議により「円高還元キャンペーン」と銘打ってとてもお得な価格でご提供します。何とその価格は税込みで580,000円と従来価格よりも50,000円も安くなりました。ただ限定3台なのでお早めにお求め頂きリンホフユーザーになってください。絶対お得なワイズクリエイトのキャンペーンの案内でした。
「ワイズ・リンホフカメラ円高還元キャンペーン」
Linhof3000ボディ
ワイズ価格580,000円(税込)552,389円(税別)
限定3台!