昨日は日本リンホフクラブの定例会でした。今回の定例会を担当頂いたのは今最も注目されている写真家の吉村和敏さんでした。午前は「吉村和敏の世界」と題した講演会で、デジタル全盛の時代に何故大判カメラに拘りをもって撮影を続けているのか等をレクチャー頂きました。特に最近出版された写真集「積雪」は究極の大画面8x10インチでの撮影によるもので何故8x10カメラではならなかった理由等もお話し頂きました。午後は会員の持参した作品を1枚1枚丁寧に講評頂きましたが、良いところと悪いところをはっきり講評する態度に多くの会員から好評の声を聞きました。やはり褒めるだけでなくウイークポイントを指摘されてこそ写真が上手くなるのです。吉村和敏さん、海外出張から戻られた直後の講評会でしたが本当にご苦労様でした。
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午後の講評も個々の良さを引きだすコメントで大いに参考になりました。