元旦に初詣した伊豆山神社・本宮の写真を見ていて気付いた事がありました。それは本宮軒下にハートマークがあった事でした。神社等の知識の乏しい私は、伊豆山神社が源頼朝と北条政子が出会ったとされているので、その関係からのハートマークかなと思っていたのですが・・・・神社の建物には大小の「猪目」が付いているそうで「猪目」とはその名の通りイノシシの目が逆ハートマークの様に見えることから獣が睨んでいる様子を表し古くから魔除けや厄除け等の演技物として神社装飾に使われていたそうなんですね。ただこの話には続があって伊豆山温泉観光協会と伊豆山温泉旅館協会では伊豆山神社に100以上ある「猪目」を見付ける事で宿泊招待券等がもらえると言うイベントも開催していたのでした。何でも屋根の谷間の飾りを懸魚(げぎょ)、釘かくしの金属飾りを六葉(ろくよう)と言うのがヒントだそうです。因みに写真のハートは本宮の懸魚と言う事になりそうですが、この懸魚を見るには熱海・伊豆山浜から延々837段の階段を上り伊豆山神社本殿まで到達し、その後約1時間山道を登ってやっと本宮までたどり着くことが出来ます。私の様に自動車とジモティー道を使わないで皆さんも挑戦してみませんか。