大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

7月2日から飯塚光男・井川クキ子2人展「追想の水景」が始まります。

2014年06月30日 | 写真展

日本リンホフクラブ、ワイズ大中判写真の会でお馴染みの飯塚光男さんと井川クキ子さんの2人展「追想の水景」が7月2日からリコーイメージングスクエア新宿にて開催されます。作品はお二人が長年撮り貯めた、森から涌き出す水辺の風景を主体にしていますが出力は全てフレスコジクレーとなっています。水辺の風景がフレスコジクレー出力によりどのように表現されているか楽しみな写真展でもあります。因にリコーイメージングスクエア新宿のホームページ上では二人の作品コメントとして「ふっと振り返ると、二人で撮影の旅を始めてから数十年が経っていました。そして想いを巡らすと、深山の森から湧きだす水辺に癒されて、常に「水」にカメラを向けていたことに気づきました。二人で同じ位置に並んで三脚を立てても、それぞれの感性・目線そして持つ機材の違いによって異なる風景が写しだされるということはとても面白いと感じました。時には吹雪の日であったり、陽春の花園であったり、緑豊かなブナの森であったり、そこで感じた自然の息吹を映像に封じ込めようとして、シャッターを切った思い出が蘇ってきます。老年に差し掛かった二人だが、印象深い風景はつい昨日出会ったかのように鮮やかに浮かんできます。中でもここに展示した作品は、特に「水の色が見えますか?」「水の音が聞こえますか?」「水の香りが判りますか?」と自問自答しながら、水に魅せられて飽きることなく水を追いかけてきた二人の心を、強く動かした場所の風景を長年二人とともに歩んだフィルムカメラを使って空気感を出すように撮影しました。」とありましたが、とても良い文章だったので全文を紹介してしまいました。また会場では記念のポストカードセット(12枚)を1000円で販売致しますので気に入った方は是非お買い求め下さい。

飯塚光男・井川クキ子2人展「追想の水景」
2014年7月2日~14日
 リコーイメージングスクエア新宿
 

大判カメラ体験記
清水 実
ワイズクリエイト
大判カメラマニュアル
木戸嘉一
ワイズクリエイト