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大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

夢のハッセルオーナーになれる最上級ハッセルセット。

2013年03月24日 | カメラ機材

今日は久しぶりのカメラ機材の話しです。昔私たちの若い頃のカメラマンはカメラマンとして成功したら中判カメラはハッセル、大判カメラはジナー(P)とリンホフを手にすることを目標としていました。自動車の世界にも「いつかはクラウン」と言う言葉がありましたがそれと同じな様ですね。今回はそれらのカメラの中から、大変程度が良くてお買い得な委託品のハッセル503CXクロームを紹介したいと思います。セット内容は下記の通りですが本当にキレイで程度が良いので思わず紹介してしまったのです。ボディはもちろんですがゾナースーパーアクロマートCF250/5.6などは大変貴重なレンズで中古市場でも35万円位するものと思います。このレンズを含めレンズ合計4本、ホルダー3個も揃っています。この金額で夢のハッセルオーナーになれます。デジタル全盛の時代ですが妙に落ち着きのあるスクエアフォーマットの銀塩カメラで写真を撮ってみませんか?

503CXクロームボディ
ディスタゴンCF50/4 T* FLE、
プラナーCF80/2.8 T*
ゾナーCF150/4T*
ゾナースーパーアクロマート CF250/5.6
プリズムファインダーPME51
マガジンA12クローム
マガジンA16クローム
マガジンA32-645ブラックテレコン2EX
プロシェード6093T他。

販売価格680,000円(税別)、714,000円(税込)


6050万画素の中判デジタルバックの取り扱いは。

2013年03月15日 | カメラ機材

昨日はリンホフテクノでフェーズワンデジタルバックを使用したいと言うお客さんの納品説明をマミヤ・デジタル・イメージング社にて執り行いました。今回このお客さんが購入されたのはフェーズワンP65+と言うセンサーサイズ53.9x40.4mm、有効6050万画素と言うモデル。ほとんど645カメラと同じフォーマットのデジタルカメラバックになります。そして使うカメラが中判デジタルバック用開発されたリンホフテクノです。この組み合わせでどんな写真が撮れるか楽しみなセットでもあります。流石にこのクラスのデジタルカメラバックの使用説明は私には荷が重く、同社インストラクターにお願いしましたが側にいてフェーズワンP65+のパフォーマンスを目の当たりにしてちょっとした感動まで覚えてしまいました。本当に凄いですよ。約2時間の取り扱い説明でしたが私にとっても大変な勉強になったとお客さんにもマミヤインストラクターにも感謝でした。


アクリル面印刷の写真展時は「Photona」、ワイズで取り扱い開始。

2013年03月07日 | カメラ機材

この度、ワイズではアクリル板に写真を直接印刷しアクリル一枚で額装までかねた写真展示ができる「Photona」の取り扱いを開始致しました。写真が実物ですがポジフィルムからスキャニングしたデータを入稿すると、特殊な印刷機によりアクリル板の後面より反転印刷を行い、更に保護用のコーティングをされて完成致します。今回のサンプルは写真以外の面が透明(クリア)仕上げになっていますが、この部分を黒、白、グレーにする事も可能です。写真を飾る場所に応じて変えても面白いかもしれません。またアクリル面が汚れたりした時には簡単に拭き取る事も可能です。もちろんサンプルはワイズに展示していますのでゆっくり、じっくりご覧になって下さい。制作費もビックリするくらいにリーズナブルです。是非貴方の撮影した作品を「Photona」にして部屋に飾りませんか?


デジタルリバーサルプリント、貴方は本当に理解していますか?

2013年03月03日 | カメラ機材

昨日は日本リンホフクラブの臨時理事会が開催されました。目的は4月開催予定の全体総会について会報、撮影会、写真展、勉強会の各委員会報告のまとめがメインでしたが、せっかく10人以上も理事が集まるのだからと午前の部は富士フィルムィメージングシステムズ社クリエイト事業部のスタッフ2人にお越しいただき、今注目されているリバーサルプリントについて技術的な講習を頂きました。皆様もご存知の通りリーバーサルプリンとは従来の引伸機と引伸レンズを使い光学的にプリントする方法が無くなりデジタルによるプリントになりました。これについてはポジフィルムをスキャニングしデジタル化し、インクジェットプリンターの様にシャカシャカ印刷して行くと勘違いしている人が多い様なのです。本当はスキャニングしたデータをレーザーで印画紙に焼き付け更に定着液に通してプリントを仕上げるのだと言う事を解りやすく説明してもらいました。要するに露光がレーザーに変わっただけで銀塩プリントなのです。まっ確かにポジフィルムをデジタル化するにあたりドラムスキャ又はフラッドベッドスキャナを使うかで濃度域の違いは出ると思いますが、取りあえず従来と変わらない銀塩プリントが完成すると理解していた方が良いかもしれません。クリエイト事業部の方々には比較プリントまで製作頂き、この内容の講習をこの臨時理事会だけで済ませるのはもったいないと思い、多くの会員向けにの技術勉強会でも再度開催頂けないかとリクエストをしましたので、会員の皆様は楽しみにしていて下さい。


とても程度の良いリンホフのビューカメラ登場!

2013年02月28日 | カメラ機材

委託品で珍しいリンホフのビューカメラをお預かりしました。その名は「リンホフカルダン・スーパーカラー」それも90周年モデルのスペシャルバージョンです。委託でお預かりするので各部点検や光線漏れテストもしましたが全てクリアです。また嬉しい事にバック部にはピントフードが装着され更にピントガラスは皆が探しているピントがクリアに見えるボススクリーンも付いています。このバック部だけでも10万円位の価値がありそうです。もちろんリンホフ規格のパネルがそのまま使えるWパネルリンホフ規格(リヤフィルターホルダー仕様)も付いています。それではその販売価格を発表します。「税込みで99,000円となります!」一緒にお預かりした未使用に近いCMfフジノン180mmF5.6(パネル付)とのセットで税込133,000円(レンズ単体は36,750円)です。このカメラはビューカメラと言っても他のメーカーと比べると重量も軽く風景写真分野でも十分使えそうです、何と言ってもアオリ撮影には最適です。貴重なカメラですから是非リンホフマニアは注目下さい。

リンホフカルダン・スーパーカラー 
99,000円(税込)

リンホフカルダン・スーパーカラー+CMfフジノン180mmF5.6(パネル付)
133,000円(税込)

 

 

 


「ワイズ45デジタルカメラアダプター2」発売間近。

2013年02月27日 | カメラ機材

デジタル一眼レフカメラを大判カメラのバック部に取り付けアオリ撮影を可能にするワイズ45デジタルアダプター。2009年に販売開始し堅調にユーザーを増やしていましたが、一昨年製造委託j工場の倒産で製造が不可能となっていました。今でも「在庫は無いの?」「欲しいのだけど。」とのお問い合わせをいただいていました。「ジャ~ン」それらの方々に朗報です。同製品が「ワイズ45デジタルアダプター2」となって復活販売出来そうです。製造といろいろな打合せを行い今回のタイプ2は、カメラ取付けマウント部分の内面をテーパー処理して、従来機では不可能に近かったバックアオリ時でも極力ケラレが無い様に設計変更しています。2番目の写真をご覧頂くとマウント取り付け部にテーパーがついているのをお解りになると思います。これにこれでもかとモルトプレーン処理までしている親切設計ですから内面反射問題も解決です。因に3番目のイラストは上段が従来製品で下段がタイプ2機です。フロントアオリの使用ならば(左側)従来機でも問題ないのですが、バックアオリを使用すると(右側)従来機の赤い部分でケラレが生じてしまったいたのです。もちろんバックアオリの量が多ければケラレは出るでしょうが、全然使用出来なかったバックアオリが少しでも使用出来る様になった事はアオリ撮影に於いては素晴らしい事なのです。アルミの削り出しで1個1個作られる「ワイズ45デジタルアダプター2」、ニコンとキャノンのマウントを用意するつもりです。価格も従来品と変わらない様に計画していますので是非お早めの予約等頂ければやる気満々になってしまいます。仕様・発売日等はまたこのブログでお知らせ致します。


大判カメラで捉えた屋久島の森の写真展、その表現方法に注目です。

2013年02月24日 | カメラ機材

昨日は22日から始まった酒巻澄江写真展「杜に生きる」に見に新宿エプサイトギャラリーに行ってきました。酒巻澄江さんの事は以前にこのブログでも紹介していますので今回は省略しますが、この写真展は酒巻さんが4x5インチ大判カメラで撮影された屋久島の森のカラーポジをドラムスキャナーで取り込み、モノクロ変換してインクジェットプリンターで出力したものです。ドラムスキャナで取り込んでいる以上は一度デジタル化されていますが、フイルムのごみ取りや多少の加工を加えて新たな作品として生まれ変わっての発表でした。大判カメラ愛好家は多くの作品をポジフィルムで所有していますが、これまでは光学的な引き伸ばしによる銀塩プリントとして写真展に代表される何らかの形で発表をしてきましたが、これからはそれらのポジをデジタル化し、更にカラーかモノクロかを選択してインクジェットで出力するという方法もあるのだと言うひとつの例ではないかと思った写真展でした。それにしても流石に屋久島に魅せられて何回も取材を重ねた作品は作者の思い入れが入った見応えのある写真展となっているので是非皆様も会場に足をお運び下さい。


酒巻澄江写真展
「杜に生きる 」
2013年2月22日~3月7日
エプソンイメージングギャラリーエプサイト
東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1F  


アルカスイスミズーラ(レザーケース仕様)の現物に初めて触る。

2013年02月23日 | カメラ機材

皆さんアルカスイスと言うスイスのカメラメーカーをご存知ですか?小さなメーカーですがとても精度の高い大中判カメラや雲台等を製作しています。現在日本ではKPI(ケンコープロフェショナルイメージング)社が日本の輸入代理店になっています。そんなKPI社のセールスが前から一度現物を見たかった『アルカスイスイミズーラ(レザーケース仕様)』のデモ機を見せに来社してくれました。しっかり出来た革製のケースを見ただけではこの中に大判カメラが入っているとは絶対に気付かないと思います。被せ式の革ケースを開けると手触りの良さそうなボディが現れます。アルカスイスFラインと言うカメラを何回か使った事がありますがその完成度の高い作りを今でも記憶しています。今回のミズーラを手にしてその記憶が甦ってきます。滅多に見れないカメラ(日本にはこの1台かもしれません)なので来週の土曜日(3月2日)までワイズに貸し出してもらう事にしましたので興味のある方は是非ご来店の上、実物を検証して下さい。本当に作りは良いですよ。


ワイズニュースに急遽フィルム値上げリーフを同封。

2013年02月22日 | カメラ機材

このブログをご覧になっている多くの皆さんにとって、あまり嬉しくないニュースをお伝え致します。実は4月1日より富士フイルム社の扱うネガ、ポジ、白黒フィルムの価格が改定されます。改訂と言いましてもはっきり言って値上げです。確かにフィルム需要が減少し企業としては値上げの決断は致し方ないものと思います。早速ワイズでは丁度発送予定だったワイズニュースに「フイルムが値上がりますので3月中に買いましょう」と言う様なリーフレットを作成しシートフィルムの装填サービスのリーフレットと共に同封して、昨日約300件に発送致しました。管理が良ければフィルムは1年以上何ら問題なく使用出来ますので、皆さんも値上げ前の価格で購入しストックされたら如何でしょうか?もちろんワイズにご注文頂けたら嬉しい限りです。(写真はレーザーカラープリンターで出力されたワイズニュースと値上げ告知等のリーフレット。下はこれらを三つ折りする紙折機です)


アップル社の修理体勢が凄かった!あっという間に修理完了!

2013年02月19日 | カメラ機材

流石はアップル社の「Apple Care Service」の対応は迅速ですね。14日の夕方にBluetoothの異常で修理依頼したImac27が昨日(18日午前)戻ってきました。正確には16日に修理が完成して出荷していますので本来ならば17日(日曜日)の午前中には配達されていた事になります(日曜はワイズが休業でした)。要するに実際には正味2日で修理が完成した事になります。修理内容は「ワイヤレスカードの故障によりBluetoothが認識されない症状及び、Bluetooth関連のカーネルパニックが発生していた形跡を確認しましたのでワイヤレスカードを交換しました。・・・・・」とありましたが、交換部品の写真まで紹介されていて、初期不良の問題なんか忘れてしまう程のアップル社の素早い対応には感激ものでした。これがカメラ関連だったらこんな訳には行きませんね。輸入かメラの修理などは3ヶ月も掛かるものがあります。私の記憶では部品取り寄せで6ヶ月の修理期間というのもありました。いったいこの違いは何なんでしょうか?マーケットの大きさだけでは済まされない壁がある様にも思えます。ちょっと話は逸れますが、カメラ商材を注文した人はどの位の納期まで待てるのかと言う10年前のデータがありましたが精々1ヶ月でした。今はきっともっと早くなっているのでしょうが昨年11月に発注した輸入カメラアクセサリーが先週入荷しましたがキッチリ3ヶ月掛かっていました。これは論外かな?(写真はアップリマークのクリアファイルに入った修理報告書)


購入間も無いiMac27に初期不良発覚。ピックアップに来た通い箱が凄い!

2013年02月15日 | カメラ機材

2週間前に購入したiMac27のBluetoothキーボードとマウスの調子が悪く接続が断続的に切れたりで仕事に支障を来す状態でした。アップル社へ連絡して電話で検証する事1時間でしたがMac本体のBluetooth機能の初期不良と判明しました。購入後2週間なので新しい製品と交換する事も可能だったのですが、沢山のアプリケーションをインストールして設定したばかりなので4~5日で完了する修理を選択しました。そんな訳でiMac27の引取代行のヤマト便が昨夜ピックアップにきました。写真を見て下さい。iMac27専用の修理通い箱があるのですね。箱はガルウィングドアの様に横に開きますが、その中にiMac27を入れ固定し、更に中蓋を締めて付属のエアポンプで空気を送り込みiMac27が微動だにしない様にして外扉を締めて完了です。なんでもアップル社とヤマト便の共同開発による通い箱と言う事でしたが流石に精密機器運搬だけに大袈裟すぎると思う程でした。因にえらい週明けに、この箱の状態でiMac27はワイズに戻って来ます。


日本リンホフクラブの定例会はUstreamにて配信中。

2013年02月12日 | カメラ機材

今日は進んでいる日本リンホフクラブの定例会について書きます。以前も紹介したと思いますが同クラブの定例会は午前が技術勉強会、午後が写真家により作品講評会の二部構成になっています。1月の技術勉強会は私が大判カメラのアオリについて約二時間講習させて頂きましたが、午後の講評会は写真家の石橋睦美さんに担当頂き会員の作品をOHPで投影し厳しく講評頂きました。実はこれらの勉強会・定例会を地方会員のためにもとの思いでインターネットのUstream(ユーストリーム)を使ってリアルタイムで放送しているのです。現状の機材ではハッキリ、クッキリとした配信には今ひとつですが作品や講師のコメント等は解って頂けると思っています。正直言ってこのUstream配信は誰でも見る事が出来ますので、このブログの読者の皆様も一度視聴下さい。日本リンホフクラブの定例会は結構まじめに運営されていることにビックリされると思いますよ。(下の写真が配信中のパソコン機材)


写真展会場のニューラムダザック。

2013年02月04日 | カメラ機材

日本リンホフクラブ写真展初日にカメラザックで有名なラムダ社佐久間博社長が来場されました。展示作品を鑑賞して頂いた後はお持ち頂いた新製品の試作品をクラブメンバーに紹介してくれました。ラムダザックは写真と山をこよなく愛する佐久間社長が自ら設計・製造している丈夫で長持ちするザックとしても有名です。また壊れてもいつまでも修理が効くと言う親切なザックでもあります。特に今回はリンホフユーザーに最適な試作ザックをお持ち頂いたので話を聞く会員も真剣そのものでした。因にラムダザックは今春に新製品や改良品を多く発売する予定ですが総合カタログとホームページはワイズが制作していますので、今その打合せでも佐久間社長とよくお会いしています。皆様、ニューラムダザックを楽しみにしていて下さいね。(グリーンの上着にラムダポシェットが佐久間博社長)


横浜みなとみらいの「CP+」に行くもあまりもの人出で早々に退散。

2013年02月03日 | カメラ機材

昨日は午後から時間をとって横浜みなとみらいで開催中の東洋一の写真イベント「CP+」に行って来ました。以前17年ほど横浜に住んでいましたが、毎年の様にみなとみらい地区の変貌に驚きを覚えてしまいます(写真上)。いや~っ今年のCP+の人出は半端無い様に思います。人、人、人で思う様にブースを廻れませんしブースの中の製品を見るのも一苦労です。特に各ブースでは有名写真家によるセミナー等を開催していているので人の動きが止まっている様でもありました。写真はワイズでもお馴染みの吉村和敏さん、阿部秀之さんのセミナー風景です。また今回の「CP+」行きの一番の目的だったのがハッセルブラッドジャパン社扱いのドラムスキャナー「フレックタイト」を実際に見て検証したかったのですが、何と何と同社では今回は展示していないとの事でした。東洋最大の展示会と唱っているのですから展示して欲しかったですよね(残念)。同社の布袋入りのカタログをもらって早々に引き上げて来ました。昔から人の多い所は苦手なのでした。「CP+」は本日(3日)まで横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催していますので興味のある方はお出掛け下さい。


ハリソンチェンジングテントが入荷いたしましたがゴメンナサイ価格改定です。

2013年01月29日 | カメラ機材

オーダーしてあった米国製テント式チェンジングバックの「ハリソンチェンジングバック」の4x5用と8x10用二種が入荷致しました。ただ昨日のブログでも触れていたのですが為替の円安への変動で輸入決済価格が10%以上も上がってしまいました。該当製品につきましては為替の変動を見越してオープン価格を採用していましたので印刷物等の価格訂正には影響ないのですが実際にワイズで販売する価格は下記の通りとなってしまいます。ごめんなさいね。ただ正直のところ4x5用チェンジングテントの前回入荷分が未だ2個在庫がありますのでこの2個に限り従来価格にて販売させて頂きます(お早めに)。現在リンホフ正規代理店にオーダーしているリンホフ3000も次回入荷から価格改定を案内されています。円安の恩恵は何処にいったやら・・・・。

       製品名         従来価格  改定価格
ハリソンチェンジングテント45  32,000円  35,000円
ハリソンチェンジングテント810  35,000円  39,000円
 ※価格は税込み価格です。