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クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

Quintessence ビル・エヴァンス

2014-02-14 07:33:18 | ジャズ

Quintessence
ビル・エヴァンス

1. Sweet Dulcinea Blue (Album Version) 6:04
2. Martina (Album Version) 8:15
3. Second Time Around (Album Version) 3:42
4. A Child Is Born (Album Version) 7:32
5. Bass Face (Album Version) 10:07
6. Nobody Else But Me

Bill Evans(p)
Harold Land(ts)
Kenny Burrell(g)
Ray Brown(b)
Philly Joe Jones(ds)

先日聴いたベースのエディ・ゴメスが貧弱に感じたのが正しいのか
レイ・ブラウンがエヴァンスのサポートなんて・・・・

耳をドラムに向けると
滑りっぱなしのやる気のなさげなのは?
フィリー・ジョー・ジョーンズ?

ここ最近録音されたジャズと違って
コンプが少ないのでベースの音がリアルに響いてしまっているのなら
ゴメスの時はどうなのでしょう?
それにしてもレイ・ブラウンって音程しっかりしていますね
不安定だったゴメスと比べると雲泥の差かも

気がつけば
サックスとギターが
静かに参加していますね?



5曲名
Bass Face

カッコイイ!
ゾクゾクってきますね

ハロルド・ランドtsらしいのですが
管の入ったJAZZは久しぶりに聴きますが
というか
エヴァンスが菅とやってるのってマイルスのしか聴いたことないかも
サックス後のエヴァンスのソロがカッコいいですね
いつも聴けるフレーズとは違うフレーズが聞こえてくるし
バッキングにしてもトリオの時と随分違うところが新鮮に感じます

ベースソロでは
会話でもしてるのでしょうか?
話し声というか
掛け声のようなものが聞こえてきますね
こんな世界大好きです

6曲目
ようやくそれらしい演奏が
ドラムも自分のテンポにきたのかベースとともにグイグイドライブするのだが
微妙にエヴァンスの跳ねるフレーズには合わないのかもしれませんね
でも曲の後半ではしっかり音楽をつかんでいるところはエヴァンスですよね

いやー
JAZZって良いですね♪

Kakishima


I Will Say Goodbye ビル・エヴァンス

2014-02-13 07:33:30 | ジャズ

I Will Say Goodbye
ビル・エヴァンス

1977年録音

曲名 収録時間
1. I Will Say Goodbye 3:27
2. Dolphin Dance 6:00
3. Seascape 5:21
4. Peau Douce 4:15
5. Nobody Else But Me 5:04
6. I Will Say Goodbye (Take 2) 4:47
7. The Opener 6:09
8. Quiet Light 2:25
9. A House Is Not A Home 4:36
10. Orson's Theme 3:47

久しぶりにビル・エヴァンスのCDを聴きます
有名どころは持っていると思っていたのですが
Amazonの紹介で売れ筋輸入版991円という企画で見かけたエヴァンスを
まとめて購入してあったのを忘れていました
ピアノの部屋のJLBのスピーカーの左上にまだナイロンに包まったままのCDが!

久しぶりに古き良きジャズメンの演奏でも聴いてみようとデッキに入れ再生

おおおおお!
ヨレヨレのエヴァンスかと思いきや
ストイックな?
沈美的?
音色がキラキラ輝いて宝石をちりばめてる様なゴージャスさがあります
ピアノの音が生きていますね
これぞJAZZ!

この頃のエヴァンスはヘロインか何かでボロボロだったと思い
77年録音のこのアルバムには全く興味がなかったが
最近聴いたどのアルバムより素晴らしい!

やはりエヴァンスはジャズ界のエヴェレスト!
偉大なミュージシャンだということがよくわかります

エリオット・ジグモンド Dr
エディ・ゴメス Bs

伝統美でもないのですが
このCDを聴いてると
セロニアス・モンクを思い出すのは私だけでしょうか?

ラファエロやイスラエルとは違う
ゴメスのベースラインは大変わかりやすく
エヴァンスとは11年も一緒にやっていたらしくしっかりサポートしていますが
ベースの音に艶はありません!

このアルバムの3ヶ月後に隠れ名盤【You Must Believe in Spring】をだしているらしく
チャンスがあれば購入したいですが
ただゴメスの音量が控えめに感じるほど
エヴァンスのピアノが目立ちます

収録曲は
違うアルバムでも扱われていたりする曲が多いのですが
エヴァンス自身と比べればキレがないと言えるかもしれませんが
このアルバム聴いてるだけで
エヴァンスのキレの良さは尋常ではないことがよくわかります
良い演奏を聴いて
初めて良い演奏がどういうものかに気がつくのだろうと思います

ドルフィンダンスを聴きつつ
途中ベースのソロがあるのですがかんばしくありません
ゴメスという人の演奏を始めて聞いたかもしれませんが
エヴァンスのピアノ演奏を国宝級の斬れ味の日本刀の様に例えるのであるなら
ゴメスのベースはゼロ戦に乗る人のために作られた大量生産のポン刀かも

アルバム全体で
ピアノの音が輝いているし
哀愁を帯びた演奏は本当に素晴らしい!

エヴァンスは普通の名盤から購入するのが良いと思います

Kakishima

ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ

2014-01-29 07:30:22 | ジャズ
バラード・イン・ブルー
ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ

1. ゴー・アウェイ・リトル・ガール
2. いそしぎ
3. 捧ぐるは愛のみ
4. ラウンド・ミッドナイト
5. ホェア・ワー・ユー
6. エスターテ
7. おもいでの夏
8. モア・ザン・ユー・ノウ
9. シェ・レジーヌ
10. トリオロジー
11. ゴーン・ウィズ・ザ・ウィンド
12. リズ・アン
13. 春の如く

ルイスは60年代初頭から活動しているオランダのピアニスト。日本ではアン・バートンを一躍有名にした『ブルー・バートン』『バラード&バートン』のピアニストとして脚光を浴びた。これは2004年に録音した最新トリオ作だが、アルバム・タイトルといい選曲といい、その点を多分に意識した作りだ(冒頭の3曲は前述2作に入っていた曲)。となると、およそのムードは察しがつこうというもの。「エスターテ」「おもいでの夏」など、リリカル&メランコリックな曲を思い入れたっぷりに演奏している。うーん、ロマンティック! (市川正二) --- 2005年05月号【CDジャーナル】

バラードなのですがアドリブが自由で良いですね
ほとんどペダルを踏んでないので昔懐かしいアドリブの雰囲気がするというか
フレーズ自体はそれほどはねないのがウィントン・ケリーと正反対のような演奏

最近聴くジャズはほぼ合格点
どれ聞いても聞きやすく
安心して聞いていられるものばかりだと思います
本当に脱力していて迫ってくるような場面がほとんどない

このCDには多少熱くなる場面があるのが
珍しく感じるくらいか♪

Kakishima

EUROPEAN JAZZ TORIO 夜のタンゴ

2014-01-24 07:55:37 | ジャズ
EUROPEAN JAZZ TORIO

1. オールド・カントリー
2. 夜のタンゴ
3. 真珠採りのタンゴ
4. マネー・マネー・マネー
5. ジェラシー
6. フール・オン・ザ・ヒル
7. ニュー・シネマ・パラダイス・愛のテーマ
8. コール・ミー
9. A.H.レイディオ・マン
10. ハウ・インセンシティブ
11. ドント・ノウ・ホワイ
12. ララバイ

オランダのジャズ・ミュージシャン3人で結成されたジャズ・ピアノ・トリオ。
数回のメンバーチェンジを経て、
1995年に現在の

マーク・ヴァン・ローン(p)
フランス・ホーヴァン(b)
ロイ・ダッカス(ds)

からなるトリオとなった。哀愁漂うリリカルなサウンドとヨーロッパの気品を感じさせる洗練されたアレンジが特徴。ピアニストのマークはビル・エヴァンスから強い影響を受けたという。クラシック、ミュージカル、ピアソラ、モリコーネ等の名曲や日本の歌謡曲、童謡、ポップス、またビートルズ、エリック・クラプトン、ビリー・ジョエルらのスタンダード・ソングをジャズ化し人気を得ている。【検索にて】


ここんところZ1000A2のカスタムをどのように楽しむかを考えていたのですが
私が大学の頃初めて乗った大型がZ750D1なのでほとんど同じ形のようです
当時のカスタムはカーカーのマフラーにバックステップつけたぐらいで十分
ただZ750は購入してすぐ関越道全開で走ったらピストンに穴が空いたためクレームでワンサイズ大きい純正ピストンを入れることによって随分調子の良いバイクに変わりました。

カワサキの頑丈だと言われるエンジン
オーバーホールは当然ですがビトーさんに出す予定です
足回りというかステムとスイングアームはスカルプチャー?とかいうので統一してしまう予定


そんなことを考えながら
このEUROPEAN JAZZ TORIOは何の邪魔をすることなく
BGMに徹していました

春が楽しみですね

Kakishima

ハンク・ジョーンズ ラストレコーディング

2014-01-21 07:28:09 | ジャズ


ラスト・レコーディング
ハンク・ジョーンズ

ジャズ界の現役最長老ピアニスト、ハンク・ジョーンズが率いるグレイト・ジャズ・トリオの最新であり、最後のアルバム!亡くなる直前における、益々冴え渡るパワフルな演奏はまさにミラクル!!!東京 BlueNote 公演の最終日に飛び入りした現代ジャズのトップ・トランペット奏者の人気者ロイ・ハーグローヴが、急遽そのままレコーディングに参加した話題作。ロンカーターの愛弟子である若干26歳のベーシストであるデヴィッド・ウォンと、デュークエリントン楽団などで演奏経験を積んできたドラマーであるリー・ピアソンの強力なトリオ編成に、ホレス・シルヴァーとも共演してきた期待のテナー奏者レイモンド・マックモーリンを加え、更にハンク・ジョーンズのピアノソロも収録されており、非常に充実した聴きごたえのあるメモリアル・アルバムになっています。【Amazon解説】

【収録曲】
1. チュニジアの夜 A Night In Tunisia
2. オパス・デ・ファンク Opus De Funk
3. カンタロープ・アイランド Cantaloupe Island
4. おもいでの夏 The Summer Knows
5. クレオパトラの夢 Cleopatra's Dream
6. 誰かが私をみつめてる Someone To Watch Over Me
7. ビギン・ザ・ビギン Begin The Beguine
8. フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン Fly Me To The Moon
9. 愚かなりわが心 My Foolish Heart
10. サヴォイでストンプ Stompin' At The Savoy
11. 君を想いて The Very Thought Of You

【パーソネル】
Hank Jones piano
Lee Pearson drums
Roy Hargrove trumpet
Raymond McMornin tenor sax

2010年2月24日 ソニーミュージック乃木坂スタジオにて録音

ベースが素晴らしく張りがあって柔らかく包み込んでくれる録音で最近の日本のスタジオは良い機材が揃っているのか大変裕福な音楽を聴かせてもらえます。
ドラムはデューク・エリントンに所属していたなんてのはそれらしい演奏!
私としては煩雑に聞こえるがドラム好きにはこれくらいが音楽に参加している感覚なのかもしれません。

さて
ハンク・ジョーンズ!
どうでしょう?
流石に指の力は衰えてしまってますし
ツヤも消えてしまってますが
腐っても鯛?
錆びてもキャデラックの乗り心地とでも言いましょうか


ミラーが落っこちる!
タイヤはパンクはしないが空気圧が足りない?

そんな風に感じますが
音楽自体本当に録音が綺麗ですし
それで聞くに耐えうる音楽なのですから素晴らしいと思います

ハンク・ジョーンズといえば和倉温泉のジャズフェスに来た時聴きに行った時は
最初の音がなり出した途端周りの空気が変化したことが思い出されます
私にとってあの時の演奏がラストかもしれませんが
こんな演奏者とずっと一緒にいられたら幸せだろうと思います

このジャケットは最高に輝いているのは
ハンク・ジョーンズの人生が伝わってくるからだと思います
ジャズを作り上げてきた巨星と言った方ですね

Kakishima