プルサーマル計画を憂慮する有志の会

原発問題に関して投稿します。

ガザでの殺戮

2014-08-04 14:15:24 | 日記
 イスラエルとハマスとの殺戮の応酬が繰り返され、犠牲者がパレスチナ人が1,700人以上、ユダヤ人も67人に上るそうです。しかもその多数が民間人で、子供たちの犠牲は(パレスチナ側で)300人とのことです。「人道的」(?)停戦は僅か2時間で破られ、今後も殺戮が止むことは期待できません。(どんなに避けようとしても)毎日、耳に、目に入ってくる惨事に、重苦しい思いは消えることはありません。

 100年以上にわたって戦争(戦闘)を繰り返していたイスラエルとパレスチナですが、どちらも「正義」を主張し、敵への殺人行為を「正当化」しています。(先日も書きましたが)殺人に「正しい」ものなどあるはずもなく、殺されれば殺し返すという循環が永遠に続くことになります。只、イスラエルの軍事力は圧倒的で、多くの市民を殺している現状を見るに、やはりガザに暮らさざるを得ない住民の方への思い入れは強くなります。

 それだけに、イスラエル大使が口にした、我々は「自衛権」を行使しているだけとの発言には、強い憤りを覚えます。ユダヤ人の若者が無残にも殺されたことには、私も強い怒りを禁じ得ませんが、それがこの「殺戮」に正当性を与えることができるとは思えません。勿論、住民を楯に、イスラエルへ報復を行なっているハマスにも、「正当性」があるとは思えません。その(正義を主張しあう両者の)狭間で、多くの市民が殺傷されている現実に、(無力な私は)とても惨めで、辛いです。自己憐憫に過ぎませんが。(私のできることといえば)亡くなられた方々のご冥福を祈ることだけです。無力でも、思いだけは込めて・・・

by「プルサーマル計画を憂慮する有志の会」 (平成26年8月4日)