COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of June 1, 2022
『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』
世界全体での感染死亡者数は、2022年1月以降、順調に減少を続けていましたが、欧州5ヶ国と北米 2ヶ国での「死亡者数」が逆に増加して、世界全体の死者数の内 6割にも達しています。つまり、世界の殆どの国々では死亡者数を順調に抑制しているものの、ワクチン開発&接種先進国のこれらの国々は逆に増加させているのです。
仮に、政府が国民の命を守る事を主眼の政策を行なうならば、欧州5ヶ国や北米2ヶ国の様な感染防止規制の緩和策をそのまま適用すべきではなく、なぜ、それら医療水準も充分に高い筈の国々では死者数が増加したのかを、充分に検証する必要があります。
なお、フランスは 6月1日の死者数が 2千名を超えたと報告しており、人口 7千万人足らずの国としては、かなり異常で深刻な値です。フランスの当局の報告ミスでなければ、主要メディアでは報道されていませんが。何らかの重大な事案が発生した可能性があります。
『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』
『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』
人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。
現在、世界的に深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録している国は、中米・カリブ海の小国、バルバドスです。人口 28万人程の小国で 6月1日は 10名を超える死者数が報告され、日本の一日あたりの平均死者数が 30名程である事を考えれば、かなりの深刻度だと理解できます。
それ以外、死亡者数の抑制が出来ずに大きな被害を続けている国は、オーストラリアとニュージーランド、欧州のポルトガルやギリシャなどですが、6月1日のフランスの他、4月以降に一気の感染爆発を招いた台湾が世界で最も深刻な状況を示しています。
※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません
Source:#OCHA ( https://www.unocha.org/ )
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