CLT視察ツアーinUK。今日はオプショナル木造ツアー。まずはFoster + PartnersのCrossrail Placeを訪ねる。高層ビル街に新設された駅舎で、屋上に設けられた庭園を木の架構が覆っている。
ロンドンに来て最初の仕事はここドックランドが敷地の高層ビルのコンペだった。1ヶ月ほぼ毎晩ここで窓の数を数えて建物の高さを計り、昼間はひたすらスタイロを切って敷地模型を作った。それから10年経ち、オフィスビルは立たなかったけど、そこから繋がった仕事でHCLA設計によりここに集合住宅が建設中である。
続いて川島さんの案内でJohn Smart Architectsを訪問。CLTの内装で古い倉庫を改修したオフィス。間仕切り壁のほか机や模型台も同じ三層のCLT板で統一。不動産取引から建築設計・施工、物件の運営まで行う珍しいアトリエ事務所。先月CLTのイベントがここで開かれた。
ロンドンで働く崎村くん吉田くん石井くんとも合流。CLTで増築された子ども洋品店Tin Lidを見学。店舗部分ではCLTは見えないが、見上げると窓の向こうにCLT板の断面が見えた。市井の建物にも気負いなく適材適所で使われるほど、CLTは日常に溶け込みつつあるのかもしれない。ここで景くんへのお土産も購入。
みなでパブランチのあと、RIBAブックショップに移動して木造関連書籍を物色。作品集やディテール集などが、本棚の一角を占めている。去年11月の渡英時にも買い集めたが、今回もスーツケースが重くなりそう。ツアーは一旦ここで解散し、夕方Serpentineパヴィリオンに再集合とする。僕はスタバで休んだり、本を選んだり。
夕方、Serpentine Pavilionに再集合。屋根の木ルーバーのほか、外壁は木片を積み上げて構成している。
再集合のあと、タクシーに分乗してKingsgate Houseへ。自分がロンドン勤務時に携わったCLT造7階建て集合住宅。植物のように見える太陽光パネルにインスパイアされたのか、家々がバルコニーに植栽を植えてくれているのが嬉しい。何か問題が起こってはいないかと訪れるたびにドキドキするが、今回もホッとした。
夕食はbusaba。懐かしい味だが予約は出来ないので自由行動日に行こうと決めていた。合流した大野さんも交えて疲れを癒す。希望者はSt.Pancras駅に移動し、構内のバーBooking Officeで二次会。ZHAの吉川さんも合流してくれて、最後の夜を楽しんだ。
去年5月に続き2度目の英国木造視察コーディネート。CLTを巡る状況は刻々と変化している。視察日程を組んだ数ヶ月前と今とのタイムラグは最終日のオプショナルツアーで極力回収に努めたが、それでも他都市までは手が回らなかった。次回があれば、それらロンドン以外の都市をカバーできればと思う。
ロンドンに来て最初の仕事はここドックランドが敷地の高層ビルのコンペだった。1ヶ月ほぼ毎晩ここで窓の数を数えて建物の高さを計り、昼間はひたすらスタイロを切って敷地模型を作った。それから10年経ち、オフィスビルは立たなかったけど、そこから繋がった仕事でHCLA設計によりここに集合住宅が建設中である。
続いて川島さんの案内でJohn Smart Architectsを訪問。CLTの内装で古い倉庫を改修したオフィス。間仕切り壁のほか机や模型台も同じ三層のCLT板で統一。不動産取引から建築設計・施工、物件の運営まで行う珍しいアトリエ事務所。先月CLTのイベントがここで開かれた。
ロンドンで働く崎村くん吉田くん石井くんとも合流。CLTで増築された子ども洋品店Tin Lidを見学。店舗部分ではCLTは見えないが、見上げると窓の向こうにCLT板の断面が見えた。市井の建物にも気負いなく適材適所で使われるほど、CLTは日常に溶け込みつつあるのかもしれない。ここで景くんへのお土産も購入。
みなでパブランチのあと、RIBAブックショップに移動して木造関連書籍を物色。作品集やディテール集などが、本棚の一角を占めている。去年11月の渡英時にも買い集めたが、今回もスーツケースが重くなりそう。ツアーは一旦ここで解散し、夕方Serpentineパヴィリオンに再集合とする。僕はスタバで休んだり、本を選んだり。
夕方、Serpentine Pavilionに再集合。屋根の木ルーバーのほか、外壁は木片を積み上げて構成している。
再集合のあと、タクシーに分乗してKingsgate Houseへ。自分がロンドン勤務時に携わったCLT造7階建て集合住宅。植物のように見える太陽光パネルにインスパイアされたのか、家々がバルコニーに植栽を植えてくれているのが嬉しい。何か問題が起こってはいないかと訪れるたびにドキドキするが、今回もホッとした。
夕食はbusaba。懐かしい味だが予約は出来ないので自由行動日に行こうと決めていた。合流した大野さんも交えて疲れを癒す。希望者はSt.Pancras駅に移動し、構内のバーBooking Officeで二次会。ZHAの吉川さんも合流してくれて、最後の夜を楽しんだ。
去年5月に続き2度目の英国木造視察コーディネート。CLTを巡る状況は刻々と変化している。視察日程を組んだ数ヶ月前と今とのタイムラグは最終日のオプショナルツアーで極力回収に努めたが、それでも他都市までは手が回らなかった。次回があれば、それらロンドン以外の都市をカバーできればと思う。