今朝。サッカーロシアW杯。準決勝のもう1試合。
クロアチアーイングランドの試合が行われていた。
もちろん仮眠などしつつ。対策して観た。
今日はひさびさに興奮さめやらぬ感じで。目がイタイ。。。(笑)
準決勝の1試合目のフランスーベルギーも緊迫したいい試合だったが。
今日の試合の方が観ている方もめちゃめちゃ疲れたというか。
ホント目の離せない展開とか満載すぎて。
ひさびさにヤバイ試合と想える内容だったなと。
これぞW杯と。
今大会の総括後でしようと想ってるのだけど。
ホント今大会ドラマがいろいろあり。また白熱したいい試合もあり。
新旧のスター選手たちも多くいて。ホント各所に見応えだらけ。
そして今日の試合。
クロアチアは決勝トーナメントに入って。
2試合。延長戦までもつれ。そしてPK戦っていう過酷な内容。
前後半90分。そして延長前後半30分の合計120分以上戦い。
さらに精神的に負担も大きなホント一瞬の差がわけるPK戦。
クロアチアも消耗度合どか。勝ち上がりに多少の不安があった。
チームとしてはモドリッチという世界的なゲームメーカーがいて。
ソコを起点に豊富なタレントが連携して守備的な不安は若干ありつつ。
多彩な攻撃スタイルを持っていたが。いい試合展開になっていても
なんか決めきれないと言うか。本調子のようで。まだこんなものではないでしょ??
みたいな雰囲気のあったクロアチア。
そしてイングランド。
世代交代が見事に進み。若い世代での国際大会での成功実績を持って
そのベースメントの上に作り上げてきた新生イングランドという感じの。
しかし。プレミアリーグを擁してるイングランドらしい伝統的な部分もあり。
セットプレーや攻守の切り替え。守備の固さなど特徴がきっちりあって。
イングランド躍進の時にはエースストライカーいるよねー
みたいな感じもまたあって。ソコも面白かったと。(笑)
そして試合開始。
ええええええええーーーって間に。イングランドが強みのセットプレーで先制。
ホントこれもまた壁の上を見事に抜けるいいフリーキックだった。
出鼻くじかれるクロアチア。
観てる方も。
あぁぁ。。これフランスとのドーバー海峡ダービーか??みたいな。
イングランドペースで回るんじゃないかと一瞬想わされる。
しかし。ココからがホントに面白かった。
攻守の切り替えもあり。要所要所でいろんな選手の良さが生きる。
しかしクロアチアも焦りというか。疲れもあって。
本来のキレも出ない感じが見えつつ。
得点リードで優位に進めてそうなイングランドも。
前半はこのまま抑えきって盤石っぽいぞ??と想えた。
しかしエース・ケインを封じられてるクロアチアの戦術や。
若手が多く。試合の疲労蓄積も垣間見えて。
後半に入って。一段ギアのあげてきたクロアチアが
また勢いを取り戻し。攻勢に入り。いい攻撃を連発。
あれ・・・??なんか少しイングランド歯車狂ってきたか。。??と。
そしたらいいタイミングでの。
イングランドからしたらダメージの大きな。
立て直すには。ショックのデカイ時間の。難しい時間帯。
後半23分にクロアチアの同点弾。これもまた見事。
イングランドはキモチ立て直そうと必死になる。
でも気分的にもイケイケになって。後半にテンポよくなったクロアチア。
ココで見えたのが『 経験の差 』 『 若さゆえの 』
クロアチアは世界で戦うタレント揃い。
いろんな試合経験が生きていて。こういう場面でまさにその経験が生きる。
イングランドもいい選手が多くいるが。
若さと勢いはあって。イングランドらしさもあったのだが。
やはり若さと言うか。こういう場面になって。
経験豊富なベテランがいたら落ちつけられたかもしれない。。
って部分が徐々に垣間見え。ピッチでも焦りが見え始める。
しかしイングランドも守備の固さをしっかり建て直し。
クロアチアも息を吹き返して押せ押せだったのを抑え込み。
またもやクロアチアにとっては延長戦に突入かと。
これクロアチア。。。疲労やら大丈夫・・・??って想わされる。
しかし延長に入ると。またもやクロアチアが試合のペースを握って。
主導権を持って試合を見事に展開。
そしてココでホントサッカーの醍醐味だなと想わされたのが
ベンチワーク。
今大会は前後半に通常の選手交代枠が3名まで可能だが。
延長戦に入ると。さらに1名増えて4名まで可能になる。
イングランドは後半失点後に1名交代。交代枠残り2
クロアチアは前後半交代なしの交代枠3名残していた。
そして延長開始直後に。
イングランドはチームでもベテランといえど30前半のヤングを交代。
少し劣勢のチームの展開を変えようとイングランドベンチが動く。
延長の交代枠プラスして。イングランド交代枠残り2のまま。
方やクロアチアは押せ押せだったのもあり。
疲労とか大丈夫???って想いつつ延長に入っても交代せず。
そのままいいペースを維持しようとする。
しかし延長の前半に。準決勝でイエローカード計算がリセットになっても。
この試合イエローカード出ている選手を交代。
延長前半5分に1名。そして前半11分に1名。
反則で数的不利にならないようなリスクマネージメントと。
疲労など運動量低下を補う作戦に出るクロアチア。
経験の差というか。若さ。テンポの変わったクロアチアの攻撃を
劣勢で抑えてきた精神的やら肉体的なダメージも蓄積されてきたのが
見事に見えるイングランドもカウンターを仕掛けられる余裕が
徐々に見えなくなり。焦りも見え。イライラも見え。
荒れ始める。。。(笑)
そしてその展開打開のためイングランドは選手交代1名。
延長前半7分。交代枠残り1
そして延長前半終了。そのまま後半もなのか??
って想った矢先。
延長後半開始してすぐ。後半4分。
一瞬の攻守の切り替えのスイッチが切れたイングランド。
え???ってくらいホント緊張の糸切ったつもりはないだろうが。
ホントほんの少しの油断を見逃さない経験豊富なクロアチア。
しかもマンジュキッチ。。。ココで見事に決めるかと。。。
クロアチア2-1リードに。
更にココでイングランドダメージが見え。
攻勢にかけなければならない状況に嫌がおうにも追い込まれる。
そして失点後。攻めざる得なくなり。
さらに選手交代枠の残り1を失点後の後半7分に攻撃的選手を交代。
そしてこの後またドラマが。。。。
このイングランドの交代がまさか。。。と。
後半10分。イングランドディフェンダーのトリッピアー選手が
負傷退場してしまう。。。
しかしもうイングランドには選手交代の枠はなく。
またココから攻勢かけないといけないのに。数的不利の10人になってしまう。
ソコを押し込もうとするイングランドに対し。
ボール回しやら時間をロスさせる作戦ではなく。
数的優位な状況で。ハードワークで交代選手枠に余裕のあるクロアチア。
クロアチアも。多くの選手が足が止まったり。
グッタリしてる光景が時間の経過と共に増えていたが。
残り時間が減っても集中力を切らさず。さぼらず。
満身創痍なハズなのに。。。ホントアタマが下がる想い。
後半10分に足をひきずっていて得点したマンジュキッチを交代。
その後数的優位も相まって。中心選手のモドリッチも
延長後半。もうアディショナルタイムも見えそうな時間の14分に交代。
時間をうまく使いつつのベンチワーク。見事。
そしてアディショナルタイム表示4分。さすがに多いぞ??と想いつつ。
でも見事にクロアチアはその時間無用な時間をかけすぎず。
攻撃の切り替え。守備の徹底で。
守備では不利とも想えたものを乗り越え。守り切ってクロアチアの劇的勝利。
ホント鳥肌たった。。。
ちょっと試合後呆けた感じですぐに書けなかったブログ。。。(笑)
イングランドも見事だったけど。
クロアチアの今回のサッカーは。ホントにサッカーの醍醐味というか。
魅力を凝縮したいいチームだなって改めて想う。
日本代表の元監督で。ユーゴスラビア時代にクロアチアとの縁もある
イビチャ・オシムさんが日本代表監督時によく言ってのが
『 考えて走る 』『 考えてボールを動かす 』
『 スペースを作り出す 』などがあった。
ホントこのクロアチアを見てるとその手本というか。
やっぱりサッカーはハードワークも時として必要。
展開によって。攻守の切り替えとサボらず丁寧に集中切らさず。
走る重要性。パスの正確さ。
役割分担で。チームの戦術の一貫性。
そしてソコから生まれるチームの連動性。
それで勝ち上がるコトでの自信。モチベーション向上。
ひとつずつ乗り越えていくのを観てると。
成長する過程を一緒に応援する青春群像ドラマのような
なんか応援したくなる。好きになっていく感じがどんどん増してくる
そんなクロアチア代表チームだなと。
確かにタレントも揃っていて。ソコも魅力なのだけど。
そしてイングランドも原石とも呼べる見事な輝きで。
将来性を感じずにはいられないくらいいい躍進だったと想うし。
いいチームだった。
でもホントサッカーは一瞬。
ほんの少しずつのズレが試合中に蓄積され。
徐々に大きなダメージになって返ってくることもある怖さ。
そして一度ズレてしまうと。
客観性もって判断しているハズのベンチワークでも
ズレを修正することの難しさ。
流れが変わるとホントに立て直せない。
それを選手たちが引き寄せあって。奪い合ってる面白さ。
そして今日の試合。
ホント主審がドタバタやりすぎてくれたおかげで。
ホント主審(審判)が試合を一緒に作ってくれないと
こうも荒れるかと。。。(笑)
審判の重要性も改めて想わされるし。審判の技術力も必要だなと。(笑)
さらに日本の中継局。テレビ朝日。
松木さんとゴン中山のうるさいツートップ。。。。(笑)
日本時間深夜3時から早朝5時過ぎまで
どえらいうるさいから目覚めた方もいるかもしれないねと。(笑)
まあ確かに。いい試合だっただけに叫ぶキモチもわからんでもないが。。
それにしてもよぉしゃべるし。ウザイくらいだったなぁ。。。(笑)
これで決勝はフランスとクロアチア。
クロアチアはフランスに対して。1試合多くの時間を戦ってる。
そしてフランスより試合間隔は1日分余裕はある。
この辺の妙がどうなってくるか??
1試合分多くの経験がプラスになるのか??
1試合分の疲労蓄積のダメージがどこまでの影響を及ぼすか??
どこまで回復して。どういう風に対戦相手への対策をやってくるか??
ホント見応えあるなと。
フランスも今大会注目の10代選手のエムパペがいる。
他にもホグバなどタレントがホントに揃っている。
戦術も試合を重ねるごとに盤石になり。守備も徹底できるようになった。
まあベルギー戦の勝ちにこだわった試合展開の感じは
あまり好ましくないプレーもあったから少し贔屓目含めて
クロアチアを応援したくなるファンも多くしてしまったかも??と想うし。
1回W杯優勝のフランス。方や初優勝を狙うクロアチア。
20年周期で初優勝生まれるジンクス再来か??なども見どころ満載。
エムパペ擁して。カウンターの早く守備の固いフランス。
ソコをどうモドリッチを中心に崩すのか?クロアチア。
凄く楽しみっすぅぅーーーー
そしてこれまた3位決定戦のカードも見事。
ベルギーとイングランド。これまた好対照なチームの激突。
どちらもゼッテー見てくれよなっ!!(アイデンティティーの野沢さんマネ風)(爆)
オラが言うセリフじゃねーなー≧(´▽`)≦アハハハ(爆)
そして書いててまた思い出す。いい試合だったなと。
また結果わかってても観たい試合かもしれない。(笑)
クロアチアの選手たちのガンバリを見てたら。
眠いのを耐えてるのももっと頑張らないといけない自分だなとも。(笑)