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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

ゲームのガラパゴス化と国際競争力。

2013-11-12 09:17:25 | Free

朝めっちゃさむぅ。。。。


って想いながら。なんとなくぼーっとネットニュースを見る日課を。


そしたらこんな記事があった。


日本のゲーム“ガラパゴス化”深刻 DSヒットが落とし穴? 開発費競争の重い負担 (ITmediaニュース)


記事の内容は。

ソニーコンピュータエンターテーメント社が次期発売予定している

『 PS4(プレイステーション4) 』

その発表会見が9月に行われた席で。

欧米発売が11月なのに対して。日本国内販売は年内ではないという。


理由はライバル社のマイクロソフトが発売予定のXBox ONEの対抗策として。

売れ行き好調な欧米市場に対して供給を多く見込みたい思惑と。

日本国内のソフトメーカーの製品ラインナップの開発遅れていて

年末商戦に間に合わないという事情らしい。


その背景に記事では。

PS3(プレイステーション3)になって。

視覚効果などの機能が充実したために

ゲームの開発費用が従来5000~1億円程度だったモノが

10億円を超える開発費用が必要って事例も多くあったりと。

開発費用の増大が原因で。そのために回収のメドが立たないような

製品開発はしずらくなった事情があったと。

それに伴ってニンテンドーDSの販売があり。

こちらの開発費用は従来通りベース開発が行えるコトと。

販売ヒットがあって日本メーカーはこちらに注力してしまったと。


それが原因で。海外はそれでも競争力を蓄えるために

開発費用がかかっても技術力向上もさせながら市場拡大させてきて。

日本はそれに対しておくれを取ったと。


DSの他にも日本はソーシャルゲーム(モバゲーなど)にも注力したのも要因とか。



まあ記事にある要素も一因でしょうケドも。

前からよく言ってますケド。

自分も元ゲーム開発してた側の人間だけに。

事情はよーくわかる。


でもこれだけの要素か??って言えばまだ足らないと自分は想う。


確かに。開発に注力してたサイドが違うって部分で

技術力などに大きな差が生まれてしまうってのも事実。


費用かけて開発して。

販売して。売れて回収できればバンザイ。

売れまくったらウハウハだし。

それにともなって開発した技術やエンジニアの育成などの面から考えても

『 売れたら(回収できたら) 』 それ以上に蓄積する財産は大きい。


失敗したら。

まあ開発費用が倍以上になるワケで。

損失も大きくなって。。。会社の存続などにも関わる事態でしょうに。


そういう意味でリスクも大きければ

回収のメドがバクチ・ギャンブル要素で一種賭けでやらなきゃいけないってなれば

新規参入なども難しいのも事実だと想う。



それに自分が想う要素ってのは。


日本全体がまず『 ガラパゴス 』だって想わなきゃはじまんないんじゃ??と。(笑)



言語も日本語という単一言語がメインの国だし。

文化・価値観なども日本独特なモノがあるワケだ。


まして。通じる話題やらネタなども

日本ならでは・・・ってシロモノが多すぎるワケだ。


日本の言語・文化・風土・ネタなど。

最近は『 クール・ジャパン 』など言われて

サブカルチャーなど含めて海外にアピールしてるのも多いケドも。


言い換えたら。

日本に興味を持って。知って・学んでくれる姿勢がなきゃ

わかってもらえない部分も多く。


また。


それだけ海外の人からは

『 目新しい 』『 斬新 』って想える

いわば『 特殊 』という部分が多いにあるからこそ

惹かれる側面だって大いにあるハズなのだ。


そんな日本向けに開発していたら。

日本の市場は経済大国で世界3位のGDPと言えど。

さらに限定したゲーム市場ってなれば

さらに規模は小さくなって。

そのキャパシティーの中でやるとなったら。

リスクの方が計り知れなく大きくなる可能性だってあるわけだ。


片や。『 洋ゲー 』言われる海外ゲーム。

英語やキリスト教などの文化など踏まえる部分など

共通項も多く。理解しやすい上に。

開発ベースも英語のままでもイケてしまうってメリットがある。


日本のゲームの場合日本市場で販売メインで

売れ行き好調だからって海外に打って出るならば。

海外版の開発で。ニュアンスも理解しやすいように解釈変えたり。

言語の翻訳ってコトも伴って行わなきゃならなくなる分

いわば2度手間なんだよね。。。


話脱線させますが。

日本語の英語教育が英会話などの実践になぜ?結びつかないのか??ってなると。


自分も海外留学でイヤってホド実感したケドも。


日本での英語の勉強とは。

日本語の意味から英語にする。

英語を日本語に訳して理解する。


ってコトがほとんどだ。


前にも書いたかな・・・?と想うが。

日本人の英語をもし?会話にする場合のプロセスとして。


日本語で質問・会話内容を考える。→ 英語に訳して。 → 英語で話す。

英語で返答をもらう → 日本語に訳して。 → 理解する。


・・・って行程になってる人が多いハズ。


フツーに日本で暮らしていて日本人が日本人に日本語で話してる場合。

『 何語かに訳す行程はいらない 』ので

相手の会話のスキルなどにもよるケドも。会話にスムーズさはあると想う。(笑)


しかし。

『 何語かに訳す行程 』ってのが実は厄介で。

その間のタイムラグって部分が慣れていないと。

会話の間に。考える時間で『 間 』が生まれてしまったり。

その『 間 』でなんか変な雰囲気になったり。

相手に配慮してもらってなんとかみたいな感じになったりと。


その行程がホントなきゃラクなんですよなぁ。


自分は英語は英語って感じになってしまって

そういう風にしていないと留学時には間に合わなかったので

それに慣れてしまったために。英会話を訳せってムリ。(笑)


そういう『 訳す行程 』って難しさもあったり。

タイムラグやら手間がかかるのも事実あるわけだ。


そういうのがない分だけ。

海外メーカーには市場規模の大きさやら広がりって部分ではメリットもあると想う。


そういう要素も踏まえた上で。

海外競争力とかよく昨今グローバルだのなんだので言われるケドも。


必ずしも同じ土俵で勝負しなくてもいいと想うんだよね。


日本には日本の良さで。技術で。高められる部分高める戦い方でもいいと想うし。

ガラパゴスだって言われたっていいじゃん。


それだけ『 オリジナリティー 』あるって想えば。(笑)


ガラケーだって立派だぞーホント。(笑)


海外にも向けてやるならば。

また違った方向性やらアイデア・世界観なども踏まえて。

資金力・コスト・技術力・開発タイムなども踏まえて

やれる部分で大いに世界に向けて戦える環境のある

スクエアエニックスやカプコンなどの記事にある企業が

大いにがんばってくれたらいいと想う。



スクエニ。カプコン。コナミ。


いいコンテンツも技術力ももってる企業が日本に3つもあるってだけでも

誇るべきコトであるし。


それとは別にまたガラパゴスな楽しみもできて。

理解できるなら海外ゲームも楽しめるとなれば。


日本はホントに楽しみ・コンテンツが増えてプラスになると想うぞーと。



ガラパゴスが差別的やら悲観的になる要素ではなく。

むしろ誇ってもいいと想うぞー。



そのガラパゴスを世界のトレンドとするならば。

もっとアピールやら適応力やらニーズの掘り起こしやらしていけば

きっとそれがまた基準なる可能性だってありうる話やしね。


オリジナリティーも大事にしましょ♪





コメント
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