シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

韓国はカード社会

2009年11月25日 20時00分13秒 | Weblog
韓国はカード社会だ。
露店は別として、店で物を買うときはクレジットカードを使う人が多い。
一般店舗やレストランだけでなく、病院や銭湯でもカードを使う。
企業でも経費で処理する品物を購入する場合や、交際や福利厚生の飲食費は100%がカードだ。
出張経費も100%がカードである。
その理由は、カードで処理をしないと税務署に税務上の経費と認めてもらえないからだ。
現金で払った領収書は経費とは認められない。
それは、民間同士は嘘のやり取りがある。と言うのが一番の理由のようだ。
お上は、自国民を信用していない??
まるで、国家がカード会社の営業マンのように見える。
個人の場合も、小さい買い物もカードを使うことが多い。
その理由は、会社員の場合は、使ったカードの消費税から、年末調整で払い戻しがあるからである。
会社の経費とは関係なく、個人が使った個人的な費用が対象なのだ。
飲み屋の支払いも。スーパーやコンビニの買い物も全て対象だ。
交通カードも申請すればクレジットカードで利用できる。
5万円、10万円の結構大きな払い戻しになる。
そのため、普段現金を持ち歩いていない人も多い。
私の講座でも、私が作成した教材の教材費800円の持ち合わせが無く、次回に持参します。と言う受講者が結構ある。
日本では個人が払った消費税の払い戻しは無いが、韓国ではあるのだ。
しかし、それもうがった見方をすれば、個人や会社にカードを使わすことにより、商売人の売上げをお上が管理する目的があるようだ。
しかし、個人には大いにメリットがあることになる。


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