地遊人

日常のことごと、出来事を、気ままに書き記していく。
62歳からの自己整理・自己満足策とボケ防止挑戦プログ。

「東海道いいとこ歩き 第5回」(最終回)の検討②

2022年06月14日 |   東海道を歩く

関宿(江戸から47番目の宿)


広重が描いた「関」の副題は「本陣早立(ほんじんはやたち)」

・・・大名行列の多くは城下町の亀山を警備上の理由から避けて隣の関に泊まる。西からくる旅人は鈴鹿峠を越えてほっと一息という事情もあって、東海道関宿は大いに賑わった。
 東の追分から伊勢別街道が始まり、神宮の一の鳥居がある。大和街道は西の追分から分岐する。その間16丁(1.8Km)、棟を連ねる400戸のうち古いものは18世紀後半天明の頃に、半分以上は江戸末期から明治中頃にかけて建てられたもので、ここほど東海道の町並みを残している所はない。・・・(東海道みちくさウォーク 栗屋誠陽 ・新郷久著 より)

 

 5年ほど前、先輩の俳人逸見彬有氏から東海道を歩くならと、この関宿の推薦を受けた。彼は、松尾芭蕉の生誕地として知られる隣の伊賀市と芭蕉翁顕彰会が募集していた、芭蕉翁献詠俳句など特入選し、10月12日の命日に上野公園(同市上野丸之内)の俳聖殿前で開かれた第71回芭蕉祭に招待され、帰りに関町を見学、感銘を受けたという。

特入選句【正木ゆう子選】

    強力の荷より取り出す鏡餅 (埼玉県所沢市、逸見彬有)
 
  
   芭蕉記念館
                  
                   俳聖殿
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