働くリウマチャーの酒蔵日記

しんどいけどこんなおもろい仕事はない。
酒蔵での日々をちょこっとづつ公開しちゃいます。

まず伝統工芸師にあう

2009-07-06 18:49:00 | Weblog
着付け教室講師会の研修旅行で
十日町~湯沢~寺泊 新潟の旅行へと行ってまいりました。

まずは十日町

伝統工芸師でもある渡辺さんの工房を見学させていただきました。

十日町絣の工房




細い絹糸を束にしたものに設計図通りに印をつけて
印を付けたところには木綿の糸で縛り上げて
染めた時に白く抜けるようにするんです。
染めてから木綿の糸をはずし
織っていきます。

渡吉織物さんが取り組むのは
絣にすかし織りという技法を組み合わせた独自なもの。
この上の写真の最後のものがその製品の見本。
絣の模様のなかに透かすように水玉の模様があります。
奥様が実際の織る様子を実演してくださいましたが
たいへん手間のかかる作業です。

絣というと
普段着感覚で着られる着物。
どんなに手間がかかった作品でも
正式なお呼ばれに着ていけない着物なんですよ。

見せていただいただけで
どれだけの工程を経て出来る物か考えると
お値段のほうは想像できますよね。
そう
とっても高価です。
趣味人が着る。
そんな着物です。

だけどやっぱり着やすそうな手触りのいい生地でしたね。
普段着物で過ごすことができるのなら
こんな”着て気持ちがいい”生地のものを着たいです。



ご主人はすくい織りの技法で作ったタペストリーを見せてくださいました。
新潟県で開催される伝統工芸展で入選した作品たちでした。

静かな語り口でしたが
日本の伝統文化を守りたい
そんな気持ちがヒシヒシと伝わってきます。

一番上の写真ののれんは
すかし織りで織ったもので
道路沿いにかけてあるので
色あせが激しいですけど
これまたいい味出してます。


ありがとうございます
たくさんクリックしていただいて
おどろいてます。

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