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yokonohananikki's blog

花と遊ぶ。

ハボタンは、根を切って育てる

2011-10-04 21:20:15 | 
今朝は、13℃。
暖かい日の冬の気温です。
冬なら、13℃あれば「あったかい日ですね」と言うのですが、
10月になったばかりですよ。
はじめて、家の中で、靴下をはきました。

種花広場では、今日から、ハボタンのポット上げです。
ここのメンバーは、ポット上げなど、もうお手の物。
土の作り方から、植え方まで、まず心配することはありません。
けれど、この葉ボタンに関しては、
初めてのやり方で、植え替えます。



8月24日に種を播いて、1ヶ月あまり。
セルプラグの中で、こんなに大きくなりました。
穴数が160くらいの、大きな穴のものを使いました。



それを引っ張り出して、土を振るって、
下に伸びる直根を切ってしまいます。



今度は、2.5号ポットに植えつけて、出来上がりです。
難しくはないのですが、手間がかかります。
さらに、「深植えしてください」と言いましたから、
さらに、時間がかかりました。

そう、植物を扱うときは、
「時間がかかっても、丁寧に植えてやってください」
もう、何度も、お願いしていることです。

それでも、3枚目の写真。きれいに植えられているでしょ。
もう、最高級まで、レベルアップしましたね。
出荷するまでに、この作業を3回繰り返して、
ポットを大きくしていきます。

ところで、なんで、根を切るのか?

統括から、こんな説明を受けました。
直根を切って、細根を出させる。
細根がでると、
根が良く水を吸い上げて、葉っぱが大きくなる。

ところで、このハボタンは、小さな葉ボタンです。
赤いのは「紅の華」、白いのは、「雪の華」と言います。
普通は、寄せ植えなどに使われます。

大きな葉ボタンを作るには、畑で大きくしなければなりません。
残念だけど、種花広場には、それだけのスペースはありません。
(作ったら、楽しいだろうなあ、とおもいますけどね)
小さな葉ボタンは、庭に植えるとき、
いろんな模様が作れるという利点がありますから、
それはそれでまた、違った楽しみがあるのですけどね。

もうひとつ、大変なこと。
これは、キャベツですから、
チョウチョが息子を育てるのに、ぴったりなんです。

別の区のコーディネーターさんが、
余った発芽苗で、200ほどの株を作って行かれたのですが、
ある朝、片っぱしから、食べられていました。
この株を植えた時の土には、
オルトラン(殺虫剤)が入っていなかったのです。
それでも、半分ほどの株は、また、葉っぱを出してきましたけど。

あまり使いたくはないのですが、
アオムシを飼うわけにはいかないので、殺虫剤が要りますね。

今日で、半分400株ができました。
明日で、葉ボタンのポット上げは、一応終了します。
その後は、パンジーのポット上げにかかります。

忘れるところでした。
メモして置きます。

キンギョソウ、ペチュニア2種種まきしました。
これは、来年の春の分。

考えてみたら、種まきって
いつも1シーズン、2シーズン先の季節を追いかけているのですね。


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