やっと、光が戻ってきて、水遣りが仕事です。
「だいたい、花が多すぎるのね」
そう言いながら、一昨日の旅行で、
あまり色が美しすぎて、つい、ギボウシに手が出たのは誰?
ガーデンの花は、減らないですねえ。
このネジバナを紹介したいのですが、あまり、よくわからないので、
もう一度、撮りなおしてきました。
あまり変わらないのですけどね。
わかるようになったけど、風情もなにもあったものじゃないですが。
まあ、この写真で、
「あっ、見たことある」 と分かってもらえますよね。
この大きなお皿のような盆栽の鉢に、
家の庭中から集めたネジバナを、
植えて持ってきてくれたのは、力持ちさん。
あのね、ほんとうは、こんな風に植えるのは、いいことではないのです。
この花は、ラン科の植物。
新しい土では、生きていくのが難しいのです。
特に、このネジバナは、土の中に、ラン菌がいることが必要なのです。
と言っても、目に見えるものじゃなし、播くこともできない。
だから、新しく植えたときには、できるだけ、たくさん植えてやる。
やがて、自分たちでラン菌を出して、
生きていける環境を作るまで、
なんとか枯れないように、
水を遣りすぎないこと、
乾かしすぎないこと、
光をたっぷりと与えること。
夏の暑さで、土が熱くならないように気を付ける。
もともと雑草で、土手や、芝生などで、生き生きとしている花です。
なんで、こんなに難しいのか・・・・。
わたしの家にももう、3年になるネジバナがあるのですが、
(やっと、花穂をつけはじめましたが)
この鉢だけは、植え替えをしません。
草もほとんど抜かないですね。
ただ、背丈の高いもの、株が大きくなりそうなものだけ抜きます。
さて、この今年植えられたネジバナ、何本残るでしょうか。