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yokonohananikki's blog

花と遊ぶ。

こんな小さな蘭 ネジバナ。

2014-06-20 20:50:56 | ラン類

やっと、光が戻ってきて、水遣りが仕事です。

「だいたい、花が多すぎるのね」

そう言いながら、一昨日の旅行で、

あまり色が美しすぎて、つい、ギボウシに手が出たのは誰?

ガーデンの花は、減らないですねえ。

このネジバナを紹介したいのですが、あまり、よくわからないので、

もう一度、撮りなおしてきました。

あまり変わらないのですけどね。

わかるようになったけど、風情もなにもあったものじゃないですが。

まあ、この写真で、

「あっ、見たことある」 と分かってもらえますよね。

この大きなお皿のような盆栽の鉢に、

家の庭中から集めたネジバナを、

植えて持ってきてくれたのは、力持ちさん。

あのね、ほんとうは、こんな風に植えるのは、いいことではないのです。

 

この花は、ラン科の植物。

新しい土では、生きていくのが難しいのです。

特に、このネジバナは、土の中に、ラン菌がいることが必要なのです。

と言っても、目に見えるものじゃなし、播くこともできない。

だから、新しく植えたときには、できるだけ、たくさん植えてやる。

やがて、自分たちでラン菌を出して、

生きていける環境を作るまで、

なんとか枯れないように、

水を遣りすぎないこと、

乾かしすぎないこと、

光をたっぷりと与えること。

夏の暑さで、土が熱くならないように気を付ける。

もともと雑草で、土手や、芝生などで、生き生きとしている花です。

なんで、こんなに難しいのか・・・・。

わたしの家にももう、3年になるネジバナがあるのですが、

(やっと、花穂をつけはじめましたが)

この鉢だけは、植え替えをしません。

草もほとんど抜かないですね。

ただ、背丈の高いもの、株が大きくなりそうなものだけ抜きます。

さて、この今年植えられたネジバナ、何本残るでしょうか。

 

 


デンドロニュウムを植え替えよう。

2014-05-19 18:10:57 | ラン類

朝、自転車に乗って風が気持ちいいと感じます。

昨日まで、まだ、肌寒いな、なんて思っていたのですが。

で、この気温は、ランの植え替えにぴったりの季節です。

ということで、本日は、デンドロニュウムを分解しました。

 

 

このデンドロニュウムは、強引にいただいてきたものです。

そのページから引っ張ってきました。

これね、全然、新芽が出ていないのです。

もう、根がいっぱいなんだろうなあ、と抜いてみました。

 

 

抜くと言っても、これだけ詰まっていたら、普通は鉢を割るのですけどね、

割合、いい鉢だし、元に戻してもいいかと、

ピンセットで、掘るようにして、詰まっているバークを掘り出しました。

それから、茎を動かして、やっと抜くことができました。

そうそう、このデンドロニュウムは、バークで植えてありました。

この細かいバーグは、ちょっと手に入らないので、

ミズゴケを用意しました。

ということは、このデンドロにとっては、見知らぬ地ということ。

馴染むのに、少し時間がかかるかもしれません。

だからこそ、もう、バークはないんだよ、と教えるために、

全部をミズゴケに変えなければいけないのです。

 

ノコギリで、底を4・5cm切ります。

 

この部分は、伸びすぎたところ。

ここは、鉢底石の部分にもなります。

 

 

時間をかけて、ピンセットでここまでほどきました。

一度、株を洗って、

 

中に、少々のミズゴケを巻いてから、

 

外側をたっぷりのミズゴケで巻いていきます。

これを鉢の中に突っ込みます。

 

 

これで、終了なんですが、

 

 

この鉢に、株を入れるとき、ちょっと考えてほしい。

株の根元を見てほしい。

新しい茎がどっちに生え始めているか、です。

次から、株が広がってくるのは、この生えている方ですから、

ここを広く開けましょう。

そして、株が動かないように、しっかりと、ミズゴケを詰めます。

名札があったら、忘れずに挿しこんで、

これで、終了です。

はあ・・・、なんと、3時間かかりました。

だけど、2年は植え替えなくてもいいかな。

1週間経ったら、アブラカスのボカシ肥料を端っこに置きます。

これで、ほんとのほんとに終了です。