先日の「思いついた顔」について、解説をいたします。
昔、レコーディング終わりの午前4時ごろに、マネージャーと事務所にこもって、翌日、というかその日歌うための詞を書いてたときに、だいぶ煮詰まっていまして、こうなったら、顔だけでも思いついた顔をしていれば、それにつられてなにか思いつくのでは、と思って、そんなことをしてたことがあったんです。
笑顔というのが、その顔をすることで、心に良い効果をもたらすというのを聞いたことがあったので、それの応用ですね。その明け方「花束がいっぱい」を書きました。
ところが、思いつく、ということについて、よく考えてみますと、実際に思いつくのは、考えている間なので、思いついた顔というのは、思いついた後の顔なんですよね。
ま、そんなことをふと思いついたというわけなんです。
洋司