Praise the Lord!

聖書のことばを通して、生活の中で示されたことやインスピレーションが与えられたことをつらつらと書き記しています。

スタバで茶 をするNYの警官たち

2018年11月16日 | 日記
ニューヨークに住んでいた時のことです。今日も雪がしんしんと降っていて、私は近所のスタバに入ってWifiをつなごう と、PCのコンセントの場所を探していると、隣の席で警官二人が(この方達は今休憩時間かと察する)座っていて、その場所を親切に教 えてくれました。彼らが立ち去る時、女性の警官の方が先に席を立ち、手袋を忘れていったの で、私が相棒の彼氏に渡そうとすると「ちょっと隠してておいてと♪」言われました。私は 「は?」と、つまり後で彼女にとりにこさせて「ないよ~」とふざけようとして いたのです。このスタバは特にこの近辺の警官達の休憩場所のようでよく見かけ ます。こちらでは彼らのお休み時間に、バーガーキングで食べながら店内にあるTV で野球観戦を楽しんでいたり、制服を着ていても一般人と同じ場所でお休みを 取っているようです。では日本の警察官はどこで休んでいるのかなとふと思いま した。どんな職業/人種であれ、人々が仲良く集まっているのをみるのは傍から みてもほほえましいものです。
 先週の週末に、私はクラシックを聞く柄ではないのですが、友人が出ていると いうのでモーツアルトのレクイエムのコンサートを聴きに出かけていきました。 開催された場所はUpper Westにある古い教会でしたが、その教会堂中の正面に大きな幕に書かれていた聖書のことばが印象的でした。「How good it is when brothers and sisters dwell together in harmony」(「みよ、兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんと いう楽しさであろう。」日本語訳)日本語訳には訳されていませんが、原語には”ハーモニー”という言葉が記されています。つまり調和して一緒に住むことはなんと幸せなんだろうと。
 この聖書の箇所は、ユダヤ人たちがエルサレムに巡礼に上る時に歌われる歌 (都のぼりの歌)の一つです。普段遠い場所に離れ離れに住んでいる彼らは、こういう時に同じ民族で、同じ目的(彼らの祭りの時に定期的に世界中から、神を 礼拝するために集まる)で集まれる機会はとっても麗しい、楽しいことだったと 察します。そしていつか一つのところに皆で住みたいと願ってこの歌を歌ってい たのでしょうか。
 彼らの願いは現段階では宗教的政治的には難しく、世界の火薬庫のようにいつ 紛争が勃発するかわからないパレスチナの争点であるエルサレム(”平和の町” という意味)は、その名前とは逆の状態であります。しかし、聖書にはいつか、 新しいエルサレムが立てられる時、ユダヤ人だけでなく、全ての国民がともに一 つになって住む、そして神を礼拝できると預言されています。それが可能となる 為にキリストは2千年前にこられて、苦しまれ、十字架にかかって復活し、天国 にいて今も生きておられ、”その時”を待っておられます。このことで、現状に 関わらず、希望と慰めが与えられるのが感謝なことです。

今日の聖書のことば 「みよ、兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんと いう楽しさであろう。」 詩編133編1節


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