今日は、国立民族学博物館で開催されているヒンドゥー教の展示に関して行われた、三尾稔先生のセミナー『暮らしの中に現れる神々ー現代ヒンドゥー教徒の生活の場からー』を聞きに行ってきました。
三尾先生はインド北西のラージャスタン州で研究をされていたそうで、その辺りのお祭りなどの動画をいくつか紹介してくださいました。
その中に、ナヴァラートリーの前にガネーシャにお祈りをする"ガネーシャ・プージャー"の動画もあり、タイムリーでした。
インドでは、ヒンドゥー教の行事に加え、結婚式など節目節目で神様が生活に介入している。祟られたり憑依されたりもするそう。でもそれって日本も同じかなぁと思いました。あと、ケルトとかギリシャ神話なんかも似ているのでは?
@万博記念公園
ヒンドゥー教の神様はインドの人々の生活の中に溶け込んでいて、人やお店の名前にもなるし、神様の顔が印刷されたお菓子や油の缶なども売られているそうです。中でも(クリシュナ含め)ヴィシュヌ、シヴァ、女神が人気だと。
神話のラーマーヤナやマハーバーラタがテレビドラマで放映された時には視聴率95%。放映時間には街から人が消え、仕事なんて延期だし電車でさえ動かなかったそう。
三尾先生はインド北西のラージャスタン州で研究をされていたそうで、その辺りのお祭りなどの動画をいくつか紹介してくださいました。
その中に、ナヴァラートリーの前にガネーシャにお祈りをする"ガネーシャ・プージャー"の動画もあり、タイムリーでした。
インドでは、ヒンドゥー教の行事に加え、結婚式など節目節目で神様が生活に介入している。祟られたり憑依されたりもするそう。でもそれって日本も同じかなぁと思いました。あと、ケルトとかギリシャ神話なんかも似ているのでは?
セミナーの後は展示をさっと観てきました。
ナヴァラートリーは今夜からサラスワティー女神に祈る三日間。サラスワティーは芸事の神様でもあるのでヴィーナを持っています。日本に渡り弁天と呼ばれるようになりました。
ナヴァラートリーの祭壇。ドゥルガー用。
これがドゥルガー女神。
ラクシュミー女神とガネーシャ。
クリシュナ含めヴィシュヌは元々あまり好きじゃないし、シヴァはかっこいい絵が無かったので写真は撮らず。
19世紀にヴァルマーという画家が出てきて以来神様の絵がインド中に広まって、神々の姿も今のように定番化していったそうですが、その絵があまり好きなタッチではないんだよなぁ⤵︎