いーちんたん

北京ときどき歴史随筆

北京内装奮闘記3、洗面台

2011年06月03日 19時13分46秒 | 北京内装奮闘記
水周りの最後は、洗面台と洗濯コーナーである。



古いアパートというのは、トイレバスルームがひどく小さく、3㎡以下のことが多い。今回のアパートは、これまた輪をかけて狭く、とてもではないが、洗面所必須アイテムである「洗面台+バスタブ+便器」(できれば洗濯機も。絶望的ながら)のすべてを収めるのは、物理的に無理だった。

そこでなんとか密室の外でも譲歩できる洗面台と洗濯機を外に押し出した。
水が飛び散ってもよいように、青のタイルを張り巡らし、壁一枚の向こうになっているバスルームから壁をぶちぬいて上下水道をとおした。

洗面台は前回のアパートのときに買い求めたもの(230元なり)。前のアパートを引き払うときに私物として、引っぺがして持ってきた。このコーナーはタイルの色も含め、まったく同じ空間の再現となっている。前回は洗面台もタイルも自分で建材市場まで足を運び、選んだが、前回から2回目の工事となるので、今回は程さんが似たようなタイルを探してきてくれた。

電灯、棚、鏡はIkea。

ちなみに前のアパートを引き払うときに、洗面台、システムキッチンなどをひっぺがしてきて、大家と揉め事にならないのか、という点についてだが、たまたま引越しの理由が、大家が家を売りたいためであり、見に来た人が壁の取り外しを含めた大工事の可能性を話し合っていたから、どうせ古いものはすべて取っ払って棄てるのだろう、と判断したためである。もし次もそのまま賃貸に出す予定だったなら、元あった洗面台さえもない、では、あまりにもひどいので、残していく覚悟ではあったのだが。。

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