見たことない形式の屋台発見。
看板の上から「清真」。
イスラム法に則った調理法をしているから回教の人でも安心して食べてください、という合図。
新彊に行った時、ウィグル族の女の子は、私がインスタントラーメンを薦めた時など「それは清真か」と必ず聞いた。
「なんだそれは。私にはよくわからない」
と答えると、ラーメンのパッケージを表、裏と何度もひっくり返して
「だめだ。清真マークがついていない」といい、食べなかった。
新彊で売られている食品は、ムスリム対応になっており、イスラム教徒でも食べられるものは、ちゃんと表示がされている。
インスタントラーメンで最もポピュラーな「康師Fu」の商品もムスリムの権威機関の監修つき、「清真」マークがついている。
というわけで、この2文字があることは、回教徒とそうでない人が雑居する地域では重要らしい。
「央視品牌」=中央テレビブランド、つまりは中央テレビの取材を受けた名ブランドですよ、というほどの意味。
「坊上名貴小喫」=「坊上」の名貴なる軽食。
「坊上」の言葉は、私も初めて聞くのでネットで調べた。
「坊」は、唐代の城内の行政区画単位。都・長安も正方形に区切られた「坊」で区切られていたが、
この概念はイスラム世界から伝わったため、唐代にイスラム教が中国に入り、清真寺(モスク)が建てられると、
モスクでは信者を「坊」ごとの単位で管理したという。
だからイスラム教徒は今でも自らを「坊上の人(坊上人)」と呼び、
「坊上」も「イスラム教徒の」、「回教徒の」と言った意味に使われるようだ。
回教系レストランには、「西安坊上人清真飯庄」といった名前も見られる。
カラフルなトッピング素材が目を引く屋台。
「鏡Gao」は、西安特有の回民「小喫(軽食、おやつ)」だそうな。
木の筒にうるち粉を押し込み、蒸し上がったところに砂糖、黒砂糖、きなこなどをトッピングして竹串に刺し
、食べ歩きする若者や子ども用の屋台のおやつだという。
アジア原産の「モチ粉」と使ったお菓子がイスラム教徒独自の伝統食品だというのは、
意外な取り合わせのように感じるが、「元宵(モチ粉だんごの芯にさまざまな餡を入れてゆでたもの)」も「清真」ブランドの老舗がある。
不思議だ。
「老馬家Meigui鏡Gao」=馬家のバラ鏡モチ
キーワード検索すると、出てきましたぞ。
「八宝Meigui鏡Gao」は、馬家の開発した独自ブランドとして有名なのだという。
おっちゃんの操るこの小さな屋台にそんな名声があるとは、意外。
従来の鏡Gaoの製法を改良し、筒の中に粉を詰めるスピードを大幅に短縮するとともに、
大きさを自在に変えられるようにし、筒からモチがはみ出しにくいようにしたという。
またいっぺんに数十個の筒に蒸し、わずか1分で蒸し上げることができる。
蒸し上がりには汽笛が高らかに鳴り響き、呼び込みの声を上げる必要もなくなった。
このカラフルなトッピングもどうやらここが元祖らしい。
お腹いっぱいで食べれないので、注文を断念。
完成形態はもう数百メートル進んだところでやっと判明。
別の屋台で少女がお母さんに買ってもらっていたところを発見。
透けるように白い肌ときめの細かさは、ややコーカサス系の血を感じさせる。
混血の歴史を思わせる。
北広済街と西羊市の交差点にやってくる。
熱気に飲み込まれるような生命力がビンビンと伝わってきて、こちらも血が頭にさかのぼる。
謎の物体を焼いている屋台。
小麦粉のグルテンとのこと。味付けは普通のシシカバブと同じとうがらし、クミンをベースとしたもの。
焼き手のお姉様、エキゾチックな雰囲気。
食べ物の話題がまだまだ続きます。
手元に何かをもってすいすいと餅を切っている人を発見。
どうやら二種類の商品があるよう。
一つは味のついていないプレーンなお持ちにあんこなどのたれをかけて絡めて食べるものと、
もう一つはあんこときなこでケーキのように加工し、そのまま食べるタイプ。
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看板の上から「清真」。
イスラム法に則った調理法をしているから回教の人でも安心して食べてください、という合図。
新彊に行った時、ウィグル族の女の子は、私がインスタントラーメンを薦めた時など「それは清真か」と必ず聞いた。
「なんだそれは。私にはよくわからない」
と答えると、ラーメンのパッケージを表、裏と何度もひっくり返して
「だめだ。清真マークがついていない」といい、食べなかった。
新彊で売られている食品は、ムスリム対応になっており、イスラム教徒でも食べられるものは、ちゃんと表示がされている。
インスタントラーメンで最もポピュラーな「康師Fu」の商品もムスリムの権威機関の監修つき、「清真」マークがついている。
というわけで、この2文字があることは、回教徒とそうでない人が雑居する地域では重要らしい。
「央視品牌」=中央テレビブランド、つまりは中央テレビの取材を受けた名ブランドですよ、というほどの意味。
「坊上名貴小喫」=「坊上」の名貴なる軽食。
「坊上」の言葉は、私も初めて聞くのでネットで調べた。
「坊」は、唐代の城内の行政区画単位。都・長安も正方形に区切られた「坊」で区切られていたが、
この概念はイスラム世界から伝わったため、唐代にイスラム教が中国に入り、清真寺(モスク)が建てられると、
モスクでは信者を「坊」ごとの単位で管理したという。
だからイスラム教徒は今でも自らを「坊上の人(坊上人)」と呼び、
「坊上」も「イスラム教徒の」、「回教徒の」と言った意味に使われるようだ。
回教系レストランには、「西安坊上人清真飯庄」といった名前も見られる。
カラフルなトッピング素材が目を引く屋台。
「鏡Gao」は、西安特有の回民「小喫(軽食、おやつ)」だそうな。
木の筒にうるち粉を押し込み、蒸し上がったところに砂糖、黒砂糖、きなこなどをトッピングして竹串に刺し
、食べ歩きする若者や子ども用の屋台のおやつだという。
アジア原産の「モチ粉」と使ったお菓子がイスラム教徒独自の伝統食品だというのは、
意外な取り合わせのように感じるが、「元宵(モチ粉だんごの芯にさまざまな餡を入れてゆでたもの)」も「清真」ブランドの老舗がある。
不思議だ。
「老馬家Meigui鏡Gao」=馬家のバラ鏡モチ
キーワード検索すると、出てきましたぞ。
「八宝Meigui鏡Gao」は、馬家の開発した独自ブランドとして有名なのだという。
おっちゃんの操るこの小さな屋台にそんな名声があるとは、意外。
従来の鏡Gaoの製法を改良し、筒の中に粉を詰めるスピードを大幅に短縮するとともに、
大きさを自在に変えられるようにし、筒からモチがはみ出しにくいようにしたという。
またいっぺんに数十個の筒に蒸し、わずか1分で蒸し上げることができる。
蒸し上がりには汽笛が高らかに鳴り響き、呼び込みの声を上げる必要もなくなった。
このカラフルなトッピングもどうやらここが元祖らしい。
お腹いっぱいで食べれないので、注文を断念。
完成形態はもう数百メートル進んだところでやっと判明。
別の屋台で少女がお母さんに買ってもらっていたところを発見。
透けるように白い肌ときめの細かさは、ややコーカサス系の血を感じさせる。
混血の歴史を思わせる。
北広済街と西羊市の交差点にやってくる。
熱気に飲み込まれるような生命力がビンビンと伝わってきて、こちらも血が頭にさかのぼる。
謎の物体を焼いている屋台。
小麦粉のグルテンとのこと。味付けは普通のシシカバブと同じとうがらし、クミンをベースとしたもの。
焼き手のお姉様、エキゾチックな雰囲気。
食べ物の話題がまだまだ続きます。
手元に何かをもってすいすいと餅を切っている人を発見。
どうやら二種類の商品があるよう。
一つは味のついていないプレーンなお持ちにあんこなどのたれをかけて絡めて食べるものと、
もう一つはあんこときなこでケーキのように加工し、そのまま食べるタイプ。
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