谷沢健一のニューアマチュアリズム

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オール沼南野球教室&合同練習(その2)

2007-03-07 | YBC前進
 嬉しいことに、何人ものYBCの選手たちが目的や意義を理解してくれて参加した。明日のシーレックス戦に選抜出場する予定の者8名も、そのための練習をしたいだろうに、来てくれた。
 9時半にグランドに到着すると、すでに多くの子供たちが外野グランドでキャッチボールをしている。今日を楽しみにしてくれていることが私の胸に伝わってきた。ネット裏には保護者の方々、とくにお母さんたちが手伝いに来てくれていた。昼食に「トン汁」を振舞ってくれるという。
 午前中は野球教室で、いつものように上村コーチ指導のウォーミングアップから始めた。次いで、40数名の子供たちに基本の大切さを話し、YBCの選手たちと「対面礼」を行った。それがセレモニーめいたことで、かなり整然とスタートできた。
 オール沼南の田中理事長と林監督は、グランドいっぱいに広がって受講を始めようとしている子供たちを見て、「私たちは、こうした教室と練習が夢だったんです。いいですね。いいですね」と何度も言葉を発していた。こういう感激の辞をおっしゃってくれると、私も素直にやり甲斐を感じてしまう。野球教室という催しも、時には子供のためではなく、大人の名誉欲のために行われることもあったからだ。
 野球教室は、キャッチボール?捕球?送球?打撃?ティー打撃と元野主将が中心となって、手取り足取りの指導が続いた。純真な子供たちばかりで、良く教育されているという印象が強かった。
 昼食に温かいトン汁をいただいてから、午後からは合同練習を実施した。再びアップをし、体を暖めてから、投内連携?シートノック?打撃の順で進めていくと、いつの間にか日の落ちる時間になっていた。
 今日1日だけで、これまで使用させていただいたご厚意へのお返しができたとは思わないが、充実した時間を過ごせたことに、私の心の内には暖かい安堵感が湧いていた。
 

オール沼南野球教室&合同練習(その1)

2007-03-07 | YBC前進
 3月3日は、オール沼南ベースボールクラブと「野球教室&合同練習」を行った。この1年間、お世話になってきた感謝の思いをこめて、選手たちも参加してくれた。この企画は前々からオール沼南の林監督との雑談の中で語られてはいたのだが、1月に正式に要請があった。「即座に快諾」だった(日程の調整のため、数日後の返事になってしまったが)。
 YBCを創設してから週末の練習場探しは悩みの種で(現在も続いている)、場所が見つからないと練習無しとなる。ただでさえクラブチームは練習量が少なく、普段きちんと自分を律してトレーニングを実践している選手以外は、技量の向上はあまり望めない。その結果、選手間で技量の差がどんどん開いてしまう。
 おまけに、数少ないグランド使用日は、やはり練習よりも試合を優先せざるをえない。そうすると、ますますレギュラー陣と控えグループの差が埋まらない。こんな悩みはYBCだけではないはずだ。
 だから、平日に夜間練習できる場所があるのはじつにありがたい。幸い、YBCはオール沼南の方々のご厚意で週に2日~3日お世話になっている。この練習の積み重ねは大きなものだ。最近は照明灯の数も増えて、キャッチボールやティー打撃が容易になってきた。ただ、仕事を終えてから駆けつけるには、交通の便が良いとはいえず、柏近辺に住んでいる選手以外は疎遠となりやすいのが残念である。