信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

辞令交付式&公益財団法人生坂村農業公社評議員会&生坂ダム湖の風景

2024年03月29日 | 生坂村の会議
 3月29日(金)は土砂降りの雨で風も強く荒れた天気でしたが、午後は天気が回復し青空が広がり暖かくなりました。
 朝礼後には、今年度で退任する生坂村消防団 山本団長、長野県との人事交流により2年間生坂村で働いていただいた西村主事、4月から人事交流で松本地域振興局に派遣する今溝主事にそれぞれ辞令交付をしました。

 山本団長は、副団長から6年間務められ、生坂村の安全で安心な生活を守るために、消防団をまとめ、消火活動、災害対応、防火啓発活動、各種技術訓練など多くの消防活動にご尽力いただきました。

 また現在、生坂村議会議員を務めており、今後も防災・減災、災害に強い村づくりなどの消防行政をはじめ、村政運営全般にご尽力いただけるものとご期待申し上げます。

 西村主事は、昨年2月の脱炭素先行地域づくり事業の申請に徹夜で対応いただき、ゼロカーボンへ向けての様々な取組、会議、村民説明会など、朝早くから夜遅くまで働いていただき感謝申し上げます。

 今後は、県職員を退職され富岡市に居を移し、旦那さんと一緒に下仁田で農業もされるということですので、DMを送っていただき美味しい下仁田ねぎを購入したいと思いますし、生坂村にも美味しいぶどうを買いにお越しください。

 今溝主事は、毎年度恒例の長野県との人事交流として、4月から松本地域振興局企画振興課に派遣することになりましたので、通勤は大変ですが、東筑摩郡の他村の交流職員とも仲良くして早く仕事に慣れ、一回りも二回りも大きくなっていただきたいと期待しております。


 三人は新年度からそれぞれの道に進む訳ですが、健康に留意して、今までの経験や学びを大切にし、今年は辰年ですので更にステップアップされることをご期待申し上げます。

 午前9時からの(公財)生坂村農業公社評議員会が、農業公社会議室で行われました。
 小林理事長から、昨年6月の理事会で理事長に推挙され、農業公社の事業は計画的に進捗しており、受託は10年前と件数と面積が同じ位ですが、10年先は受託件数が増えていくと推測されるので、今後職員の体制強化をしていかなければと考えております。

 現在、果樹のぶどう栽培の約7割が新規就農研修生で締めており、昨年は最高の売上になり、新規就農者が3年目で目標の売上を達成しまして、今後は研修生を受け入れるために、圃場の確保をお願いしていきたいですし、基幹産業の農業の活性化は嬉しいと感じております。
 特産品開発部のおやきや梅漬などは順調に製造し、かあさん家の経営は昨年4,5月と苦戦をしましたが、灰焼きおやきがテレビ放映されてから、売上が順調に伸びてきて、3月26日時点で前年度より150万円ほどの売上増で、加工所の売上を加えると、初めて8,000万円を超えると思います。
 農業公社は大きな雇用があり、多くの皆様にご利用いただいていますが、ここ3年間の原材料、光熱費、人件費の増により、原価計算をして、4月から今までの価格より概ね4%程度の値上げをお願いさせていただきます。よって4月以降も職員一同誠心誠意働いて、皆様に喜んでご利用いただけるよう、特産品の加工等により村の活性化のために尽力していきたいなどの挨拶をされました。

 農協理事の丸山政徳さんが議長に選出され議事進行をしていただき、令和6年度事業計画(案)、予算書(案)、資金調達及び設備投資の議案について説明を受け、協議の結果原案通り承認されました。

 評議員各位からの主な協議内容は、特産品製造の昨年度との比較については、計画は同じであること、色々なメディアの放映により売上が増えているが、昨年度と灰焼きおやき製造の人材等の対応については、現状の一日の数量が限界に近いのは、これ以上焼くと灰がへたるので、スペースを増やす必要があり、人数的にももう少し欲しいこと、また暖める時間があり灰のローテーションは出来ないこと、夏場は製造部屋の温度が40度位になり大変であること、今は同じメンバーにより職人技で作られ、技術継承をかあさん家も考えていかなければならないことなどが話し合われました。

 また、バナナマンのせっかくグルメのカメラが来たようなので突然くるかもしれないこと、今後も製造対策の強化をしないとリピーターが離れていく心配があること、村民の予約対応や毎日来てくれているお客からも苦情があり地元の方に購入いただけるように対応したいこと、継承者とスペースを探し、この技術は経験がものをいい、早めに若者を探すことが大事であること、かあさん家とやまなみ荘が連携して灰焼きおやきの継承を行っていくこと、毎日丸めて1年は掛かること、今の加工室はおやきの灰が舞い、おまんじゅうを練る粉も舞うので、よくエアコンの故障してしまうなど課題が多いので農業公社で検討していくこと、償還金の8,000円の増については、上生坂上ノ原地区賃貸土地代の利息が上がるためであることなどの協議をしました。

 運営状況の報告、新規就農研修事業、整備等についても説明があり、3月26日時点で、62,309,436円、前年度より1,403,329円上回っているので、今年度は8,000万円超えること、おやき103,562個、おまんじゅう78,201個、マスコミ効果でおやきの売上が2,600万円弱、おまんじゅうが1,200万円弱であり、来年度は実績により計画を立てること、今後農作業の受託が増えると思うので、今の3人体制を5年後に向けて今から検討して欲しいこと、田畑を今後維持していくことが心配との意見があり、来年度末までに地域計画を策定しなければならず、4月から各地域において、田畑の所有者、耕作者、地域の皆さんで話し合い、5年後、10年後と言わず、2,3年後を見据えて地域計画を策定したいこと、

 村内でも条件の良いところ悪いところがあり、田畑を維持するのは担い手の確保が大事だが、基本先祖から受け継いだ所有者であること、大日向は県営中山間総合整備事業で、理事長の12枚の田が2枚に圃場整備したが、換地がスムーズにいったこと、南平はぶどう畑に圃場整備して若い家族が増え活気が出ていること、農業公社は5セ以上で受けるが小さい田畑も検討していきたいこと、ハンガリープレートをメニューに記載して欲しいことなど、多くの意見、提案が出され協議をしました。

生坂ダム湖の風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が強く降っている中、大雨で犀川が濁っていた生坂ダム湖の風景を撮影しました。


 その他生坂村では、児童館でこしちゃんのシールづくり、知恵の輪委員会、おじさま倶楽部総会などが行われました。



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