信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂保育園 令和5年度卒園式

2024年03月22日 | 生坂村の行事
 3月22日(金)午前9時30分から令和5年度卒園式が挙行され、今年度は、男児3名、女児3名の6名が晴れて卒園されました。
▽ しっかりとお辞儀をして、少し緊張気味でも笑顔を見せながら入場してきて、卒園児たちがステージ上の椅子に座ったところです。



▽ ひまわり組の卒園児たちが、サッカー選手、ぶどう屋さん、消防士、保育士、警察官、ラーメン屋さんと、それぞれ将来なりたいことを言ってから、佐藤園長先生から、生年月日、保育の年数と「おめでとう!」と言われ、「ありがとうございます!」としっかり御礼を言ってから保育証書を受け取り、お母さんやお父さんのところに持っていきました。


▽ 佐藤園長先生が、ひまわり組さんは、保育園に0歳・1歳と小さな頃から通い始めた子が多いクラスです。長い人は6年間保育園に通いましたね。その間、いろいろな先生方にお世話になりました。先生達にとっても思い出深いクラスです。2歳児の頃には未満児室の改修工事があり、半年近くお部屋が使えないことがありました。その時は給食やおやつを職員室で食べたり、遊ぶお部屋は以上児クラスの好きな部屋に行って遊び、各お部屋を転々として生活をしていました。そんな時も皆さんはいつもお友達を誘い合い一緒になって、仲良く和気あいあいと楽しくクラスを渡り歩き過ごしていたのが、とても印象的でした。このことがきっかけになったのか、人数が少ないせいなのかはわかりませんが、連帯感がとてもあり仲良しのクラスです。

 年長ひまわり組になってからは、いろいろな鬼ごっこを考えて、年下のクラスのお友達にも教えてあげようと相談したり、案を出し合ってリーダーシップをとって異年齢児でのあそびを広げていきました。時には喧嘩になることがあっても、わかり合おうと話合い、お互いの気持ちを受け止め合いながらお友達との絆を深めっていきました。その姿に大きな成長を感じました。そんな皆さんもいよいよ卒園です。
 がんばりやさんで負けず嫌いな望夢くん。お友達思いで親切な新太くん。面白いことを考えて笑わせてくれる福くん。物づくりが得意でアイデアいっぱいの琥珀ちゃん。しっかり者で面倒見の良い乃惟ちゃん。穏やかで優しい芹凪ちゃん。一人一人のキラキラとした輝きを大切に、そして、これからもお友達を大切に、元気な一年生になって下さい。

 保護者の皆様、本日はお子様ご卒園おめでとうございます。
 入園した頃は、小さな赤ちゃんで、言葉もまだ話せなかった子ども達が、こんなに大きく成長され、立派に卒園証書を受け取ることができた姿を見て感動ひとしおのことと思います。お家の皆様の愛情があってこそ、元気に優しく、成長してくれたのだと思います。私達保育士も、お子様を通じて子育ての喜びを共有できたことに感謝申し上げます。そして、保育園の運営にご理解ご協力いただきましたことに、重ねてお礼申し上げます。
 最後になりましたが、ご来賓の皆様、本日はご臨席を賜り誠にありがとうございます。日頃より施設の運営にお力添えをいただいておりますことに心より感謝申し上げます。大切な村の宝をこれからも見守り、ご支援いただきますよう宜しくお願い致します。
 この会場にいる皆さんが、これからも健康で幸せであることをお祈りしますなどの式辞を述べられました。

▽ 私からは、皆さんは、生坂保育園に入ったときは、まだ赤ちゃんみたいに小さかったですが、今ではすっかりお兄さん、お姉さんになりました。保育園でのお勉強sいたり、スポーツしたり、お絵描きしたり、遠足に行ったり、運動会で頑張ったり、美味しい給食を沢山食べたりなどとても楽しい思い出が一杯できたことと思います。

 そして、英語など多文化を知ることができたイングリッシュランド、松本山雅の皆さんと種をまいたりサッカーを教えていただいたり、地域の皆さんにお世話になってブルーベリーを採ったり、出初め式でいくっ子消防団の行進をしたりなど、村内外に素晴らしい発信をしていただき、ありがとうございました。そして、皆さんにも良い経験と勉強になったと思います。小学校へ行っても、この保育園で仲良く遊んだお友達と一緒ですので、また元気に勉強にスポーツに頑張ってくださいね。

 さて、保護者の皆さん、お子さんのご卒園誠におめでとうございます。ご入園された頃には、初めての集団生活にお子さんが馴染めるか、お友達と仲良くできるか、給食をちゃんと食べられるかなど心配されたことが多かったと思いますが、子ども達の成長は早いものだと感じます。これからも成長していくお子さんとしっかりと手を取りあって、歩んでいっていただきたいと思います。
また、園長先生をはじめ先生方には、熱心にご指導いただき、子ども達がたくましく、しっかりとした行動ができるように導いていただきありがとうございました。これからも、引き続き温かく見守っていただきますようお願いいたします。
 それでは、子ども達が、この保育園で学んだこと、経験したことを大切にして、健やかに、楽しく小学校生活を送られますようお祈りいたしますなどと祝辞を申し上げます。

▽ 生坂小学校の宮沢校長先生が、皆さんは4月から小学1年生ですね。ドキドキしていますか?でも大丈夫、新しい先生や優しいお兄さん、お姉さん、皆さんのまわりには助けてくれる人が沢山いますよ。保育園で先生方に教えてもらったこと、友達と協力したことが小学校でもきっと役に立ちます。だから是非たくさん勉強して、たくさん遊んで、まわりの人をびっくりさせてくださいね。

 卒園児の保護者の皆様、本日はご卒園おめでとうございます。初めは泣いてばかりいた子供たちもこんなに立派に成長しました。感慨もひとしおであろうかと拝察いたします。子供たちは小学校に入っても、保育園で学んだことを礎にますます伸びてくれることでしょう。

 結びに卒園児とご参会の皆さんの輝かしい未来を祈念申し上げますとともに、園長先生をはじめとする職員の皆様のこれまでのご指導に深く感謝申し上げるなどのお祝いの挨拶を述べられました。

▽ お祝いの電報が、生坂小学校職員一同と生坂村児童館職員一同から届いていて披露されました。

▽ 「思い出を語ろう」では、みんなで元気に歌ってから、春はみんなでお散歩に行って蟹を捕ったこと、梅の実を採ってジュースを作ったこと、たくさんの鬼ごっこで遊んだこと、夏はプールでたくさん遊んだことなどを話し、たんぽぽ組のみんなで「ひょっこりひょうたん島」にのって元気に踊ってくれました。



▽ バナナ鬼など色んな鬼ごっこをし、運動会でもやったこと、運動会で走ったりステップしたり、旗を落としたりなど楽しかったこと言って、アップテンポの曲に合わせてリズミカルに踊ってくれて、後ろ回し、前回し、あやとりができて嬉しかったことなども話し、あやとりなどを見せてくれて、しっかり跳べて拍手をいただきました。


▽ 誕生会で焼き芋を食べたこと、春から楽しんできた鬼ごっこを冬になると自分達でルールを決めて楽しんだこと、発表会では色々な札で遊んで面白かったこと、クリスマスで一杯飾り付けをしたことなどを言って、きらきら星をハンドベルで演奏してくれました。

▽ 参観日ではお家の方と一緒に駒やけん玉をして遊んで、たくさん練習、挑戦して色んな技ができるようになり、駒のツバメ返しと、けん玉のもしかめ、あやとりの7段はしごなどを披露して、成功すると大きな拍手が起きました。


▽ 「一年になります」を大きな声で歌って、先生方や地域の皆さんに御礼の言葉と、たんぽぽ組とチューリップ組にお願い事をして、「ね」を全曲元気に歌うなど、とてもしっかりと話し、元気良く踊ったり歌ったりしてくれて、可愛い発表で微笑ましくも頼もしく感じました。



▽ 保護者会長の瀧澤さんが、本日はこのような心温まる卒園式を開催していただき、ご準備いただいた先生方に厚く御礼申し上げます。またご来賓の皆様におかれましても、子供たちのために日頃よりご尽力いただき誠にありがとうございます。
 初めて我が子を集団生活へと送り出したあの日から、早いものであっという間にこの佳き日を迎えることとなりました。離れるのが嫌で泣いていた子供たちもすっかり成長し、この一年は最年長児としてたくましい姿を見せてくれました。

保育園では、年間を通して沢山の行事がありました。秋の運動会では、リレーや旗を使った創作ダンス、なわとび、ドラムの演奏など懸命に練習に打ち込む姿に、我が子ながらその成長に感心したのを覚えています。発表会では、自分達がどんなことをやりたいのか話し合い、それを形にして披露してくれました。みんなそれぞれ役になりきり、とても楽しめました。また、生坂保育園では他の園ではなかなか経験できないような、ブルーベリー狩りやイチョウ散歩などがあり、子供たちは季節の行事を楽しく学びながら成長しました。

 子供たちがここまでたくましく成長し、本日無事に卒園式を迎えることができましたのは、園長先生はじめ先生方が、子供たち一人ひとりと向き合い、優しく温かくご指導くださったおかげと心より感謝しています。
 4月から子供たちは新しい環境になります。保育園で学んだことは、子供たちが進んでいくうえで必ず大きな力になってくれると思います。
 最後になりましたが、保育園のご発展と園長先生はじめ先生方のご健康とご多幸をお祈りいたしますなどと御礼の挨拶をされました。


△ 先生方、年中児・年少児とお別れをして、保護者と一緒に巣立って行く卒園児の皆さんです。


区長会議&簡易水道有収率対策プロジェクト会議&日岐上空からの風景

2024年03月22日 | 生坂村の会議
 3月22日(金)は日差しが届きましたが、昼間もヒンヤリしました。
 午後1時30分からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、私の挨拶で始まり、前回会議からの対応状況として、仁木から小舟間の漏水調査、積雪による停電発生、小舟公民館の漏水確認、菅の窪ラインの漏水調査、配水池下の漏水確認及び漏水修繕などを説明してもらいました。

 次に、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などの説明も受け、先月1月は有収率が78.08%となり、以前高い有収率を維持していて、令和5年度の有収率は76.27%となり、前年度より7%ほどアップし、担当職員はじめ関係各位に感謝申し上げます。

 大町系統の漏水は、菅の窪から古坂ラインの山中ではなく、手前の分水地点から500~600mの範囲であるので、その中間にバルブを設置して漏水調査を進めること、その箇所で約0.7トン、古坂集落内で約0.3トンとのこと、次回の会議までには、菅の窪の500m位をしっかり漏水調査をすること、簡易水道の事業会計の移行により今月末で出納閉鎖、3ヶ月以内に監査を受けて、8月に認定していただき、その結果を9月定例会に提出すること、来年度の国庫補助による布設替え工事は、設計の入札2件をなるべく早く実施したいこと、村単工事は、小舟と仁木間と下の田配水池付近の布設替えを行うこと、来週南平地区水道の要望があり、雲根地区水道、込地地区水道を含めて今後の対応を検討すること、今後も当会議でライフラインである上水道関係施設の老朽化・耐震化対策は計画的に進め、漏水対策は迅速・的確に対応することなどを協議してまいります。

 中山振興課長が異動になり、課長から当会議において、令和2年9月に立ち上げ、前担当職員たちと毎月協議をして、今は有収率が80%に迫る数値になり、来年度当初予算で受水費が400~500万円も減額になり、今後の水道施設の改修などに有利になってくるなどの言葉をいただきました。
中山振興課長には、安曇野市及び大町市との分水協定から水道法に基づく第三者委託契約の移行に際し、両市の温かなご理解とご支援を賜ったことと、課長の粘り強い交渉により今までの分水料金より安価な料金で調印できましたことに心から感謝申し上げます。

 午後4時からは今年度最後の区長会議を開催し、最初に瀧澤区長会長から、今年度最後の区長会という事で、年度末でもあり忙しく、役員会とか総会とか年度末の作業に入っているかと思います。また、行政の方でも29日まで委員会が入っている状況でありますが、今日は1年間を振り返りながら、やってみて気が付いた事とかありましたら行政の方に意見等出して頂ければと思います。
また、議会の3月定例会も終わって、来年度の予算の事とかも説明があるかとは思います。皆さんは後1年間任期がありますので協力して、上手く任期を終えられれば良いなと思いますのでよろしくお願いしますなどの挨拶をいただきました。

 私からは、今年度最後の区長会議という事で、年度末で忙しい中ご出席を頂きましてありがとうございます。
 区長さん方には区をまとめて頂きまして、色々なご活動をされています事に感謝を申し上げます。特に今年度は、村民運動会、赤とんぼフェスティバルも、コロナ禍前の様に開催をしましたし、特に脱炭素関係では2回の村民説明会、それからもう1回は役員の皆さんに集まって頂いて、野立ての太陽光パネルの候補地等についてご協議を頂いた訳でして、多くの会議や、多くの活動をして頂いて、今回の区長さん方にはお願いをすることばっかりで恐縮しておりますが、もう1年間ありますのでよろしくお願いしたいと思います。

 今日の会議は今年度の報告と来年度の4月12日に早速区長会議がございますので簡単に報告とお願いをさせて頂き、来年度の12日金曜日にまた開催をさせて頂き、来年後のお願い事項などをご報告させて頂きたいと思っております。今日は、令和5年度の慰労の意味も兼ねながら皆さんと一緒に色々なお話が出来ればと思っておりますのでよろしくお願いしますなどの挨拶とさせて頂きました。

協議事項
総務課
 集落支援員活動経費の状況について、令和6年度区振興交付金について、集落支援員経費の配分変更について、新年度区長会議、常会長会議について説明しました。

主な意見と質問の概要については、
・集落支援活動経費については、区の会計に入るが、領収書を区にも出さなければいけないので良い方法はないかと意見があり、活動経費は個人への支払いは制度上難しい。専用の口座を作って行っている区もある。領収書のコピーは役場で対応すると説明しました。

 常会長会議については各区長で協議の結果行わないことになりました。また、意見として、役員が多いので少なくして欲しい、資料を各課別ではなく統一して欲しいと意見がありました。
教育委員会
 令和6年度村民運動会について現在検討している内容の説明を行いました。
意見質問はありませんでした。


村づくり推進室
 令和6年度の村政懇談会に向けて、令和6年度生坂村脱炭素先行地域づくり事業省エネ機器・木質バイオマスを活用したストーブの導入支援について、オフサイトPPAの調査報告について、移住・定住(空き家)対策事業について説明しました。

主な意見と質問の概要については、
・空き家対策で自治活動等の会費について納めない人がいるので対応して欲しいと意見があり、空き家バンクでの移住者の方は村で自治活動を行う誓約書を取り対応しているが、民間の不動産会社を介しての入居は把握できないと説明しました。
・オフサイトPPAの調整会議について質問があり、今後各区と調整して実施していくと説明しました。

住民課
 村内一斉「ごみゼロ運動の日」について、やまなみ荘について、井戸の調査について説明しました。
・やまなみ荘のテイクアウトで餃子のたれを付けて欲しい。また価格について他の弁当屋さんを比較して検討して欲しいと意見があり、今後検討していくと回答しました。

健康福祉課
 介護保険料の変更について説明を行いました。
意見質問はありませんでした。

振興課
 地区要望について、令和5年度国道工事事務所、千曲川河川事務所、松本建設事務所、犀川砂防事務所、林務課、農地整備課関係工事個所について、緑化木配布について、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業について、道の駅いくさかの郷5周年記念イベントについて、赤とんぼフェスティバルについて、多面的機能支払い交付金事業について、工事残土置き場について説明を行いました。

主な意見と質問の概要については、
・上生坂の県道沿いの街灯で点かなくなっているものがあるので対応して欲しい。また、松本山雅の旗で古くなったものを交換して欲しいと意見があり、街灯については総務課で対応し、松本山雅の旗については教育委員会で対応すると説明しました。

その他の意見と質問の概要については、
・大好き隊の支援は土日に対応できるかと質問があり、対応できるので、早めに申請して欲しいと説明しました。
・雪で停電になったときに状況を防災無線で放送して欲しいと意見があり、中電から情報を取り対応している。今後もできるだけ情報を中部電力に確認し対応していくと説明しました。

・集落支援活動経費について、災害時の食料備蓄について対応して欲しいと意見があり、集落支援活動経費は地域維持に資する消耗品となっているので、食料品は難しいが国に要望してみると回答しました。
・役員が多いので少なくして欲しいとの意見に対して、4月12日の区長会で各区の役員の状況を調査する様に依頼して、その結果で検討していくと説明しました。
 区長さん方には長時間にわたり、慎重にご審議いただきありがとうございました。任期の残り1年間、健康にご留意なさり、各区、生坂村のためにご尽力、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

日岐上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、犀川対岸から青空が広がり朝日が差してきた日岐上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で卒園式などが行われました。