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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

中学生標津町交流学習報告会&赤とんぼフェスティバル反省会

2019年12月18日 | 生坂村の取組
 18日(水)午後1時35分からは、今年度2回目になります中学校2年生同士が、7月には北海道標津町から9名と先生方が見えられ、生坂中学校2年生12名と先生方は、10月に北海道標津町に行き、様々な交流学習を行ってきた報告会に招待され出席しました。
 最初に小澤校長先生から、昨年よりバージョンアップし、みんなが笑顔で無事帰ってきた時に、充実して楽しかったことが感じられ、今後はさらに充実させて、村民の皆さんに標津町との交流学習が素晴らしい取組であることを分かっていただき、みんなはそれぞれの地域を知ることで、生坂村の将来を考えられるようになっていただきたいなどと挨拶をされました。


 2学年の生徒達により、台風19号の影響で出発できるか心配しましたが、25日に北陸新幹線の運転が再開され、教育委員会で切符を手配していただき予定通り出発できたこと、交流学習で貴重な体験ができたことなどに対して、村への感謝の言葉をいただいた後、パワーポイントを使って、1日目から3日目までの日程等に沿った説明をしていただきました。



 
 標津町での開陽台、標津サーモン科学館、鮭の遡上、標津漁港見学、新巻鮭づくりとバードコールと鹿角ペンダントづくりでの交流、北方領土学習、夕食交流会、羅臼の海上クルージングの北方領土海上見学、羅臼町のビジターセンター・道の駅見学など盛り沢山の交流学習の報告をしていただきました。




 生徒12人が今回の交流学習の感想として、北海道の広い空や330度の景色、一直線の道路感動したこと、北方領土の体験話が歴史の勉強になったこと、新巻鮭づくりやバードコールと鹿角ペンダントづくりが楽しかったこと、夕食交流会など友達と楽しい交流がいっぱいできたこと、標津町でなければできない貴重な体験、勉強ができたことなどを全員に発表してもらいました。




 樋口教育長や教育委員の皆さんからは、しっかりした報告で良かったこと、北方領土やロシアの勉強ができたこと、生坂村を改めて知ることができたこと、心に感動を与えた経験が活かされると思うこと、一つの大きな窓を開けられたように思えたこと、団体行動がしっかりできたことなどの感想等を話していただきました。








 私への御礼として、みんなのお礼のことばと、標津町交流事業の色々な写真とお土産をいただきました。




 私からは、皆さんからいただいた絵はがきや招待状が嬉しかったこと、皆さんが標津町中学生の皆さんとの交流が楽しくできて良かったこと、大平原・海・山・川の大自然を満喫して、北方領土や鮭などの貴重な学習や体験ができ、今後色々な面で役に立つと思うこと、生坂中学校で学んでいるからできた体験ですし、皆さんの報告を聞いて、この取組を実施して良かったと考えていますなどと挨拶をさせていただき、皆さんで記念撮影をしました。




 北海道標津町の金澤町長さん、教育委員会の皆さん、標津町の中学校の先生と生徒の皆さん、当村の教育委員会、生坂中学校の皆さんなど、多くの関係各位に大変お世話になり、素晴らしい中学生交流学習ができましたことに感謝申し上げます。

 午後4時からは、「2019 赤とんぼフェスティバルinいくさか」の反省会は、私の挨拶で始まり、実施内容のテーマ、目的、常設ブース、車両によるブースへの搬入・搬出、ブース出店者注意事項、駐車場、イベントスケジュール、会場レイアウト図、収支報告、経費内訳等を説明させていただきました。




 アンケート結果については、来場者数、開催時期、ブースの配置、イベント全体に対する意見・感想について説明させていただきましたが、今年度は雨が降りましたので、雨天時の対応の件、会場レイアウトの配置の件、大鍋炊き出しの材料代の件の意見が多かった他は、ほぼ例年通りの意見・感想が多いと感じました。
 そして、アンケートの結果と委員各位のご理解をいただき、来年度の日程は、これまで通り10月第3土日の10月17日(土)、18日(日)に開催することでご承認をいただきました。




 実行委員と区長の皆さんには、慎重にご協議いただき感謝申し上げますとともに、協議内容やアンケートを考慮して、来年度も生坂村最大のイベント「赤とんぼフェスティバル」を盛大に開催したいと考えます。

山清路防災1号トンネル(仮称)安全祈願祭&松本山雅FCのシーズン報告

2019年12月18日 | 生坂村の報告
 18日(水)の朝は雨が降っていましたが、段々と天気が回復し、昼間は寒さが控えめの天気でした。
 午前10時50分からは、(仮称)山清路防災1号トンネル 安全祈願祭が、宇留賀区会集落のトンネル終点側坑口で行われました。
 この工事は、一般国道19号山清路地区は、犀川と山地に挟まれ、現道幅員が狭く線形が悪いうえ、落石崩落などの危険性が高い区間であり、本工事は、それらの危険箇所を回避することを目的に、山清路防災1号トンネルを施工するものであります。


▽ 諏訪社神明社合殿の遠藤神職さんの神事により、修祓、降神の儀、献餞、祝詞湊上、清祓と進められました。






▽ 玉串奉奠は、長野国道事務所長 塩谷所長さんの後、私が生坂村を代表し、地元の皆さんと一緒に行いました。続いて安全祈願祭が行われている様子です。








▽ 安全祈願祭が滞りなく執り行われました後に、遠藤神職さんの発生により神酒拝戴が行われました。


▽ その後3人の挨拶の予定をお聞きしていましたが、次の用事があり、私が最初にさせていただき、私が村長になった13年前に、2ルートの中でAルートに戻したことにご理解いただき工事が始まり、本日トンネル工事の安全祈願祭が執り行われたことに感謝を申し上げ、近年甚大な災害が常態化している状況下で、防災・減災のハード面の事業は重要であり、トンネルが開通することで、災害により孤立することがなく、安全安心な生活を守るために、このトンネル工事が事故のないよう順調に進むことを願っていますなどの挨拶をさせていただき、先に失礼させていただきました。




 工事の概要は、工事延長L=約632m(機械掘削方式)、内空断面積 約65㎡、支保工約631m 、覆工コンクリート約347m、坑内付帯工1式 、坑門工2箇所などであり、工期は来年7月末となっております。

 11時30分からは、松本山雅FCの神田社長さん、加藤副社長さん達がシーズンの終了報告にお越しいただきました。
 神田社長さんからは、一年目でJ1の降格が決まったことに謝辞を申されましたが、布監督の新体制が決まり、来シーズンに向けてしっかり調整していきたいなどとお話をいただきました。


 昨年松本山雅FCのホームタウンになりました当村は、教育委員会では、元気づくり支援金を活用して、松本山雅FCと連携し、「松本山雅フィジカルトレーニング」など村民の健康増進につながる各種講座を開催していただきましたし、11月24日には、水鳥マラソンをバージョンアップして、「2019イクラン!!松本山雅FC」と銘打って、神田社長にもご参加いただき約140名の参加により盛大に開催でき、交流人口の増加につながったところでございます。


 その他にも、村民運動会を盛り上げていただいたり、「ウォーキングサッカー」などを行っていただきましたし、当村のイベントなどにも、ホームタウン担当の方々やガンズくんに来ていただくなどの活動に御礼のことばを申し上げました。
▽ 今季のベースボールユニホームをいただき、神田社長と一緒に記念撮影をさせていただきました。


 また、加藤副社長さんには第6次総合計画の審議委員になっていただき、将来像とキャッチフレーズの文言に、加藤さんの提案の言葉を入れたことや、渡辺さんには若い方々と話をしていただき生坂村の活性化につながる活動をしていただきましたことにも感謝を申し上げます。


 来年度も松本山雅FCの皆さんと村民の皆さんが一緒になって、色々な取組をさせていただき生坂村の元気と良い情報発信に努めていきたいと考えていますので、引き続きご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。

▽ 朝の写真は草尾方面の風景です。





 その他生坂村では、小学校でスキー教室下見、中学校で2年北海道標津町交流報告会、児童館でしょうぎ教室、歩こう部、赤とんぼフェスティバル反省会、健診結果返却、B&G会長杯ソフトバレーボールリーグ戦閉幕式、少年少女サッカー教室U―15などが行われました。

全国育樹祭からの帰路

2019年12月17日 | 私の活動報告
 17日(火)沖縄の朝は引き続き暖かで、9時前に宿泊先のホテルを出発して、県庁前駅からモノレールに乗って那覇空港に向かいました。
 沖縄都市モノレール線は、沖縄県那覇市の那覇空港駅と浦添市のてだこ浦西駅を結ぶ沖縄都市モノレールのモノレール路線です。愛称は「ゆいレール」で、「ゆい」は琉球方言の「ゆいまーる」の「ゆい」から取られたとのことです。


 モノレールは、1時間に7~8本と多く通勤時間が過ぎた時間と思いましたが、通勤通学の方や観光客で案外混んでいて驚きました。那覇空港駅へは県庁前駅から6駅目であり12分ほどで着きました。




 いよいよ沖縄ともお別れのため、飛行機に乗り離陸を待っていましたが、民間機と航空自衛隊の戦闘機の離発着あり、6機ほど待って離陸できました。滑走路が数分間隔で離発着する混み具合に驚きました。












 天気が良く飛行機からは、沖縄県を構成する160の島の中で最大の島であり、また東シナ海と太平洋(フィリピン海)の間に位置する南西諸島においても最大の島である沖縄本島や、名前は分かりませんが多くの離島を見ることができました。
















 今回の全国育樹祭に参加させていただき、初めて沖縄県にまいりましたが、森林を守り育てることの大切さを再確認し、沖縄県を様々な角度から視察研修ができましたことに、ご同行いただきました、松本地域森林林業振興会の会長の高野麻績村長さん、事務局の小口さんと、大桑村の貴舟村長さん、木曽山林協会の征矢事務局長さんに感謝を申し上げます。

▽ 朝の写真は山清路の風景です。







 その他生坂村では、小学校でALT・SC来校、小中学校で小中連携委員会、児童館でマラソンクラブ、小立野・日岐の皆さんの元気塾などが行われました。

第43回 全国育樹祭後の視察研修

2019年12月16日 | 私の活動報告
 全国育樹祭の後は、那覇市の世界遺産、火災で焼失した首里城を視察に行きました。
 首里城は石垣と城門の多い城ですが、中でもデザイン上バランスがとれ、エレガントな雰囲気のある代表的な門が「守礼門」であり、その前で記念撮影をしました。




 園比屋武御嶽石門は、琉球の石造建造物の代表的なものであり、1933年国宝に指定されましたが、沖縄戦で一部破壊され、1957年に復元されました。現在は、国指定重要文化財となっていて、2000年には世界遺産へ登録されました。




 歓会門(かんかいもん)、瑞泉門(ずいせんもん)、漏刻門(ろうこくもん)をくぐっていくと、跡形もなく焼け落ちた正殿などの一部を見ることができました。
 首里城跡に建つ木造3階建ての正殿から出火して北殿、南殿などに延焼、6棟約4200平方メートルをほぼ全焼し、約8時間後に鎮圧されたとのことでした。












 首里城は1429年から450年間存在した琉球王国の政治や外交、文化の中心地であり、太平洋戦争中の沖縄戦で焼失しましたが、沖縄の本土復帰後の1992年に国営公園として復元され、首里城跡は中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式などに価値があるとされ、2000年に世界遺産として登録されました。

 琉球開びゃく伝説にもあらわれます、琉球王国最高の聖地である斎場御嶽(せーふぁうたき)に行きました。
御嶽とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称です。御嶽の中には、六つのイビ(神域)がありますが、中でも大庫理・寄満・三庫理は、いずれも首里城内にある建物や部屋と同じ名前をもっています。当時の首里城と斎場御嶽との深い関わりを示すとのことでした。




 久高島は、知念(ちねん)半島の東約5kmに位置し、周囲7.75kmの小さな島です。琉球開びゃくの祖アマミキヨが天から降りて最初につくったとされている島で、五穀発祥の地、神の島と呼ばれています。



 
 大庫理(ウフグーイ)は、御門口から登っていくと左手に見える最初の拝所です。大広間や一番座という意味を持っており、前面には、磚(せん)の敷かれた祈りの場(ウナー)がありました。




 三庫理(サングーイ)は、二本の鍾乳石と、三角形の空間の突き当たり部分は、それぞれが拝所となっています。また、東側には海の彼方に久高島を望むことができました。






 古宇利大橋は、今帰仁村の古宇利島と名護市の屋我地島を結ぶ全長1,960mの橋で、県内では通行無料の橋としては2番目に長い橋になります。




 橋の両側にはエメラルドグリーンの海が広がり、絶景のドライブコースとなっています。古宇利大橋を渡ってすぐ左手には、古宇利ビーチや地元の特産品が楽しめる古宇利ふれあい広場があり、観光客でにぎわっていました。


 恩納村にある万座毛(まんざもう)は、「万人も座する草原」(毛とは草原のこと)琉球王朝時代、尚敬王が「万人を座するに足る」と賞賛したことが名の由来と言われています。象に似た岩や断崖絶壁で見応えのある景色でした。




 「道の駅 かでな」では、沖縄の物産販売や米軍嘉手納基地の学習展示室がありました。屋上の展望場からは嘉手納空軍基地が一望でき、タイミング良く戦闘機の離発着を見ることができました。








 軍用機の離発着数と騒音は普天間基地よりもはるかにひどいとのことで、離発着の爆音を体験しとても驚きました。
 







 地元のお土産が買える物販店やレストランの施設もあり道の駅として機能していましたが、ここでは基地のある沖縄の暮らしを目と耳と体で体験することができました。




 極東最大規模である嘉手納空軍基地を一望できる屋上展望場と、学習展示室を視察することで、沖縄の歴史や日常風景を感じることができました。










 最後は、沖縄本島中部の宜野湾市にある嘉数高台公園(かかずたかだいこうえん)へ行き、ここは沖縄戦時の激戦地で、今でも日本軍が使用した「トーチカ」があり、戦争について学べる場でもありました。






 今は公園としてきれいに整備されていて、公園内には世界平和を願う地球儀をイメージした展望台があり、そこからは那覇市や浦添市、遠くは読谷村まで見えるとのことでした。




 普天間基地の20機ほどのオスプレイが見えました。米軍機(オスプレイ)は平日に飛行していますが、土日はめったに飛行しません。離発着数と騒音は遥かに嘉手納基地のほうがひどいとのことでした。






 公園内には「京都の塔」、右側に「嘉数の塔」があり、京都の塔は、京都府出身の将兵2,530人余の人々のご冥福を祈るために京都府市民によって建立されたものです。




 今回の視察研修は、沖縄戦の遺跡を訪ね、平和と命の尊さを学び、琉球王国として栄えながらも、時代の潮流によって激動の歴史を刻んできたこと知り、米軍基地を視察することで沖縄の負担を感じ、コバルトブルーの海、風光明媚な景色などの素晴らしい自然を満喫し、沖縄の歴史、伝統、文化、自然などをしっかり研修できました。

▽ 朝の写真は鷺の平集落上空からの風景です。







 その他生坂村では、小学校で元気週間、小中学校でアウトメディアチャレンジデー、児童館でクリスマスおはなし会、なのはなで子育て相談、子育て支援会議、少年少女サッカー教室などが行われました。

児童館「たんぽぽ」のクリスマス会

2019年12月16日 | 生坂村の取組
 いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
 12月16日(月)午後4時30分から、児童館「たんぽぽ」のクリスマス会が行われました。
 最初はチームに別れて「ジェスチャーゲーム」。


 代表者はお題を身体の動きだけで表現して、他のメンバーが答えます。制限時間1分で、3問正解できたチームが2つありました。




 続いて「生坂おはなしの会 おむらいす」の皆さんが、ブラックシアターで「ほしのクリスマス」のお話と、超能力(?)で「どうぶつカード」を当てる「マジックパネルシアター」を披露してくれました。










 合間に「この本よかった賞」の表彰をはさみ、サンタさんにプレゼントをもらえる順番を決めるため、全員で「じゃんけん列車」ゲームをしました。




 曲に合わせて歩き、音楽が止まったところでじゃんけん。負けた人は、勝った人の後ろにつながって列車をつくります。










 長ーい1本の列車になったところで、順番通りに腰を下ろして休憩。
 そうしてサンタさんを待つあいだ、図書室の丸山司書が、サンタクロースについて教えてくれましたが、なんとそれは、怖~い偽物サンタについてのお話!

 
 そこにサンタクロースが登場したものですから、何だが微妙な雰囲気に!?




 丸山さんが「サンタなら答えられて当然の問題」を3問出題し、見事「本物のサンタクロース」だと証明されたサンタさん。
 子どもたちも安心して、順番にプレゼントをもらっていました。



ものづくりカフェつむぎ

2019年12月16日 | 生坂村の取組
 いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
 12月16日(月)午後1時30分から、高齢者生活福祉センターで「ものづくりカフェつむぎ」が行われ、12人ほどが参加しました。
 今回は、帽子やベスト、レースなど編み物をする人が多かったですが、ペーパーバンドを編む人や、猫つぐらを作っている人も!


 それぞれ自分が好きなものを作り、ときどき手を止めて違うグループを見に行ったり、レシピを交換したり、おしゃべりに花を咲かせたり…と、皆さん思い思いに、手作りの時間と、同じ手作り好きな仲間たちとの交流を楽しんでいました。


 次回は1月20日(月)開催の予定です。(無線放送でご確認いただくか、開催日が近づきましたら、社協へお問い合わせください)
作る作品は自由です。
 編み物、刺しゅう、ペーパーバンドなど、お好きなものをお持ちください。


 「ものづくりカフェつむぎ」は月1回のペースで行われる予定で、高齢者生活福祉センターのホールを開放して、ものづくり・手仕事のお好きな方、興味のある方が、自由に集まって楽しめる時間です。
 また、高齢者生活福祉センターホールは、事業で使われていない日は開放していて、誰でも利用できるそうです。
興味のある方は生坂村社会福祉協議会TEL.0263-69-3000 へ、利用できる日などお問い合わせください。


第43回 全国育樹祭

2019年12月15日 | 私の活動報告
 15日(日)は晴れて、沖縄県は日差しが降り注ぎ、とても暖かな一日でした。
 沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで「うけつごう 豊かな緑と みんなの笑顔」を大会テーマに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、「第43回全国育樹祭」が開催されました。

 私は松本地域森林林業振興会の副会長として、会長の高野麻績村長さん、事務局の小口さんと、大桑村の貴舟村長さん、木曽山林協会の征矢事務局長さんと一緒に参加し、長野県林務部森林づくり推進課 高橋課長さんの他に県林務部、林務関係者等で長野県参加者は12名でした。


▽ プロローグとして、めんそーれ!沖縄、「緑の美ら島」を目指して、人々の生活を守る獅子と、前日行われたお手入れ行事の紹介映像などが行われた模様です。














 全国各地から約4,000人の皆さんが参加され、『全国育樹祭の理念を受け継ぐとともに、県民や本県を訪れる方々の緑に対するニーズに応えるため、花と緑で潤いと安らぎのある「緑の美(ちゅ)ら島」の創生を目指し、全県的な緑化運動を展開していきます。
 近年、地球温暖化問題など地球規模の環境問題が深刻化しているなか、豊かで持続可能な森林を育てるため、環境に配慮した森林利用を目指した「うまんちゅ(=御万人※多くの人)の森林(もり)づくり」にも取り組んでいきます。』を開催方針として開催されました。

▽ 午前10時に、秋篠宮皇嗣同妃両殿下が御着きになられ、会場の皆さんにご挨拶をされました。
                     

▽ 式典は、秋篠宮皇嗣同妃両殿下がご着席なさり、公益社団法人国土緑化推進機構前田副理事長の開会のことばの後、緑の少年団等による三旗入場、国歌独唱、三旗掲揚と始まりました。








▽ 山東参議院議長、沖縄県玉城知事らが、秋篠宮皇嗣同妃両殿下をお出迎えし、山東参議院議長、沖縄県玉城知事の主催者あいさつがあり、新里沖縄県議会議長の歓迎にあいさつの後、秋篠宮皇嗣殿下のおことばを賜りました。








▽ 緑化等功労者表彰、沖縄県緑化功労者等に感謝状の贈呈が行われました。国土緑化推進機構会長賞として、長野県山ノ内町の「ABMORI実行委員会」が受賞されました。


▽ みどりの贈呈として、全国から選ばれた緑の少年団に沖縄の各地域を象徴する苗木が贈呈されました。




▽ メインテーマアトラクションとして、「3つの森林の紹介」と「OKINAWAの森林を思う心」が行われました。














▽ 公益社団法人国土緑化推進機構佐々木理事長から大会宣言が行われ、次期開催地の北海道の鈴木知事が挨拶をされ、宜野湾市松川市長の閉会のことばの後、秋篠宮皇嗣同妃両殿下が、沖縄県玉城知事の御先導により御退席・御出発され、記念式典が滞りなく終了いたしました。












▽ エピローグは、活動報告「受け継ぐ想い」、3つの森林の活動団体による活動報告、誓いの演舞、沖縄空手、エイサー、カチャーシー大団円と開催地域の伝統文化を基に、全出演者でエイサーを踊りグランドフィナーレで幕を閉じました。










▽ 大会終了後、バスを待つ間に長野県関係者で記念撮影をしました。


 これまで展開してきた沖縄県の緑化運動及びうまんちゅの森林づくり機運を更に盛り上げ「花と緑であふれる沖縄県の魅力」を全国に発信されました。

▽ 朝の写真は古坂方面の風景です。





第43回全国育樹祭の前日視察研修

2019年12月14日 | 私の活動報告
 16日(月)は日差しが届いて、沖縄那覇空港に着いた時にはとても暑くて、日本の寒暖の差を肌で感じました。
 朝6時30分に家を出て、午後2時頃沖縄那覇空港に着きましたので、3箇所ほど視察研修ができました。

 最初に、旧海軍司令部壕に行き、昭和19年日本海軍設営隊(山根部隊)によって掘られた司令部壕を視察しました。当時は450mあったと言われ、カマボコ型に掘り抜いた横穴をコンクリートと杭木で固め、米軍の艦砲射撃に耐え、持久戦を続けるための地下陣地で、4000人の兵が収容されていました。戦後しばらく放置されていましたが、数回に渡る遺骨収集の後・昭和45年3月、観光開発事業団によって司令官室を中心に300mが復元されました。




▽ 105段、20mほどの階段を降りると、通路が縦横に張りめぐらされた壕内へと続いていました。


▽ 壕内は、薄暗い通路が無数に張り巡らされ、迷路のようになっていました。


▽ 司令官室・作戦室に近いこの部屋は幕僚が手榴弾で自決した時の破片のあとが当時のままくっきりと残っていました。




▽ 司令官室の壁面には、「大君の御はたのもとに死してこそ 人と生まれし甲斐ぞありけり」という大田司令官の愛唱歌が鮮やかに残されていました。






 次に、平和記念公園と沖縄戦の写真や遺品などを展示した平和祈念資料館に視察に行きました。1945年3月末、史上まれにみる激烈な戦火がこの島々に襲ってきました。 90日におよぶ鉄の暴風は、島々の山容を変え、文化遺産のほとんどを破壊し、20数万の尊い人命を奪い去りました。沖縄戦は日本に於ける唯一の県民を総動員した地上戦であり、アジア・太平洋戦争で最大規模の戦闘でありました。


 公園内には沖縄戦で亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ「平和の礎」、戦没者の鎮魂と永遠の平和を祈る「平和祈念像」、そして摩文仁の丘の上には国立沖縄戦没者墓苑や府県、団体の慰霊塔が50基建立されています。国内外の観光客をはじめ、慰霊団、修学旅行生等が多く訪れる聖地であり、観光の要所ともなっております。





 1995年に除幕した「平和の礎」には、国籍や軍人、民間人を問わず、沖縄戦における全戦没者24万人余の氏名が刻まれており、戦争で肉親を失った遺族や平和学習の団体等、多くの人々が訪れます。
 また、「平和の礎」内にある広場の中央には「平和の火」が灯されています。 この「平和の火」は、沖縄戦最初の米軍の上陸地である座間味村阿嘉島において採取した火と被爆地広島市の「平和の灯」及び長崎市の「誓いの火」から分けていただいた火を合火し、1991年から灯し続けた火を1995年6月23日の「慰霊の日」にここに移し、灯したものとのことです。



 平和祈念資料館は、悲惨な沖縄戦の実相及び教訓を後世に正しく継承するとともに、平和創造のための学習、研究及び教育の拠点施設として活用されているとのことでした。




 私たちは、戦争の犠牲になった多くの霊を弔い、沖縄戦の歴史的教訓を正しく次代に伝え、全世界の人びとに私たちのこころを訴え、もって恒久平和の樹立に寄与するため、ここに県民個々の戦争体験を結集して、沖縄県平和祈念資料館を設立されたとのことでした。






 最後は、看護要員として戦場に動員され、亡くなっていった「ひめゆり学徒隊」の慰霊塔に献花をし、ひめゆり平和祈念資料館を視察研修しました。ひめゆり平和祈念資料館には、ひめゆり学徒隊の犠牲者の遺品や、ガス弾によって多くの犠牲者がでた伊原第三外科壕が実物大で再現されており、ひめゆり学徒隊について学べる場となっていました。








 沖縄県立第一高等女学校を「乙姫」沖縄模範学校女子部を「白百合」と名付けられていたそうです。その両方の名前を合わせて「姫百合」と名付けられ、ひらがなで「ひめゆり」と使うようになったそうです。










 今回の視察研修は、日本に於ける唯一の県民を総動員した地上戦である沖縄戦の悲惨さを伝え、二度とこのような戦争を繰り返さぬよう、人々の記憶のなかから沖縄戦の惨禍を忘れることなく語り継いでいかなければならないと感じました。

▽ 朝の写真は山清路の風景です。





 その他生坂村では、公民館でわら細工講座、地域未来塾、少年少女バドミントン教室、小学生バレーボール教室、少年少女サッカー教室U-15などが行われました。

一般質問と令和元年第4回生坂村議会定例会の閉会の挨拶

2019年12月13日 | 議会の挨拶
 13日(金)は日差しが届いて、昼間は暖かさを感じましたが、日が暮れるとヒンヤリ感が増した一日でした。 
 午前10時から今定例会一般質問では、7名の議員各位が下記の一般質問の通告に対して登壇いたしました。

 生坂村議会の一般質問通告
  
順番 質問議員     質問内容                         質問の相手

1 吉澤 弘迪  1 台風19号での防災上の反省点
        (1) 台風19号に対する村の防災対応と各区の防災活動について       副村長
        (2) 反省点
         今回の台風19号での防災活動では次のような反省点がある。       副村長
        (イ)安全な避難方法の確認
        (ロ)自主防災組織での防災マニュアルの作成
        (ハ)災害に対する警戒心を持つことが必要
        (3)避難所として「やまなみ荘」を利用する場合に特別料金を       村 長
        (4)各区の防災組織に防災士の配置を




2 一ノ瀬貞男 1 防災対策の見直しについて                    村 長
                                          副村長
        2 AI活用のモデル事業に参加の考えは               村 長




3 太田 譲  1 人口減少対策「仕事」                     村づくり推進室長
                                          村 長



 

 5名の区長さん方が傍聴に来てくださり、一般質問を全部聞いていただきました。

4 字引 文威 1 台風等豪雨災害時のインフラ設備の維持保全確保は
        (1) ハザードマップの進捗状況は                   副村長
        (2) 農集排施設の浸水対策は                     振興課長
        (3) 当村給水水源の安曇野市【明科第3水源地】は   
        (4) インフラ施設の浸水対策の考え方      
        2 生坂村簡易水道事業の「老朽施設更新並びに耐震化工事」について
        (1)漏水対策工事の改善状況は                  振興課長
        (2) 生坂村簡易水道事業の「老朽施設更新並びに耐震化工事」の対応は  村 長




5 瀧澤 龍一  1 獣被害対策の進捗は                      村 長
         2 村広報手段としてのICNについて               担当課長
         3 大城・京ヶ倉トレッキングコースについて

 
6 望月 典子  1 やまなみ荘の運営についての対応は               住民課長
         2 「広報いくさか」誌の活用について               村づくり推進室長


   
 
7 市川 寿明  1 「聞こえのバリアフリー」にサポートを
         (1)当村における加齢性難聴者の実態は掌握されていられるか      関係課長
         (2)難聴者支援方針を伺いたい                   村 長


        

 今回の一般質問の議事録は、議会事務局からホームページにアップしますので、そちらをご覧いただきたいと思います。今回も一般質問に対しての現状や状況等については、担当部署の課長達に答弁していただき、私は、主に質問のご提言に対しての施策や方向性などの内容を答弁させていただきました。
 今回も当村の課題に対して、議員各位から質されまして、行政として現状と今後の対策等を答弁させていただきました。議員各位と当村の課題を共有していますので、答弁内容に沿って、議会と協議を進めながら的確に、課題解決、方向付けをしてまいりたいと考えます。


   令和元年第4回生坂村議会定例会の閉会の挨拶
 
 それでは、令和元年第4回生坂村議会12月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。


 6日から始まり8日間の日程の12月定例会でございましたが、慎重にご審議をしていただき、すべての議案を原案のとおりご採択くださり、誠にありがとうございました。
 さて、平成23年度から8回目になります「農業懇談会」は、今年度は、来年1月14日(火)の小立野区から2月25日(火)の古坂区まで全10区に出向き、人・農地プラン、県営中山間総合整備事業、道の駅いくさかの郷への農林水産物の栽培・出荷などについて説明をさせていただき、村民の皆さんからご意見・ご要望等をお聞きしたいと予定しております。
 議員各位におかれましては、大変寒い中ですが、多くの地区の農業懇談会にお越しいただき、村民の皆さんの農業に対するご意見・ご要望等の現状把握に努められ、当村の基幹産業であります農業の振興、農地の保全、担い手の育成等に対しましても、ご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。
 さて、特別交付税の12月交付分は本日公表されることになっておりますが、現時点ではまだ分からないところでございます。
 しかし、今定例会までに特別交付税で18,173千円を見込んでいますので、今回の特別交付税を加えますと、若干の留保額が見込まれますから、当初の財政調整基金と地域振興基金の繰入額が、99,000千円であり、前年度決算で80,000千円以上は積立しましたが、まだ一般会計で、3月の特別交付税を見込みますと、留保分は基金に戻すことができますので、今年度も基金を崩さなくてよいと考えているところでございます。
 そして、今月20日に令和2年度の予算編成会議を行いますが、政府は来年度、地方自治体に配分する地方交付税総額は、好調だった国の税収に陰りが見え、今年度当初の想定を、1兆~2兆円規模で下回るとみられており、来年度の国税収の見積もりへの影響は避けられない見通しで、地方税収の伸びも鈍化すれば、地方の財源不足は拡大し、穴埋めを臨財債に頼らざるを得ない場面が出てくることも予想されております。
 そういう中、当村の来年度の予算編成では、今定例会でお認めいただきました生坂村第6次総合計画を根幹に、いくさか村づくり計画、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、知恵を出し創意工夫をして、引き続き経費の節減と合理化に努めながら、村民の皆さんのニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な予算配分に努めてまいります。
 来年1月からそれぞれの運営協議会・運営委員会等でも来年度の事業、予算についてご審議いただき、その結果も反映させ、村民の皆さんのご理解とご協力もいただき、それらの目標の実現に向けた取組も推進してまいりたいと考えております。それらに加え、地区担当職員は、地区の課題の把握に努め、課題解決や活性化に向けて、「地域発 元気づくり支援金」や「絆づくり支援金」等による事業検討も行ってまいります。
 生坂村営やまなみ荘は、今年度も引き続き年末年始は通常営業をいたします。お正月の2日には「新年鏡開き、餅つきとお餅の振る舞い」を行い、12月30日から1月3日までは「竹炭湯」の提供、また、忘新年会プランもございますので、多くの皆さんにご利用いただきます様に、議員各位もご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
 第6次総合計画の将来像は、「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」です。キャッチフレーズは、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」でございます。
 村民の皆さんの英知を結集し、新たな発想で活力ある村づくりを進め、地域と村が元気になり、明るく健やかな生坂村を創り出すために、村民の皆さんのご理解、ご協力をお願いしますとともに、議員各位のご指導、ご支援をお願いする次第でございます。
 議員各位には、今年も残りわずかでございますが、健康にご留意なさり、良い年を迎えられますことをご祈念申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。


▽ 朝の写真は生坂ダム湖の風景です。







 その他生坂村では、議会全員協議会、小学校で4年はるかぜ交流・ALT、松本合庁移動販売などが行われました。

やまなみ荘のイルミネーション

2019年12月12日 | 生坂村の取組
 12日(木)から、今年は例年より多く、やまなみ荘正面玄関、駐車場入口、村民グラウンド土手、食堂前芝生と、広範囲にわたり装飾されたイルミネーションが点灯しました。





 設営に携わっていただいたいくさか大好き隊の皆さん、瀧澤さんお疲れ様でした。ありがとうございます。






 令和2年2月いっぱいまでの間、日没から午後9時まで点灯しています。綺麗なイルミネーションを見ながらご家族でお夕飯…または熱燗をギューッと一杯…いかがですか!
 皆様のお越しをお待ちしています。