信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂保育園 令和4年度卒園式

2023年03月24日 | 生坂村の行事

 24日(金)午前9時30分から令和4年度卒園式が挙行され、今年度は、男児5名、女児2名の7名が晴れて卒園されました。

 しっかりとお辞儀をして、少し緊張気味でも笑顔を見せながら入場してきて、卒園児たちがステージ上の椅子に座ったところです。

 ひまわり組の卒園児たちが、それぞれ将来なりたいことを言ってから、上條園長先生から、生年月日、保育の年数と「おめでとう!」と言われ、「ありがとうございます!」としっかり御礼を言ってから保育証書を受け取り、お母さんやお父さんのところに持っていきました。

 上條園長先生が、ひまわり組の皆さんは新型コロナウイルスの中で過ごしました。出来なかったことや中止にした行事もあります。しかし、そんな中でも持ち前の明るさで、みんなは他のことを考え、楽しく過ごそうとしていました。何でもやってみようという好奇心を大きく育てたように思いました。

 今年は特にみんなには、いっぱい活躍してもらいました。ゼロカーボン宣言、山雅プロジェクトの参加、カラットリンの新しい大型遊具への一番乗り、ご近所さんと木を植えたり、イルミネーションを飾ったりとみんなが小さい子を引っ張って活動してくれました。みんなはラッキーな本物体験をしましたね。みんなが堂々とカッコ良く参加していた姿が先生は嬉しかったです。

 テレビや新聞の方のインタビューに気持ちをしっかりと言葉にして返していました。コミュニケーションの力を付けました。みんななら大丈夫、自信を持って小学校で頑張ってください。

 みんなに二つだけお願いがあります。「ありがとう」という言葉を大事にしてください。いつもありがとうと言えるみんなです。きっと大人になっても愛される人になるでしょう。

 そしてみんなが植えたクロモジやムクロジの木が緑の新しい芽を出していました。みんなが汗をかいて、頑張って植えた木が大きくなるのを見に来てください。待っています。

 保護者の皆様、本日はご卒園おめでとうございます。制約のある生活の中で楽しさを見出し実現するために、友達と話し合って形にしてくれました。つくしちゃんハウスに絵を描こうという活動に「小さい子に聞いてみて、好きなものを絵にしよう」と話し合い、そこから図鑑で調べたりしながら友達と一緒に素晴らしい絵を残してくれました。相手の立場に立って自ら動こうとする年長さんでした。

 0歳児から入った子や3年保育の子と様々います。私どもに託してくださってありがとうございました。そして、様々なことにご協力をいただいたことに御礼を申し上げます。職員一同で子ども達の未来を共に見守っていければと思っております。

 2年前の増築未満児保育の充実が図れました。更に今年度は園庭の大型遊具のリニューアル、室内の自動水栓等々、安全安心の園運営ができました。園運営にお力添えをいただいたことに深く感謝を申し上げます。

 子ども達の夢が実るよう、深いご理解と温かいご協力を今後もいただければ幸いですなどの式辞を述べられました。

 

 私からは、この生坂保育園に入った頃は赤ちゃんが少し大きくなった感じで可愛かったです。今も可愛いですが、すっかり、お兄さん、お姉さんになりました。保育園ではみんなで絵を描いたり、歌を歌ったり、遊具で遊んだり、遊戯で踊ったり、遠足に行ったり、運動会で頑張ったり、美味しい給食をたべたり、とても楽しい思い出が一杯できたことと思います。

 また、生坂村ゼロカーボンシティ宣言を一緒にしていただいたり、地域の皆さんと木を植えたり、おいもを作って食べたり、松本山雅の皆さんとサッカーをしたり、村のCMに出て、ぶどうやおやきが美味しいと言ってもらったりと村内外に良い発信をしていただきありがとうございました。そして、皆さんにも良い経験と勉強になったと思います。

 小学校へ行っても、この保育園で仲良く遊んだお友達と一緒ですので、また元気に勉強に運動に頑張ってくださいね。

 保護者の皆さん、お子さんのご卒園誠におめでとうございます。ご入園された頃には、初めての集団生活に馴染めるか、お友達と仲良くできるか、給食はちゃんと食べられるかなど心配されたことが多かったと思います。

 でも、子ども達の成長は早いものだと感じます。これからも成長していくお子さんとしっかりと手を取りあって、歩んでいっていただきたいと思います。

 園長先生をはじめ先生方には、温かく時には厳しく保育をしていただき、子ども達がたくましく、しっかりとした行動ができるように導いていただいたご労苦に感謝を申し上げます。

 それでは皆さん、4月から小学生です。この保育園で学んだこと、経験したことを大切にして、健やかに、楽しく小学校生活を送られますよう願っておりますなどと祝辞を申し上げます。

 「思い出を語ろう」では、たんぽぽ組やチューリップ組と手をつないで散歩に出かけたこと、たんぽぽでブレスレットを作ったこと、去年のひまわり組さんからいただいたトマトやアサガオのタネを撒いたこと、6月にスマイル山雅農業プロジェクトで稲福選手とあやみどりの種を植えたこと、暑い日が続き毎日プールで泳いで楽しかったこと、みんなが大好きな運動会でシュートやリレーで走るのが楽しかったこと、カラットリンの遊具のぶどう部屋の秘密基地が楽しかったこと、おやきの登り棒が登りやすかったこと、二人乗りのそりをしたり雪だるまを作って楽しかったこと、不思議な種屋さんの劇を発表し恐竜になってオオカミを追いかけるのが楽しかったこと、木にイルミネーションを付けたらピカピカで綺麗だったことなど、とてもしっかりと話し、元気良く踊ったり歌ってくれました。

 チューリップ組(年少児)はリズム「うちゅうにムチュー」を元気に踊り、たんぽぽ組(年中児)はリズミカルに踊ったり、ひまわり組(卒園児)は、しっかり話したり、大きな声でしっかり歌ったりして、可愛い発表で微笑ましく感じました。

 保護者会長の丸山さんが、保育園に通い始めた当初、泣きながら私から離れようとしない我が子に後ろ髪をひかれる思いで仕事に向かっていました。いつまで泣いていたのだろう、ご飯はしっかり食べただろうか、お昼寝できただろうか、などと考えて迎えに行くと、嬉しそうに教室から出てくる姿にホッとしたと同時に嬉しく感じたのを覚えています。

 先生方が一人ひとりと丁寧に向き合ってくださったお陰で、子ども達は安心して過ごせるようになり、お友達ともたくさん遊び、心も大きく成長しました。

 他にも畑のお仕事やそこで収穫した野菜や果物を自分達で切ったり、調理をする体験をし、食の大切さを学びました。運動会や発表会では個性や強みを生かし、みんなで協力する姿を見ることができました。短時間の練習だったのにも関わらす真剣な表情でゴールまで乗り切った竹馬や、楽しみながらセリフや歌を披露していた子ども達の頑張りに驚いた気持ちが、今でも強く心に残っています。そして、子ども達が自分の力で自分の得意を見つけ、それを伸ばしていく力の可能性を知りました。

 それというのも、園長先生をはじめ先生方がお部屋や食事の環境を整えてくださるだけでなく、園の方針にもあるとおり、心身ともに健康で、強くたくましい子どもに。そして、温もりのある園舎や園外の自然の中で地域の方々にも支えられながら子ども達がのびのびと遊べる環境を作ってくださったお陰と感謝しております。

 これから先、子ども達の学校生活においてこの園で学んだことを生かして、日常に楽しみを見出し、心豊かに育っていけると信じておりますなどと御礼の挨拶をされました。

 先生方、年中児・年少児とお別れをして、保護者と一緒に巣立って行く卒園児の皆さんです。



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