第46回小学校運動会の後半は、休憩後10時30分頃から始まり、来入児の「まわれ!風車」を行いました。最初に4人で続いて3人ずつ3回行い、スタートからお兄さん、お姉さんが持っている風車を早く取って、走って行き、お兄さん、お姉さんにメダルを掛けてもらいました。
例年の「まわれ!風車」は、来年入学予定の保育園年長児たちが、元気に走る姿が微笑ましく、高学年生が作った風車がよく回っていましたし、面倒もよく見てくれていて感心しました。
今回の運動会の高学年による組体操は「ふるさと 生坂小学校」を行っていただき、生坂村の名所・旧跡、伝統、郷土料理などを形取っていただいた組み体操に会場全体から温かな拍手が贈られました。
先生の笛の合図で組体操の種目を一生懸命に取り組み、難しい形の体操も皆で力を合わせてがんばっている姿にとても感動しました。
低学年の種目「台風の目」は、児童たちが二人一組になり棒を持って走って、コーンのところで台風の目のように回る時は、上手に回る組と大きく回ってしまう組で差が付いてしまった感じがしました。
各陣地でも二人で持っている棒を、ジャンプして避けたり、しゃがんで避けたりして、掛け声によってタイミングを合わせ上手に進めていました。
「イクサカラットリンピック2024」は高学年全員の出場のリレーで、児童たちにはそれぞれ走りに差がありますので、先生方が接戦になる様にバトンリレーの位置を変えたりして組んでいたように感じました。
4年生から6年生までのリレーは、真剣にバトンをつなぎ必死に走り、接戦に負けまいと抜きつ抜かれつの走りに、みんなの応援にも力が入り最高に盛り上がりました。
全校による「引っぱれ!あっぱれ!全校綱引き!」は、先生方の旗振りに合わせ、皆で息を合わせ力を込めて、絶対に負けまいと必死に引っぱっていました。
先生方や会場の応援にも力が入り、その応援を力に変えて両チームとも一生懸命に引っぱっていて、その姿に逞しさを感じました。
最後今回は生坂音頭を児童達と先生方に加えて、保護者や来賓にも声が掛かり、我々も一緒に踊らせていただきました。
児童たちが郷土生坂村に関心を持っていただくための恒例「生坂音頭」の踊りも入れていただき嬉しかったです。
「みんなで 協力して 最後までがんばろう!」をスローガンに、小規模校のメリットを活かして、児童たちが多くの競技に出られ、一生懸命に様々な競技や演技をし、競技の準備や片付けなどの役割もしっかりと務め、みんなで協力して頑張っていた児童たちの姿に、元気と感動をいただいた素晴らしい運動会でした。
最後の閉会式では赤組が勝利し、お互いに健闘をたたえ合って、頑張った両組にトロフィーが贈られ、校歌斉唱をして予定通り終了しました。
今回も最後まで一生懸命に頑張っていた児童たちの姿に感動し、先生方のご指導と児童たちの努力に心から感謝を申し上げますとともに、運動会や校庭の準備などにお力添えをいただいた保護者など関係の皆さんに御礼を申し上げます。