信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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地区要望箇所現地調査4日目&長野県町村会役員会及び知事への提案・要望&グリーンパークブリッジ周辺からの風景

2022年11月11日 | 生坂村の報告

 11日(金) 午前9時30分から今年4日目の地区要望箇所の現地調査を行いました。

 令和元年度から各区の要望箇所を把握して、調査内容を検証し来年度当初予算に計上するためと、来年度早々から工事が実施できるように秋に実施しています。

 4日目は下生坂区と大日向区を実施しました。各区長と役員の皆さんから説明を受け、太田議長をはじめ議員各位に同行していただき、私と副村長、振興課の課長・係長、地区担当職員と一緒に、新規の要望箇所を中心に調査を行いました。

 最初は下生坂区の込地・重地常会の県道大町麻績インター千曲線の重地区から込地地区までの村道の路肩の陥没箇所を調査しました。この個所の法面は蛇籠で安定しているために陥没している路肩部分の補修を実施するように検討することとしました。

 次に同じ村道の込地・重常会の地区水道の貯水池から余水が出ている水路の調査をし、大雨時に水路が草や土砂で覆われているために、雨水があふれ出て村道に流れ込んでしまうため、水路幅と深さを大きく整形して対応できるか検討することとしました。

 次に南部常会の有害鳥獣侵入防止策の破損している個所の調査し、南部常会で近日に修繕するとのことでしたので、その後の状況を確認して対応することとしました。

 次に南部常会の国道19号を横断して流れている沢が国道より山側部分で土砂が溜まっている個所を調査し、河川の土砂を浚渫する事業で有利な起債があるか調べて対応を検討することとしました。

 次に木竹常会の村道の排水路に土砂や落ち葉が入り込んでしまい水路清掃が困難な個所の調査を行い、縞鋼板とグレーチングで対応できるか検討することとしました。

 要望個所は他にもありましたが、後日振興課で区長さんに確認して対応することとしました。

 毎回、緊急性、危険性、必要性、公平性等を考慮して、限られた財源の中、なるべく多くの要望にお応えしているところですが、今回も新たに各区から数々の要望があり、安全・安心な生活を確保するためにしっかり協議してまいります。

 午前10時50分からは大日向区に場所を移し、区長と役員の皆さんに説明いただき、初めに南平常会の花壇付近の村道の排水路が大雨時に溢れてしまう個所と、その水路の下流が老朽化している個所を調査しました。

 雨水が溢れてしまう個所は大き目な集水桝の設置で対応できるのか、また、老朽化した個所の修繕も含めて事業費が多額になるために補助事業があるか併せて検討して対応することとしました。

 次に北平常会の村道から水田に入る進入路の土留めが腐食し始めている個所の調査をし、この個所は土留め修繕をどのように行うか調整して対応を検討することとしました。

 次に村道上の法面に伐採した木が枯れて危険な個所の調査をし、3本の木の伐採についてどのように対応するか検討することとしました。

 次に村道の陥没の修繕個所を調査し、その個所は水田用水の排水路だったということで、暗渠の管の状態などを試掘して状況を把握してから対応することにしました。

 

 次に用水の集水桝に蓋をするように要望された個所を調査し、蓋を掛ける3箇所について縞鋼板で対応できるか検討することとしました。

 次に村道の排水路に蓋を掛ける要望個所の調査をし、工法等を調査し対応できるか検討することとしました。

 最後に里道沿いに敷設された水路が老朽化している個所の調査をし、この里道の扱いを確認するとともに、宅地の石積も係ってくるために所有者と協議して検討することとしました。

 今回の要望に関しても、来年度の限られた財源の中で、有利な起債事業を検討しての事業化や、村単での工事対応などですので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

 午後2時20分からは長野県町村会役員会が開催されました。

 最初に、長野県伝統的工芸品産業振興条例(仮称)について、県議会議員の皆さんからご説明いただき協議をした後、羽田会長さんからご挨拶をいただき始まりました。

 役員会の主な協議事項は、知事への要望について、町村長会議について、12月役員会等日程等について協議し、原案通り承認されました。

 報告事項としては、火山防災の日(仮称)について、ゼロカーボン社会共創プラットフォームについて、満蒙開拓平和記念館「自治体パートナー制度」の加入状況について、新型コロナウイルス感染症に対する本会の対応等について、国への要望運動について、全国町村会の動向などについて報告がありました。

 午後4時からの知事への提案・要望は、県町村会 羽田会長さんと県町村議長会 渡邊会長さんから阿部知事さんに要望書を手渡してから始まりました。

 最初に県町村会 羽田会長さんから、町村会で協議して提案する23項目の中、重点提案9項目の内「災害に備えた公共事業の推進」「地域公共交通対策の推進」「情報化施策の推進」「医療・福祉人材のい確保」「国民健康保険及び介護保険制度の円滑な実施」の5項目に対して説明されながら要望いたしました。

 次に、県町村議長会 渡邊会長さんからの提案・要望については、重点項目の「地域経済活性化対策の推進」「農業・農村対策の推進」「道路等交通網の整備促進」「河川・砂防施設の整備促進」の4項目に対して説明され要望しました。

 阿部知事さんは、新型コロナウイルス感染症の対策は極めて重要であるが、市町村と力を合わせてワクチン接種を進めるが強い行動制限は取らないこと、価格高騰対策も市町村と連携を取りながら対応したいこと、人口減少により人材確保が難しいが、4期目の公約として、「対話と共創」により豊かな社会を作りたいなどと挨拶をされました。

 羽田会長さんと渡邊会長さんから説明されました重点提案・要望書について、それぞれ担当の部長さん方から詳しく回答をしていただきました。

 重点提案・要望やそれ以外の要望項目についての意見交換では、阿部知事から防災・減災対策、最低限のインフラの公共交通、DXの人材の育成確保、マイナンバーカードの普及、医師・医療関係の人材確保、子育て支援策、高校再編と教育の充実などのなどの話をされ、DX化は県と市町村が連携して対応していただきたいこと、地域交通のオンデマンドの実証実験を行っていること、地域公共交通のオンデマンド化の取組のこと、国の許認可により保育士の雇用が難しいことなど意見が出され、それぞれご回答をいただきました。

 長野県町村会は4つの部会で時間を掛けて協議をし、23項目の提案・要望をしていますので、今後とも阿部知事はじめ関係部署の皆さんのご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込めていたグリーンパークブリッジ周辺からの風景を撮影しました。

グリーンパークブリッジ周辺からの風景

 本日生坂村では、保育園で避難訓練、小学校で検尿②・身体測定・視力検査(低)・ALT・数検、中学校で検尿②・数学検定、総務課関係工事開札、集団検診、結核・肺がん検診、松本合同庁舎移動販売、4班の皆さんの元気塾などが行われました。



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