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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県町村長会議

2016年01月20日 | 私の活動報告

△ 長野県町村会長兼全国町村会長の藤原川上村長さんが、地方創生と一億総活躍社会の中、しっかり地方の声を届けることが大切であり、自主性・独自性を発揮するために地方の自主財源確保では、地方交付税総額が確保されたことに評価をされ、TPP大筋合意を受けては、農林業中心の長野県の町村が多い中、その影響を心配されており、地方は食料の安定供給や水源のかん養など、大きな役割を果たしていることについてご挨拶をされました。

 20日(水)午後1時15分から、毎年度恒例の全国町村会館で「長野県町村長会議」が開催されました。
 私は、朝1時間ほど除雪作業をして、会議に間に合う特急あずさに乗るために明科駅に行きましたら、雪で電車に遅れが出ており、長野から北陸新幹線で東京に向かいました。あずさで着く時間より1時間近くも早く着き、新幹線の利便性を痛感しました。

▽ 会議は、長野県町村会長兼全国町村会長の藤原川上村長さんのご挨拶で始まり、総務省大臣官房審議官 内藤尚志様より「平成28年度地方財政対策について」説明をしていただきました。


 一般財源総額について、平成27年度を0.1兆円上回る61.7兆円を確保され、地方税が増収となる中で、地方交付税総額については、前年度とほぼ同程度の額を確保しつつ、赤字地方債である臨時財政対策債の発行を大幅に抑制したとのことでした。また、地方の重点課題であります高齢者支援や自治体情報システム改革等に取り組むために必要な経費を重点課題対応分(仮称)として地方財政計画の歳出に計上し、「まち・ひと・しごと創生事業費は引き続き1兆円を確保されたなどの説明を受け、それらの交付金をしっかり活用しなければと感じました。

▽ 次に農林水産省大臣官房総括審議官 佐藤速水様から「農林水産分野におけるTPP対策について」説明していただきました。


 お米、小麦、豚肉、りんご、野菜など品目毎の農林水産物への影響については、殆ど品目で国際的に高い品質面や稀少的な商材としての差別化などで、輸入の増大は見込み難く、影響は限定的と見込まれるとのことでした。しかし、お米の備蓄米を最大78.400tにすることの備蓄運営で、外国産米の主食用米生産に対する影響の食い止めの検討や更なる競争力の強化が必要であり、関税削減・撤廃による輸入相手国の変化等により、長期的には国産りんごや野菜の価格の下落も懸念されることから生産性向上等の体質強化対策の検討が必要などと説明を受けました。
 そして、対世界輸出額の約3割を占める重要な市場であるTPP諸国で更なる輸出拡大が期待され、和食の普及との相乗効果による輸出拡大の好機にとらえて、更なる輸出促進の取組を強化していくとのことでした。また、既存の農林水産予算に支障を来さないよう政府全体で責任を持って毎年の予算編成過程で確保するとのことであり、農業農村整備事業の予算も大幅な増額になりましたので、当村が今年度から実施しています「県営中山間総合整備事業」を順調に進めていかなければと感じました。

▽ 最後は、プロスキーヤー三浦豪太氏から「オリンピックからエベレストへ~冒険人生の中から得たもの~」と題して講演していただきました。




 2013年に80歳の父・三浦雄一郎さんをサポートして2度目のエベレストに登頂した時のお話とお父さんのプラス思考、メタボからの脱却、不整脈の心房細動の克服、骨盤骨折の自然治癒などの「守りの健康法と攻めの健康法」のお話、モーグル競技と怪我を押してオリンピック候補になったお話、高山村で行っている「アンチエイジング」のお話など多岐にわたり拝聴しました。

▽ 写真は小舟集落で雪が激しく降っている時の風景です。






 その他生坂村では、保育園で保育参観・子育て支援講演会、小学校で授業参観・PTA総会、児童館であみものくらぶ、健康管理センターで献血、ボランティア配食サービス、第2回村づくり研究会等が行われました。

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