信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

太田村議会議長 新年あいさつ

2024年01月01日 | 挨拶
 新年明けましておめでとうございます。
 輝かしい新春を迎えるにあたり議会を代表し、新年のご挨拶を申し上げます。
 村民の皆様には、平素から議会に対しまして、温かいご支援とご理解を賜り議員一同深くお礼申し上げます。

 昨年は、コロナ感染症の5類移行に伴い様々な活動が再開され、アフターコロナ・ウィズコロナに向け動き出した1年でありました。
本村におきましては、4月に県内3番目となる脱炭素先行地域づくり事業に採択され、世界的な問題となっている異常気象の原因の1つとされている二酸化炭素排出の抑制として再エネ施策による自主エネルギーの確保により環境問題解決の一助と、その自然エネルギーを活用しながらレジリエンスの強化を図り停電時の電力供給が滞る不安を払い、村民生活の安心安全の確保をおこなうと共に、この事業を通して見込まれる交流人口の増加による生坂村の活性化、また、この取組を全国に波及する先進的取組みとして非常に注目され、期待もされています。我々議会も村民の皆様の未来の安心安全を構築していくために議論をして、この事業をしっかり前に進めていきたいと考えます。

 議会の取組みとしては「議員のなり手不足の解消」と「若者の議会参加」の施策の1つとして、令和3年度から実施している議員報酬の改定について、地方議会の課題解決に向けた先進的な取り組みとして全国議長会などで名誉ある賞を受賞し、その関係で県内外の議会の多くから視察に訪れて頂き大きな評価を受ける一方、村内アンケートにおいては施策に対する見直しの声もあり、議員個人の素行に対する問題と議会施策を切り離して回答をして頂けなかったことは非常に残念ではありますが、頂いた意見として真摯に受け止め、今後しっかり協議をおこない令和7年の改選までに判断していければと考えています。

 また、談話室「山彦」についてですが、コロナ5類移行に併せ「待つ」から「行く」にフェーズを変えて、より多くの方の意見を聴収できる体制を整えました。昨年7月には社協の職員さんと初の出張「山彦」を実施しました。今後は今までお話の出来なかった方々を中心に1人でも多くの皆さまの意見をお聞きし反映していけるよう進めていきたいと考えています。

 令和4年12月のタブレット端末導入により、DX化とペーパーレスに向けての取組みも少しずつですが進めています。紙による議会説明資料の削減、職員の資料作成の負担軽減、議会説明資料の電子化により出向先での閲覧などが容易になるなど利便性の向上が徐々に図られることが期待されると考えています。時代の流れに議会から積極的に取組みデジタル社会に対応していく姿勢を見せていきたいと考えています。

 只今ご報告した取組み等をおこないながら、議会として、人口減少少子高齢化に歯止めがかからない中でも、村の抱える課題にしっかりと向き合い、議会の役割を果たし持続可能な生坂村として進んでいけるよう将来を見据えた議会活動が出来るよう議員の資質向上に努めると共に皆様に御理解していただける議会を目指していきたいと考えますので、本年も皆様方のご意見、ご指導を賜り、より身近な議会、関心を持っていただける議会となるよう、全議員で努力して参ります。

 今年の干支は辰であります。辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形が整う年と言われています。そのように生坂村の形が整い更なる成長ができればと考えます。
 結びに、新しい年が村民の皆様にとりまして、幸せで実り多い年となりますよう、議員一同心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。新年明けましておめでとうございます。
                     令和6年1月1日
                       生坂村議会議長 太田 讓

△▽ 毎朝恒例の撮影は、スカイスポーツ公園に上がり、朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。

 本日生坂村では、各地区で新年会などが行われました。


最新の画像もっと見る